JIS C 6827:2015 光ファイバ波長分散試験方法

JIS C 6827:2015 規格概要

この規格 C6827は、石英系シングルモード光ファイバ,石英系マルチモードグレーデッドインデックス形光ファイバ及び全プラスチックマルチモードグレーデッドインデックス形光ファイバの波長分散の試験方法について規定。

JISC6827 規格全文情報

規格番号
JIS C6827 
規格名称
光ファイバ波長分散試験方法
規格名称英語訳
Test methods for chromatic dispersion of optical fibers
制定年月日
1989年1月1日
最新改正日
2019年10月21日
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対応国際規格

ISO

IEC 60793-1-42:2013(MOD)
国際規格分類

ICS

33.180.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1989-01-01 制定日, 1995-01-01 改正日, 2001-09-20 確認日, 2005-01-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 6827:2015 PDF [24]
                                                                                   C 6827 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語,記号及び定義・・・・[1]
  •  4 測定方法の分類・・・・[1]
  •  5 試験状態・・・・[2]
  •  6 方法の概要・・・・[2]
  •  6.0A 波長分散・・・・[2]
  •  6.1 方法A“位相法”・・・・[2]
  •  6.2 方法B“パルス法”・・・・[2]
  •  6.3 方法C“微分位相法”・・・・[3]
  •  7 基準測定方法・・・・[3]
  •  7.1 SGI,PGI-200/490,PGI-120/490及びPGI-62.5/245・・・・[3]
  •  7.2 SSMA,SSMA・T,SSMA・U,SSMB,SSMD,SSME及びSSMF・A 38 試験装置・・・・[3]
  •  8.1 一般事項・・・・[3]
  •  8.2 励振光学系・・・・[3]
  •  8.3 高次モードフィルタ(シングルモード)・・・・[3]
  •  8.4 入力部固定ジグ・・・・[3]
  •  8.5 出力部固定ジグ・・・・[4]
  •  8.6 計算処理装置・・・・[4]
  •  9 サンプリング及び被測定光ファイバ・・・・[4]
  •  9.1 被測定光ファイバの長さ・・・・[4]
  •  9.2 被測定光ファイバの端面・・・・[4]
  •  9.3 リファレンス光ファイバ・・・・[4]
  •  10 手順・・・・[4]
  •  11 計算・・・・[4]
  •  11.1 一般事項・・・・[4]
11.2 SGI,PGI-200/490,PGI-120/490,PGI-62.5/245,SSMA,SSMA・U及びSSMF・A 5
11.3 SSMA・T 5
  •  11.4 SSMB・・・・[5]
  •  11.5 SSMD及びSSME・・・・[5]
  •  12 結果・・・・[6]
  •  12.1 各測定について記録しなければならない情報・・・・[6]
  •  12.2 要望が出された場合に提示しなければならない情報・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 6827 pdf 1] ―――――

C 6827 : 2015

pdf 目次

ページ

  •  13 仕様情報・・・・[6]
  •  附属書A(規定)方法A“位相法”に関する要求事項・・・・[7]
  •  附属書B(規定)方法B“パルス法”に関する要求事項・・・・[12]
  •  附属書C(規定)方法C“微分位相法”に関する要求事項・・・・[15]
  •  附属書D(規定)波長分散近似・・・・[19]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[21]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 6827 pdf 2] ―――――

                                                                                   C 6827 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産
業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS C 6827:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 6827 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6827 : 2015

光ファイバ波長分散試験方法

Test methods for chromatic dispersion of optical fibers

序文

  この規格は,2013年に第3版として発行されたIEC 60793-1-42を基に,対応する部分については対応国
際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定
されていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の
一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,石英系シングルモード光ファイバ,石英系マルチモードグレーデッドインデックス形光フ
ァイバ及び全プラスチックマルチモードグレーデッドインデックス形光ファイバ(以下,総称する場合,
光ファイバという。)の波長分散の試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60793-1-42:2013,Optical fibres−Part 1-42: Measurement methods and test procedures−
Chromatic dispersion(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6824 マルチモード光ファイバ帯域試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60793-1-41,Optical fibres−Part 1-41: Measurement methods and test
procedures−Bandwidth(MOD)
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−通則

3 用語,記号及び定義

  この規格で用いる主な用語,記号及び定義は,JIS C 6820による。

4 測定方法の分類

  測定方法は,位相法(方法A),パルス法(方法B)及び微分位相法(方法C)とする。方法A,方法B

――――― [JIS C 6827 pdf 4] ―――――

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C 6827 : 2015
及び方法Cは,指定波長範囲にわたる次の光ファイバの波長分散の測定に適用する。
− 石英系マルチモードグレーデッドインデックス形光ファイバ(SGI)
− PGI-500/750を除く全プラスチックマルチモードグレーデッドインデックス形光ファイバ
(PGI-200/490,PGI-120/490及びPGI-62.5/245)
− 石英系シングルモード1 310 nmゼロ分散形光ファイバ(SSMA),石英系シングルモード1 550 nmカ
ットオフシフト形光ファイバ(SSMA・T),石英系シングルモード1 310 nmゼロ分散・低OH形光ファ
イバ(SSMA・U),石英系シングルモード1 550 nm分散シフト形光ファイバ(SSMB),石英系シング
ルモードノンゼロ分散シフト形光ファイバ(SSMD),石英系シングルモード広波長域ノンゼロ分散シ
フト形光ファイバ(SSME),及び石英系シングルモード低OH・曲げ損失低減形光ファイバ(SSMF・A)
方法A,方法B及び方法Cは,1 kmを超える光ファイバ又はケーブル長さに適している。それより短
い長さに対しても適用してよいが,正確さ及び再現性が低下する可能性がある。

5 試験状態

  試験状態は,JIS C 60068-1の5.3[測定及び試験のための標準大気条件(標準状態)]の規定に従い,温
度15 ℃35 ℃,相対湿度25 %75 %,かつ,気圧86 kPa106 kPaとする。ただし,標準大気条件で試
験することが困難な場合は,判定に疑義が生じない場合,標準大気条件以外で試験を行ってもよい。その
場合は,試験状態を記録する。

6 方法の概要

6.0A 波長分散

  波長分散は波長によって変化する。波長の関数として群遅延を測定する方法があり,測定データを波長
で微分して,波長分散と分散スロープとを求める。通常,数学モデルに近似して微分値を得る。各波長に
おける波長分散を直接測定する方法もある。
ある光ファイバの種類においては,指定されたモデルのパラメータによって,波長分散特性を規定する。
この場合,関連する勧告又は規格は,規定パラメータの決定に適切なモデルを定義する。また,一つ以上
の指定波長区間において,所定範囲内の波長分散を規定する光ファイバの種類もある。後者の場合,波長
境界で直接測定を行うか,群遅延測定手法による近似モデルを利用するか,又は直接測定しない特定波長
の分散値を補間計算するために少ない数のパラメータを使うか,の方法を用いる。
附属書Dに,波長分散近似の概要,及び任意の測定法又は光ファイバの種類に適用できる,幾つかの近
似式を示す。

6.1 方法A“位相法”

  この方法は,異なる波長の正弦波変調光源間の相対位相シフトを用い,指定された波長範囲における,
光ファイバの波長分散を求める手順である。通常,光源にはレーザダイオード,フィルタ付き発光ダイオ
ード,又はフィルタ付きの増幅された自然放出光(ASE)光源を用いる。相対位相シフトは,相対時間遅
延に変換し,その結果得た群遅延データを,各光ファイバの種類について定義する式に近似する。

6.2 方法B“パルス法”

  時間領域法とも呼ぶこの方法は,光ファイバラマンレーザ光源,又はゼロ分散波長と等しくない波長で
動作する複数のレーザダイオードを用い,光ファイバの波長分散を求める手順である。
この方法では,長さが既知の光ファイバを通る光パルス遅延の時間差を,幾つかの波長において測定す
る。また,短いリファレンス光ファイバを用いて基準とする一連の測定を行い,被測定光ファイバの測定

――――― [JIS C 6827 pdf 5] ―――――

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