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JIS C 6838:2001 規格概要
この規格 C6838は、直線上に複数の石英系マルチモード光ファイバ素線及び石英系シングルモード光ファイバ素線を並べたテープ形光ファイバ心線について規定。
JISC6838 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C6838
- 規格名称
- テープ形光ファイバ心線
- 規格名称英語訳
- Fiber ribbons
- 制定年月日
- 1993年10月1日
- 最新改正日
- 2019年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60794-1-2:1999(MOD), IEC 60794-3:1994(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 33.180.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
- 改訂:履歴
- 1993-10-01 制定日, 2001-03-20 改正日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2019-03-20 改正
- ページ
- JIS C 6838:2001 PDF [14]
C 6838 : 2001
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS C 6838 : 1993は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認については,責任はもたない。
JIS C 6838には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
――――― [JIS C 6838 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 6838 : 2001
テープ形光ファイバ心線
Fiber ribbons
序文 この規格は,1994年に発行されたIEC 60794-3, Optical fibre cables−Part 3 : Telecommunication cables
−Sectional specification及び1999年に発行されたIEC 60794-1-2, Optical fibre cables−Part 1-2 : Generic
specification−Basic optical cable test proceduresのうち,テープ形光ファイバ心線の特性及び試験方法にかか
わる部分を基にして,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,光ファイバの種類
及び形名はJIS C 6820の規定に,試験場所の状態はJIS C 0010に従っている。
なお,この規格の中で点線の下線を施してある部分は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,直線上に複数の石英系マルチモード光ファイバ素線及び石英系シングルモー
ド光ファイバ素線を並べたテープ形光ファイバ心線について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60794-3 : 1994 Optical fibre cables−Part 3 : Telecommunication cables−Sectional specification
(MOD)
IEC 60794-1-2 : 1999 Optical fibre cables−Part 1-2 : Generic specification−Basic optical cable test
procedures (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
備考 ISO/R 463 : 1965 Dial gauges reading in 0.01mm, 0.001 in and 0.000 1 inからのすべての引用事
項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS C 0010 環境試験方法−電気・電子−通則
備考 IEC 60068-1 : 1988, Environmental testing Part 1 : General and guidanceからのすべての引用事項
は,この規格の該当事項と同等である。
JIS C 6820 光ファイバ通則
備考 IEC 60793-1-1 : 1999, Optical fibres−Part 1-1 : Generic specification−Generalからのすべての引
用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS C 6821 光ファイバ機械特性試験方法
――――― [JIS C 6838 pdf 2] ―――――
2
C 6838 : 2001
備考 IEC 60793-1-3 : 2000, Optical fibres−Part 1-3 : Generic specification−Measuring methods for
mechanical characteristicsからのすべての引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS C 6832 石英系マルチモード光ファイバ素線
備考 IEC 60793-2 : 1998, Optical fibres−Part 2 : Product specificationsからのすべての引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
JIS C 6835 石英系シングルモード光ファイバ素線
備考 IEC 60793-2 : 1998, Optical fibres−Part 2 : Product specificationsからのすべての引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 6820の規定による。
4. 種類及び形名
4.1 形名の構成 形名の構成は,JIS C 6820の4.(形名)の規定に基づき,次の配列による。
2次被覆の 光ファイバ 光ファイバ 光ファイバ 光ファイバ
材質を表す 素線の数を − の材質を表 の構造を表 − の寸法を表
記号 表す記号 す記号 す記号 す記号
例 U 4 − S SMA − 9.3/125
備考1. 2次被覆の材質を表す記号は,U又はZで表し,Uは2次被覆材料がUV硬化樹脂であること
を表し,Zはそれ以外の材料であることを表す。
2. 素線の数は,テープ形光ファイバ心線を構成する素線の数で表す。
3. 光ファイバの材質を表す記号はSとし,石英系を表す。
4. 光ファイバの構造を表す記号は,JIS C 6820の4.2.2(光ファイバの屈折率分布又は種類)に
基づいて,表1による。
表1 光ファイバの屈折率分布又は種類
記号 光ファイバの屈折率分布又は種類
SI マルチモードステップインデックス形
QI マルチモード疑似ステップインデックス形
GI マルチモードグレーデッドインデックス形
SMA シングルモード1 310nmゼロ分散形
SMA・T シングルモード1 550nmカットオフシフト形
SMB シングルモード1 550nm分散シフト形
SMC シングルモード1 550nm分散フラット形
SMD シングルモードノンゼロ分散シフト形
5. 光ファイバの寸法を表す記号は,コア径(シングルモード光ファイバの場合は,モードフィ
ールド径)/クラッド径で表し,単位はマイクロメートル ( ‰
なお,小数点以下1けたの数字が0でない場合は,小数点以下1けたを含む数字で表す。
4.2 種類 テープ形光ファイバ心線の種類は,構造,寸法などによって分類する。例を表2に示す。
表2 光ファイバ心線の種類(例)
種類
U2-SGI-50/125
U4-SSMA-9.3/125
U8-SSMB-8/125
――――― [JIS C 6838 pdf 3] ―――――
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C 6838 : 2001
5. 性能 損失及び帯域(又は分散)の性能は,JIS C 6832及びJIS C 6835の規定による。
6. 材料,形状及び寸法
6.1 光ファイバ素線 光ファイバ素線は,次のa)又はb)に規定する光ファイバ素線のうち,いずれかを
用いる。
a) IS C 6832
b) IS C 6835
6.2 光ファイバ心線 光ファイバ素線は並列に配置し,通常,使用者の要求事項に従って各2,4,6,8,
10又は12心のテープ形光ファイバ心線を形成するが,5心のテープ形光ファイバ心線が,使用される場合
もある。テープ形光ファイバ心線内の光ファイバ素線は平行のままとし,交差しないようにする。
設計の目的としては,テープ形光ファイバ心線内の隣接光ファイバ素線が接触し,光ファイバ素線の中
心線がまっすぐで,平行かつ同一平面上にあるものとする。
他に規定されていない限り,各テープ形光ファイバ心線は印刷されている凡例又はテープ形光ファイバ
心線内の基準光ファイバ素線の独自の着色及び/又はテープ形光ファイバ心線の2次被覆の着色によって
識別する。
通常,テープ形光ファイバ心線の構造は,接着剤により光ファイバ素線を2次被覆の厚さによってエッ
ジボンド形又はカプセル形として指定されている。図1は,接着剤が光ファイバ素線相互間に全面的に塗
布されているエッジボンド形の構造を示している。図2は,接着剤が光ファイバ素線の1次被覆を十分覆
っているカプセル形の構造を示している。両方のテープ形光ファイバ心線の構造とも,この規格の要求事
項を満たすことができる。
図1 テープ形光ファイバ心線の断面図(エッジボンド形構造)
図2 テープ形光ファイバ心線の断面図(カプセル形構造)
テープ形光ファイバ心線の一部のパラメータは,光ファイバ素線及び完成品の光ケーブルの試験では完
全な性能評価ができないので,測定する。これらのパラメータを,図3に示し,その規定を表3に示す。
表3の数値はすべて最大値である。
a) 定義 図3は,次に定義する(現在検討中である)各種の幾何学的寸法及び整列寸法が記載されてい
るテープ形光ファイバ心線を示した横断面図面である。
幅及び厚さ : テープ形光ファイバ心線の幅 高さhは,テープ形光ファイバ心線の断面積が最小と
なる寸法である。
――――― [JIS C 6838 pdf 4] ―――――
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C 6838 : 2001
基準線 : 基準線は,テープ形光ファイバ心線の横断面に,テープ形光ファイバ心線の最初の光ファイ
バ素線(光ファイバ1)と最後の光ファイバ素線(光ファイバn)の光ファイバ中心を横断する直線
として示す。
光ファイバ配列 :
1) 水平光ファイバ分離 : 光ファイバ素線の水平分離は,テープ形光ファイバ心線横断面における基準
線上にある二つの光ファイバ中心の正投影距離である。
二つの水平分離パラメータは,次のように区別する。
− 隣接光ファイバd間の中心から中心までの距離
− 両端光ファイバb間の中心から中心までの距離
2) 厚さ方向不ぞろい量 : テープ形光ファイバ心線の厚さ方向不ぞろい量Pは,光ファイバの最大垂直
分離の絶対値の合計である。
光ファイバの垂直分離は光ファイバ中心から基準線までの直交距離である。垂直分離は基準線よ
り上の光ファイバについては正,基準線より下の光ファイバについては負とする。
より厳格な要求事項は,受渡当事者間で合意する必要があり,採用するスプライス又はコネクタ
法によって決まる。
図3 テープ形光ファイバ心線の寸法
表3 テープ形光ファイバ心線の寸法
光ファイバ素線数 テープ幅 テープ厚さ 光ファイバ配列
光ファイバピッチ 両端光ファイバ 厚さ方向不ぞろい量
中心距離
w h d b p
2 700 480 280 280 −
4 1 220 480 280 835 50
5 1 470 480 − − −
6 1 770 480 280 1 385 50
8 2 300 480 300 1 920 50*
10 2 850 480 300 2 450 50*
12 3 400 480 300 2 950 50*
備考 *は,暫定的な値である。
参考 5心のテープ形光ファイバ心線が使用される場合がある。
7. 外観及び機械試験
――――― [JIS C 6838 pdf 5] ―――――
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JIS C 6838:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60794-1-2:1999(MOD)
- IEC 60794-3:1994(MOD)
JIS C 6838:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.10 : 光ファイバ及び光ケーブル
JIS C 6838:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISC60068-1:2016
- 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
- JISC6820:2018
- 光ファイバ通則
- JISC6821:1999
- 光ファイバ機械特性試験方法
- JISC6832:2019
- 石英系マルチモード光ファイバ素線
- JISC6835:2017
- 石英系シングルモード光ファイバ素線
- JISC6870-1-23:2019
- 光ファイバケーブル―第1-23部:光ファイバケーブル特性試験方法―ケーブルエレメント特性試験方法