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JIS C 8514:2018 規格概要
この規格 C8514は、水溶液系一次電池の正常使用時及び誤使用時における安全性を確保するために,必要な要求事項及び試験方法について規定。
JISC8514 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C8514
- 規格名称
- 水溶液系一次電池の安全性
- 規格名称英語訳
- Safety of primary batteries with aqueous electrolyte
- 制定年月日
- 2001年12月20日
- 最新改正日
- 2018年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60086-5:2016(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 29.220.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2001-12-20 制定日, 2007-03-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2014-04-21 改正日, 2018-03-20 改正
- ページ
- JIS C 8514:2018 PDF [31]
C 8514 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 安全性に関する要求事項・・・・[3]
- 4.1 設計・・・・[3]
- 4.2 品質計画書・・・・[3]
- 5 サンプリング・・・・[3]
- 5.1 一般・・・・[3]
- 5.2 形式検査の試料抜取り・・・・[3]
- 6 試験及び要求事項・・・・[4]
- 6.1 一般・・・・[4]
- 6.2 正常使用・・・・[5]
- 6.3 誤使用・・・・[8]
- 7 安全性に関する情報・・・・[10]
- 7.1 電池の取扱いに関する注意事項・・・・[10]
- 7.2 包装・・・・[12]
- 7.3 電池包装箱の取扱い・・・・[12]
- 7.4 陳列及び貯蔵・・・・[12]
- 7.5 輸送・・・・[12]
- 7.6 廃棄・・・・[12]
- 8 使用上の注意事項・・・・[13]
- 9 表示・・・・[13]
- 附属書A(参考)陳列及び貯蔵に関する補足事項・・・・[14]
- 附属書B(参考)電池室設計上の指針・・・・[15]
- 附属書C(参考)安全図記号・・・・[24]
- 参考文献・・・・[27]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[28]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 8514 pdf 1] ―――――
C 8514 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電池
工業会(BAJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 8514:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 8514 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 8514 : 2018
水溶液系一次電池の安全性
Safety of primary batteries with aqueous electrolyte
序文
この規格は,2016年に第4版として発行されたIEC 60086-5を基とし,我が国の実情を反映させるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,水溶液系一次電池の正常使用時及び誤使用時における安全性を確保するために,必要な要
求事項及び試験方法について規定する。
注記1 水溶液系一次電池とは,表1に示す5種類の電池系をいう。
注記2 この規格は,水溶液系一次電池の安全性について規定するものであるが,この規格単独では,
適合性評価は意図していない。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60086-5:2016,Primary batteries−Part 5: Safety of batteries with aqueous electrolyte(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 8500 一次電池通則
注記 対応国際規格 : IEC 60086-1,Primary batteries−Part 1: General(MOD)
JIS C 8515 一次電池個別製品仕様
注記 対応国際規格 : IEC 60086-2,Primary batteries−Part 2: Physical and electrical specifications
(MOD)
JIS C 60068-2-6 環境試験方法−電気・電子−第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-6,Environmental testing−Part 2-6: Tests−Test Fc: Vibration
(sinusoidal)(IDT)
JIS C 60068-2-27 環境試験方法−電気・電子−第2-27部 : 衝撃試験方法(試験記号 : Ea)
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-27,Environmental testing−Part 2-27: Tests−Test Ea and guidance:
Shock(IDT)
――――― [JIS C 8514 pdf 3] ―――――
2
C 8514 : 2018
JIS C 60068-2-31 環境試験方法−電気・電子−第2-31部 : 落下試験及び転倒試験方法(試験記号 :
Ec)
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-31,Environmental testing−Part 2-31: Tests−Test Ec: Rough handling
shocks, primarily for equipment-type specimens(IDT)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8500によるほか,次による。
3.1
構成電池(component cell)
この規格で使用しないため,不採用とした。
3.2
円筒形[cylindrical (cell or battery)]
円筒形状の素電池又は電池で,総高が直径以上であるもの。
(IEV482-02-39,修正)
3.3
破裂(電池の破裂)[explosion (battery explosion)]
素電池又は電池が開裂し,構成する固形物(Solid matter)が強制的に放出される事象。
3.4
発火(fire)
素電池又は電池から炎が発する状態。
3.5
正常使用(intended use)
提供された情報に従った電池の使用,又はそのような情報がない場合に一般的に考えられるパターンで
の使用。
(ISO/IEC Guide 51:2014,3.6)
3.6
漏液(leakage)
素電池又は電池内部からの電解液,ガスなどの漏出。
(IEC 60050-482:2004,482-02-32)
3.7
非円形(素電池又は電池)[prismatic(cell or battery)]
JIS C 8515の電池区分6に規定する非円形の素電池又は電池。
(IEC 60050-482:2004,482-02-38,修正)
3.8
保護素子(protective device)
ヒューズ,ダイオード,又はほかの電気的若しくは電子的に電流制御を行う素子で,電気回路において
電流の中断,電流の一方向化又は電流を制限することによって電流の流れを阻止するもの。
3.9
誤使用(reasonably foreseeable misuse)
供給者が意図しない,予見可能な誤った電池使用方法。
――――― [JIS C 8514 pdf 4] ―――――
3
C 8514 : 2018
(ISO/IEC Guide 51:2014,3.7,修正)
3.10
安全性(safety)
許容できないリスクがないこと。
(ISO/IEC Guide 51:2014,3.14)
3.11
未放電(undischarged)
電池又は素電池が全く放電されていない状態。
3.12
弁作動(venting)
破裂を防止する目的で,設計の意図に従った方法による素電池又は電池からの過剰な内圧の放出。
4 安全性に関する要求事項
4.1 設計
4.1.1 一般
電池は,正常使用及び6.3に規定する誤使用において,安全上の危険源が発生しないように設計しなけ
ればならない。
4.1.2 弁作動
全ての電池は,過剰な圧力を開放できる機構を備えるか,破裂を防止するために過剰な内圧を排出でき
る構造でなければならない。電池外装に複数個の素電池を収納する場合,外装容器及び収納方法は,電池
が正常に動作している場合に過熱することがなく,かつ,弁作動を妨げないものでなければならない。
外装容器の材質及び/又は最終構成品は,その中の1個又は複数の素電池が弁作動しても,危険源の発
生を防止するように設計しなければならない。
4.1.3 絶縁抵抗
100
端子と電池外装との間に500 0 Vの電圧を,測定値が安定するまで最大60秒間印加したとき,抵抗
値は5 MΩ以上でなければならない。
注記 一般的に,測定値は数秒以内で安定する。
4.2 品質計画書
製造業者は,該当する電池の製造工程全体に適用する材料,部品,素電池及び完成電池の検査手順を規
定した品質計画書を作成しなければならない。製造業者は,工程能力の把握及び製品安全に関連する工程
の管理の必要性を理解することが望ましい。
5 サンプリング
5.1 一般
試料は,統計的な方法によって,製造ロットから抜き取る。
5.2 形式検査の試料抜取り
形式検査の試料抜取数(n)は,図1による。
――――― [JIS C 8514 pdf 5] ―――――
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JIS C 8514:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60086-5:2016(MOD)
JIS C 8514:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8514:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60068-2-27:2011
- 環境試験方法―電気・電子―第2-27部:衝撃試験方法(試験記号:Ea)
- JISC60068-2-31:2013
- 環境試験方法―電気・電子―第2-31部:落下試験及び転倒試験方法(試験記号:Ec)
- JISC60068-2-6:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc)
- JISC8500:2017
- 一次電池通則
- JISC8515:2017
- 一次電池個別製品仕様