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JIS C 8906:2000 規格概要
この規格 C8906は、地上用太陽電池モジュールで構成された太陽光発電システムの性能表示に用いる,入射太陽エネルギーによる太陽電池アレイ出力電力量,パワーコンディショナ出力電力量などのエネルギーに関する運転特性の測定方法及び測定データを受渡当事者間で交換する場合のデータレコードとファイルの書式について規定。
JISC8906 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C8906
- 規格名称
- 太陽光発電システム運転特性の測定方法
- 規格名称英語訳
- Measuring procedure of photovoltaic system performance
- 制定年月日
- 1993年7月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61724:1998(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 27.160
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1993-07-01 制定日, 2000-12-20 改正日, 2006-06-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS C 8906:2000 PDF [13]
C 8906 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS C 8906 : 1993は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS C 8906には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) 積分サンプリング間隔外部検証方法
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS C 8906 pdf 1] ―――――
C 8906 : 2000
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 測定条件・・・・[2]
- 5. 計測・・・・[2]
- 5.1 計測の正確さ・・・・[2]
- 5.2 システム運転特性計測機器の校正・・・・[2]
- 6. 測定・・・・[3]
- 6.1 測定項目・・・・[3]
- 6.2 測定手順・・・・[5]
- 6.3 測定データの検査・・・・[5]
- 7. 計算及び測定データの補正・・・・[5]
- 7.1 運転特性の算出項目・・・・[5]
- 7.2 測定データの補正・・・・[7]
- 8. 測定結果の表示・・・・[7]
- 9. データファイル仕様・・・・[8]
- 9.1 種類・・・・[8]
- 9.2 規定ファイル・・・・[8]
- 9.3 自由ファイル・・・・[8]
- 附属書・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS C 8906 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 8906 : 2000
太陽光発電システム運転特性の測定方法
Measuring procedure of photovoltaic system performance
序文
この規格は,1998年第1版として発行されたIEC 61724 “Photovoltaic system performance monitoring
−Guidelines for measurement, data exchange and analysis” を元に,対応する部分については対応国際規格を
翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されてい
ない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,地上用太陽電池モジュールで構成された太陽光発電システム(以下,システ
ムという。)の性能表示に用いる,入射太陽エネルギーによる太陽電池アレイ出力電力量,パワーコンディ
ショナ出力電力量などのエネルギーに関する運転特性の測定方法及び測定データを受渡当事者問で交換す
る場合のデータレコードとファイルの書式について規定する。
備考 システムの形態は,他の電源とのハイブリッド形を含む独立形,連系形とする。また,固定式,
追尾式,非集光式及び集光式も対象とする。ただし,出力1kW未満の独立形システムについて
は,適用を除外できる。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS C 8905 独立形太陽光発電システム通則
JIS C 8960 太陽光発電用語
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 8960及びJIS C 8905によるほか,次による。
a) アレイ面 アレイの発電側の面で,アルミ枠などの非発電部分も含む。ただし,モジュール間,パネ
ル間などの空間部分は除く。
b) アレイ面日射量 所定の期間にアレイ面に入る全天日射量。
c) アレイ面日積算日射量 所定の1日にアレイ面に入る全天日射量。
d) 基準アレイ面日射強度 アレイ面に入る直達日射強度と散乱日射強度の和が1 000W・m−2となる場合
の日射強度。
e) バックアップ電力量 他の電源からの補完電力量。
f) 系統受電電力量 商用電力系統からの受電電力量。
g) 逆潮流電力量 需要家構内から商用電力系統へ向かう電力量。
h) OS (Balance of System) システム構成機器のうち,太陽電池モジュールを除いた周辺機器の総称。
ただし,ハイブリッドシステムにあっては,ハイブリッド電源部分を除く。
――――― [JIS C 8906 pdf 3] ―――――
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C 8906 : 2000
備考 集光式にあっては,所定の期間にアレイ面に入る直達日射量。
4. 測定条件
測定の条件は,次による。
a) 測定期間 測定期間は,データを得るのに十分な期間とし,連続最短測定期間は,1か月(30日)と
する。
b) 測定周期 測定周期は,出力が日射と連動しているシステムについてだけ1分以下とし,それ以外に
瞬時変動が少なく時間間隔が長くてよいと考えられるシステムについては,10分以下の周期を選ぶも
のとする。ただし,日射の変動速度に比べて,瞬時変動の大きい負荷を対象とする場合は,パラメー
タの測定周期に配慮する必要がある。
c) 太陽電池アレイ表面の汚れ 運転開始後は,太陽電池アレイ表面の汚れの清掃は行わない。ただし,
通常の運転状態として洗浄することを規定している場合はこの限りではない。
d) 日射の測定 日射の測定は,全天日射計によって太陽電池アレイと同方位同傾斜面で測定する。
e) 記録周期 測定データを記録する周期は,1時間又はn分の1時間(n : 自然数)とする。
5. 計測
5.1 計測の正確さ
a) 日射 日射強度測定の正確さを±5%以内とする。
b) 温度 温度測定の正確さを±1℃以内とする。
c) 電圧及び電流 電圧及び電流測定の正確さを±1%以内とする。
d) 電力 電力測定の正確さを±2%以内とする。
e) 風速 風速測定の正確さを風速5m・s−1以下では±0.5m・s−1以内,風速5m・s−1を超えるものについて
は±10%以内とする。
5.2 システム運転特性計測機器の校正
センサを除くシステム運転特性計測機器は,次に示す模擬信号
の入力,又は受渡当事者間で取り決めた他の方法で校正したものを使用する。校正は,2年ごとに定期的
に実施する。センサは,個々に適切な方法で校正する。
a) 校正入力信号の種類
1) 日射強度
2) 気温
3) 太陽電池アレイ電圧・電流
4) 太陽電池温度
5) 蓄電池電圧・電流
6) 負荷電圧・電流・電力
7) バックアップ電源電圧・電流・電力
8) 商用電力系統電圧・電流・電力
備考 風速はオプションとする。
b) 線形測定値の感度校正 測定出力が線形演算で与えられる測定チャンネルについては,その入力信号
の規定の範囲に対し,少なくとも,0%,20%,40%,60%,80%及び100%の直流一定信号(双極性の
場合は負極側についても)を与え,測定値と感度係数の積による内部演算結果が,入力信号最大値の
±1%以内の正確さで出力されることを確認する。感度係数が書き換えられる場合には,補正後に再度
校正を繰り返すことができる。
――――― [JIS C 8906 pdf 4] ―――――
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C 8906 : 2000
c) 線形測定値の安定度確認 測定出力が線形演算で与えられ,測定値の継続した監視が可能な測定チャ
ンネルについては,その入力信号の規定の範囲の100%の直流一定信号を与え,12時間継続して測定
し,その演算結果が±1%以内の安定度が得られることを確認する。ただし,入力信号の安定度が±0.2%
を超える場合には,測定の正確さが±0.2%以内の指示計器の読みで測定結果を補正しなければならな
い。
d) 零測定値の積分校正 測定出力が積分演算で与えられる測定チャンネルについては,その入力端子を
短絡した状態で,少なくとも6時間測定する。その積分結果が次の式で示されるEdmの±1%以内にな
ければならない。
Edm=
ここに, Edm : 積分演算結果の日最大値を想定した仮想値
測定時間(6時間以上)
Zm : 該当するセンサの出力の規定最大値
e) 積分の校正 測定出力が積分演算で与えられる測定チャンネルについては,大きさがZmの入力信号を
時間幅 えて測定・積算する。得られた結果とEdmとの差は,Edmの±1%以内になければな
らない。 Zm,Edmは前項と同じ定義である。この場合,用いる入力信号の振幅及び時間幅は,正確
さが±0.5%以内の計器で監視しなければならない。
f) 積分サンプリング間隔の検証 測定出力が積分演算で与えられる測定チャンネルについては,測定装
置の内部のハードウェア及びソフトウェアで用いられているサンプリング(又は積分刻み幅)が,規
定の周期の±10%以内であることを確認する。内部の検査が困難な場合には,附属書に規定する外部
検証方法によって,検証してもよい。
6. 測定
6.1 測定項目
図1に示す測定箇所において,次の測定項目を測定する。ただし,電力量については,
記録周期の期間内の積算値で代用してもよい。
a) 気象因子
1) アレイ面日射強度 GI (W・m−2)
備考1. 集光式システムの場合,直達日射強度を測定する。
2. オプションとして水平面日射強度 (W・m−2) を測定する。
2) アレイ面日射量 H1 (Wh・m−2)
備考1. アレイ面日射強度の測定期間ごとの測定値を時間積分する。
2. 測定期間を明記する。
3) 気温 Tam (℃)
備考 オプションとして風速Sw (m・s−1) を測定する。
b) 太陽電池アレイ
1) 出力電圧 VA (V)
2) 出力電流 IA (A)
3) 出力電力 PA (kW)
4) 太陽電池温度 Tm (℃)
備考 追尾式アレイでは追尾傾斜角 度)及び追尾方位角 度)を測定する。
c) 蓄電池
――――― [JIS C 8906 pdf 5] ―――――
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- 太陽光発電用語