JIS D 1024-2:2016 自動車の加速時車外騒音試験方法―第2部:Lカテゴリ

JIS D 1024-2:2016 規格概要

この規格 D1024-2は、通常の市街地交通状況で二輪自動車から発生する騒音の工学的測定方法について規定。

JISD1024-2 規格全文情報

規格番号
JIS D1024-2 
規格名称
自動車の加速時車外騒音試験方法―第2部 : Lカテゴリ
規格名称英語訳
Measurement of noise emitted by accelerating road vehicles -- Engineering method -- Part 2:L category
制定年月日
2016年9月20日
最新改正日
2016年9月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 362-2:2009(MOD), ISO 9645:1990(MOD)
国際規格分類

ICS

17.140.30, 43.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
環境測定 I-1 2021, 環境測定 I-2 2021, 環境測定 II 2021, 自動車 I 2020, 自動車 II 2020
改訂:履歴
2016-09-20 制定
ページ
JIS D 1024-2:2016 PDF [29]
                                                                                 D 1024-2 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び単位・・・・[4]
  •  5 測定装置・・・・[6]
  •  5.1 音響測定装置・・・・[6]
  •  5.2 エンジン回転速度及び速度測定装置・・・・[6]
  •  5.3 気象条件観測装置・・・・[6]
  •  6 音響環境,気象条件及び暗騒音・・・・[6]
  •  6.1 試験場・・・・[6]
  •  6.2 気象条件・・・・[7]
  •  6.3 暗騒音・・・・[7]
  •  7 カテゴリL3の車両(PMR > 25の場合)の加速度の規定・・・・[8]
  •  7.1 一般・・・・[8]
  •  7.2 加速度の計算・・・・[8]
  •  7.3 目標加速度の計算・・・・[8]
  •  7.4 参照加速度の計算・・・・[9]
  •  7.5 部分加速係数 kP・・・・[9]
  •  8 試験手順・・・・[9]
  •  8.1 マイクロホンの位置・・・・[9]
  •  8.2 車両の条件・・・・[9]
  •  8.3 運転条件・・・・[9]
  •  8.4 測定読取値及び報告値・・・・[13]
  •  8.5 測定の不確かさ・・・・[14]
  •  9 試験報告書・・・・[15]
  •  附属書A(参考)測定の不確かさ ISO/IEC Guide 98-3(GUM)による解析の枠組み・・・・[16]
  •  附属書B(参考)カテゴリL3の車両(PMR > 25の場合)のフローチャート・・・・[19]
  •  附属書C(参考)カテゴリL3の車両(PMR ≦ 25の場合)のフローチャート・・・・[20]
  •  附属書D(参考)カテゴリL4及びL5の車両のフローチャート・・・・[21]
  •  附属書JA(参考)ISO 362-2制定の経緯・・・・[22]
  •  附属書JB(参考)カテゴリL1及びL2の車両(最大車速 ≦ 30 km/hの場合)のフローチャート・・・・[23]
  •  附属書JC(参考)カテゴリL1及びL2の車両(最大車速 > 30 km/hの場合)のフローチャート・・・・[24]
  •  附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[25]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 1024-2 pdf 1] ―――――

D 1024-2 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人自動車技術会(JSAE)から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 1024:1999は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS D 1024の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 1024-1 第1部 : M及びNカテゴリ
JIS D 1024-2 第2部 : Lカテゴリ

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 1024-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 1024-2 : 2016

自動車の加速時車外騒音試験方法−第2部 : Lカテゴリ

Measurement of noise emitted by accelerating road vehicles- Engineering method-Part 2: L category

序文

  この規格は,ISO 362-2及びISO 9645を基とし,我が国の実情に合わせるため,技術的内容を変更して
作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
ISO 362-2制定の経緯の詳細は,附属書JAに示す。
なお,ISO 362-2の発行を受けて,その試験方法を用いた国連欧州経済委員会規則No.41が04シリーズ
に改正された(以下,UN R41-04という。)。この規格の発行時点では,ISO 362-2とUN R41-04とで内容
に異なるところがあるが,今後,UN R41-04に合わせてISO 362-2が変更される見込みである。このため,
ISO 362-2とUN R41-04とで内容の異なる箇所については,UN R41-04をできるだけ取り入れることに留
意し,注記してその違いが分かるようにした。

1 適用範囲

  この規格は,通常の市街地交通状況で二輪自動車から発生する騒音の工学的測定方法について規定する。
この規格は,市街地の通常走行時に主要騒音源から発生する騒音レベルを再現することを意図している。
測定方法は,車両の運転条件で発生する音の再現性に矛盾のない範囲で,簡便性の要求が満たされるよ
うに規定している。
この試験方法は,広い空間で得られる音響環境を必要とする。このような条件は,通常,次の場合に用
いる。
− 車両の型式認証試験
− 製造段階での測定
− 公式試験場での測定
注記1 この試験方法によって得られた結果は,規定の試験条件で発生する騒音の客観的な測定値と
なる。ただし,二輪自動車のうるささについての主観的評価は,騒音測定装置の指示値と単
純に関連付けられるわけではないという事実を考慮する必要がある。うるささは,個人の感
覚,生理的身体条件,文化及び環境条件に強く関係しているので,ばらつきが大きく,特定
の車両条件を示すパラメータとして有効ではない。
注記2 任意に車両を選択する抜取検査が,理想的な音響環境の下で実施されることはまれであるこ
とに注意するのがよい。この規格に規定する要求事項を満たさない音響環境の道路で測定を

――――― [JIS D 1024-2 pdf 3] ―――――

2
D 1024-2 : 2016
実施しなくてはならない場合,得られた結果は,規定された条件の下で得られる結果から多
少の偏差があることを承知しておいたほうがよい。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 362-2:2009,Measurement of noise emitted by accelerating road vehicles−Engineering method
−Part 2: L category
ISO 9645:1990,Acoustics−Measurement of noise emitted by two-wheeled mopeds in motion−
Engineering method(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
注記 対応国際規格 : IEC 61672-1,Electroacoustics−Sound level meters−Part 1: Specifications(IDT)
JIS C 1515 電気音響−音響校正器
注記 対応国際規格 : IEC 60942,Electroacoustics−Sound calibrators(IDT)
JIS D 0109 二輪自動車−用語
JIS D 1000 二輪自動車−エンジンネット出力試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 4106,Motorcycles−Engine test code−Net power(MOD)
JIS D 1037 二輪自動車−最高速度試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 7117,Motorcycles−Measurement method for determining maximum speed
(IDT)
JIS D 8301 自動車及びタイヤの車外騒音測定のための試験用路面
注記 対応国際規格 : ISO 10844,Acoustics−Specification of test tracks for measuring noise emitted by
road vehicles and their tyres(IDT)
JIS Z 8402(規格群) 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)
注記 対応国際規格 : ISO 5725 (all parts),Accuracy (trueness and precision) f measurement methods and
results(IDT)
ISO/IEC Guide 98-3:2008,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM:1995)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 0109によるほか,次による。
3.1 車両質量
3.1.1
空車質量,mkerb(kerb mass)
通常運転に必要な全装備品を取り付けられた車両の完成出荷状態に,次の質量を加えた質量。
− 潤滑油,冷却液(必要な場合)及び洗浄剤。

――――― [JIS D 1024-2 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
D 1024-2 : 2016
− 燃料(製造業者が指定する容量の少なくとも90 %以上タンクに満たす)。
− 車両の基本構成部品に含まれるその他の装備。例えば,スペアホイール,車輪止め,消火器,スペア
パーツ,車載工具など。
3.1.2
試験時質量,mt(test mass)
車両の試験時質量で,運転者質量を含む。
注記 カテゴリL1において国連欧州経済委員会規則No.63(以下,UN R63-01という。)の場合,運
転者質量+車載する機器の質量は,90 kg以下70 kg以上である。
3.1.3
運転者質量,md(driver mass)
運転者の公称質量。
3.2
出力質量比指数,PMR(power-to-mass ratio index)
式(1)によって加速度を計算するために使用する無次元量。
n
PMR 1 000 (1)
t
ここに, Pn : JIS D 1000に規定する定格エンジン出力(kW)
mt : 試験時質量の数値(kg)
3.3
定格エンジン回転速度,S(rated engine speed)
製造業者が規定する定格最大出力時のエンジン回転速度。
なお,複数のエンジン回転速度で定格最大出力に達する場合には,その中で最大のエンジン回転速度と
する。
3.4 車両カテゴリ
3.4.1 カテゴリL(category L)
3.4.1.1
カテゴリL1及びL2(category L1 and L2)
L1 : エンジン排気量が50 cm3以下又は電気モータの場合には,最大連続定格出力が4 kW以下であり,
最大車速が50 km/h以下の二輪自動車。
L2 : スパーク点火タイプのエンジン排気量が50 cm3以下若しくは,その他の内燃エンジンの場合の最大
正味出力が4 kW以下又は電気モータの場合は,最大連続定格出力が4 kW以下であり,最大車速が
50 km/h以下の三輪自動車。
3.4.1.2
カテゴリL3(category L3)
エンジン排気量が50 cm3を超える二輪自動車又は最大車速が50 km/hを超える二輪自動車。
3.4.1.3
カテゴリL4(category L4)
エンジン排気量が50 cm3を超える三輪自動車又は最大車速が50 km/hを超える三輪自動車で,車輪が車
の縦軸に対し非対称に取り付けられている車両。

――――― [JIS D 1024-2 pdf 5] ―――――

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JIS D 1024-2:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 362-2:2009(MOD)
  • ISO 9645:1990(MOD)

JIS D 1024-2:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 1024-2:2016の関連規格と引用規格一覧