JIS D 2301:1990 自動車用クレビス継手部品

JIS D 2301:1990 規格概要

この規格 D2301は、自動車用クレビス継手に用いるクレビス(めねじ式),クレビスピン及びアイについて規定。

JISD2301 規格全文情報

規格番号
JIS D2301 
規格名称
自動車用クレビス継手部品
規格名称英語訳
Clevis fitting parts for automobiles
制定年月日
1954年3月31日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2341:1986(NEQ)
国際規格分類

ICS

43.040.70
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 II 2020
改訂:履歴
1954-03-31 制定日, 1957-01-30 改正日, 1960-01-30 確認日, 1960-08-01 改正日, 1963-08-01 確認日, 1966-09-01 確認日, 1969-10-01 確認日, 1972-10-01 確認日, 1975-11-01 確認日, 1978-11-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1990-03-01 改正日, 1995-01-01 確認日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS D 2301:1990 PDF [11]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 2301-1990

自動車用クレビス継手部品

Clevis fitting Parts for Automobiles

1. 適用範囲 この規格は,自動車用クレビス継手に用いるクレビス(めねじ式),クレビスピン及びアイ
(以下,クレビス継手部品という。)について規定する。
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。
(1) クレビス継手 クレビス,クレビスピン,アイ及びクレビスピンを止めるピン(スナップピン)等の
部品から構成された継手の総称(図参照)。
(2) クレビス U字形ふたまたの両端にピンを通す穴と底部にねじが付いた金具。
(3) クレビスピン クレビスの穴に通すピン。
(4) アイ クレビスピンを通す目玉状の金具。
(5) スナップピン クレビスピンの脱落を防止し,軸方向の移動を阻止するR形状をしたピン。
図 クレビス継手例
3. 種類 クレビス継手部品の種類は,次による。
(1) クレビスの種類は,表1の5種類とする。
表1 クレビスの種類
種類 形状 適用付表
A形 鍛造品U字形
付表1
B形 切削品U字形
C形 プレス品U字形 付表2
D形 プレス品絞りU字1形
付表3
E形 プレス品絞りU字2形
(2) クレビスピンの種類は,表2の3種類とする。

――――― [JIS D 2301 pdf 1] ―――――

2
D 2301-1990
表2 クレビスピンの種類
種類 形状 適用付表
A形 頭付き割ピン用
付表4, 5
B形 頭付きスナップピン用
C形 頭付 ‰ 戰膏 用 付表6
(3) アイの種類は,表3の2種類とする。
表3 アイの種類
種類 形状 適用付表
A形 鍛造形
付表7
B形 プレス形
4. 形状・寸法 クレビス継手部品の形状・寸法は,付表17による。
5. ねじ クレビスのねじの種類及び等級は,表4による。
表4 ねじの種類及び等級
ねじの種類 適用規格 等級
JIS B 0205 JIS B 0209(メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差)の6Hとす
メートル並目ねじ
(メートル並目ねじ) る。ただし,当分の間この規格の附属書の2級を用いてもよい。
JIS B 0207 JIS B 0211(メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差)の6Hとす
メートル細目ねじ
(メートル細目ねじ) る。ただし,当分の間この規格の附属書の2級を用いてもよい。
備考 電気めっきを施したものも表4のねじの等級の限界寸法及び公差に適合しなければならない。
6. 外観 クレビス継手部品の外観は,次による。
(1) クレビスの外観は,使用上有害な割れ,きず,かえり,さびなどの欠点がなく,穴部の表面粗さは,
JIS B 0601(表面粗さの定義と表示)に規定する6.3aとする。ねじ部の表面欠陥の許容限界基準は,
特に指定がない限り,JIS B 0101(ねじ用語)の参考を参照するのがよい。
(2) クレビスピン及びアイの外観は,使用上有害な割れ,きず,かえり,さびなどの欠点がなく,クレビ
スピン軸部及びアイ穴部の表面粗さは,JIS B 0601の6.3aとする。
7. 材料 クレビス継手部品の材料は,原則として表5による。
表5 材料
種類 材料 適用規格
A形 S10CS48C JIS G 4051(機械構造用炭素鋼鋼材)
SS41 JIS G 3101(一般構造用圧延鋼材)
B形
S10CS48C JIS G 4051
クレビス
SPHC JIS G 3131(熱間圧延軟鋼板及び鋼帯)
CE形 SPCC JIS G 3141(冷間圧延鋼板及び鋼帯)
SS41 JIS G 3101
SS41 JIS G 3101
クレビスピン
S10CS48C JIS G 4051
用規格及び対応国際規格: 3ページに示す。

――――― [JIS D 2301 pdf 2] ―――――

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D 2301-1990
種類 材料 適用規格
SS41 JIS G 3101
アイ S10CS48C JIS G 4051
SPHC JIS G 3131
備考 耐摩耗性を必要とするものは,熱処理を施す。ただし,熱処理後の表面硬さについては受渡当事者間の協定
による。
8. 表面処理 クレビス継手部品の表面処理は,原則としてJIS D 0201(自動車部品の電気めっき通則)
のMFZn5-Cを施す。MFZn5-C以外の表面処理を施す場合又は表面処理を必要としない場合は,受渡当事
者間の協定による。
なお,熱処理をしたクレビス継手部品にめっきを施した場合は,必要に応じてもろさ除去の処理を行う。
9. 検査
9.1 形状及び寸法検査 クレビス継手部品の形状及び寸法検査は,直接測定,限界ゲージ又はこれに準
じる方法によって行い,4.の規定に適合しなければならない。
9.2 ねじ検査 クレビスのねじ検査は,JIS B 1071(ねじ部品の精度測定方法)のめねじの精度測定方法
又はこれに代わる方法によって行い,5.の規定に適合しなければならない。
9.3 外観検査 クレビス継手部品の外観検査は,目視によって行い,6.の規定に適合しなければならない。
ただし,表面粗さは,触針式測定器又はこれに代わる測定器によって測定する。
10. 製品の呼び方 クレビス及びクレビスピンの呼び方は,規格番号又は規格名称,クレビス継手部品の
種類,呼び寸法又は呼び×呼び長さ,材料及び指定事項(1)による。
注(1) 特に指定のある場合は,かっこで示す。
例1: クレビス
例2: クレビスピン
例2: クレビスピン
11. 表示 クレビス及びクレビスピンの包装には,外面に次の事項を表示する。
(1) 規格の名称
(2) 種類
(3) 呼び寸法又は呼び×呼び長さ
(4) 材料
(5) 指定事項
(6) 数量
(7) 製造業者名又はその略号
引用規格 :
JIS B 0101 ねじ用語

――――― [JIS D 2301 pdf 3] ―――――

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D 2301-1990
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 0207 メートル細目ねじ
JIS B 0209 メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0211 メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差
JIS B 0601 表面粗さの定義と表示
JIS B 1071 ねじ部品の精度測定方法
JIS B 1351 割りピン
JIS B 2805 E形止め輪
JIS D 0201 自動車部品の電気めっき通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
対応国際規格 :
ISO 2341 Clevis pins with head

――――― [JIS D 2301 pdf 4] ―――――

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D 2301-1990
付表1 クレビスA形及びB形の形状・寸法
単位mm
d1 W b
呼び寸法 ねじの呼び
基準 t C l1 l2 l3 S d3
(d1×l1) 許容差 d2 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
寸法
5×20 0 10 20
5 M5 5 10 2.5 7.5 10 6 9
5×28 +0.105 −0.2 18 28
6×24 +0.030 12 24
6 M6 6 12 3 9 12 7 10
6×34 0 22 34
8×32 −0.25 16 32
8 M8 8 16 4 12 16 10 14
8×44 +0.13 28 44
10×40 +0.04 +0.3 20 40
10 M10×1.25 10 20 5 15 20 12 18
10×55 0 35 55
12×48 0 24 48
12 M12×1.25 12 24 6 18 24 14 20
12×66 −0.35 42 66
14×56 +0.16 28 56
14 M14×1.5 14 28 7 21 28 16 24
14×78 +0.05 50 78
16×64 0 32 64
16 M16×1.5 16 32 8 24 32 19 26
16×88 −0.4 56 88

――――― [JIS D 2301 pdf 5] ―――――

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