JIS E 5302:2017 鉄道車両―推進軸

JIS E 5302:2017 規格概要

この規格 E5302は、鉄道車両の内燃動車及び直角カルダン駆動方式の電気車両,並びに低床式のLRV(ライトレールビークルの略語)及び新交通車両に用いる推進軸について規定。

JISE5302 規格全文情報

規格番号
JIS E5302 
規格名称
鉄道車両―推進軸
規格名称英語訳
Rolling stock -- Propeller shafts
制定年月日
1968年5月9日
最新改正日
2017年1月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

45.060.10
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
鉄道 2019
改訂:履歴
1968-05-09 制定日, 1971-05-01 確認日, 1977-06-01 確認日, 1983-03-15 改正日, 1988-04-15 改正日, 1993-05-15 確認日, 2001-02-25 確認日, 2005-12-25 確認日, 2011-05-25 確認日, 2017-01-20 改正
ページ
JIS E 5302:2017 PDF [30]
                                                                                   E 5302 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 構造及び種類・・・・[3]
  •  4.1 構造・・・・[3]
  •  4.2 端部の取付方法・・・・[3]
  •  4.3 十字継手の固定方法・・・・[3]
  •  4.4 ゴム軸継手・・・・[5]
  •  4.5 伸縮部・・・・[5]
  •  5 技術要求項目・・・・[5]
  •  5.1 一般・・・・[5]
  •  5.2 伝達トルク・・・・[6]
  •  5.3 回転速度・・・・[7]
  •  5.4 寸法・・・・[7]
  •  5.5 傾斜角度・・・・[8]
  •  5.6 スプラインしゅう動抵抗・・・・[8]
  •  5.7 潤滑・・・・[8]
  •  5.8 塗装・・・・[8]
  •  5.9 基本データ・・・・[8]
  •  6 性能・・・・[8]
  •  7 試験・・・・[9]
  •  7.1 試験の種類・・・・[9]
  •  7.2 試験項目・・・・[9]
  •  7.3 試験方法・・・・[10]
  •  8 製品の呼び方・・・・[11]
  •  9 表示・・・・[12]
  •  9.1 合いマークの表示・・・・[12]
  •  9.2 製品情報の表示・・・・[12]
  •  附属書A(規定)伝達トルクの算出方法・・・・[13]
  •  附属書B(規定)第一推進軸の傾斜角度の算出方法・・・・[18]
  •  附属書C(規定)平均回転速度,平均トルク及び平均傾斜角度の算出方法・・・・[24]
  •  附属書D(規定)推進軸の危険回転速度の算出方法・・・・[28]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS E 5302 pdf 1] ―――――

E 5302 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄道車輌工業会(JARI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規
格である。
これによって,JIS E 5302:1988は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS E 5302 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
E 5302 : 2016

鉄道車両−推進軸

Rolling stock-Propeller shafts

1 適用範囲

  この規格は,鉄道車両の内燃動車及び直角カルダン駆動方式の電気車両,並びに低床式のLRV 1) 及び新
交通車両に用いる推進軸について規定する。
注1) ライトレールビークルの略語。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0905 回転機械−剛性ロータの釣合い良さ
JIS B 1455 ゴム軸継手
JIS E 4001 鉄道車両−用語
JIS K 2220 グリース
JIS Z 2320-1 非破壊試験−磁粉探傷試験−第1部 : 一般通則
JIS Z 2343-1 非破壊試験−浸透探傷試験−第1部 : 一般通則 : 浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の
分類
JIS Z 2344 金属材料のパルス反射法による超音波探傷試験方法通則
JIS Z 3060 鋼溶接部の超音波探傷試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS E 4001によるほか,次による。
3.1 軸に関する用語
3.1.1
推進軸
鉄道車両の伝動軸として用いる第一推進軸,第二推進軸及び補機駆動軸を区別することなく総称する呼
称。
3.1.2
第一推進軸
原動機に附属する変速機,又は主電動機から台車の第一減速機に動力を伝える回転軸。
3.1.3
第二推進軸
連続(二軸)駆動式台車内の第一減速機と第二減速機との間で動力を伝える回転軸。

――――― [JIS E 5302 pdf 3] ―――――

2
E 5302 : 2016
3.1.4
補機駆動軸
原動機から補機駆動装置に動力を伝える回転軸。
3.2 継手に関する用語
3.2.1
自在継手
傾斜角をもつ二つの回転軸を連結し,回転軸相互にトルクを伝達する継手。十字継手,ゴム軸継手など
がある。
3.2.2
十字継手
回転軸の角度変動を吸収する自在継手の一つの形態であり,十字軸と転がり軸受とからなる継手。
3.2.3
ゴム軸継手
回転軸の角度変動を吸収する自在継手の一つの形態であり,ゴムの弾性を利用した継手。
3.2.4
ヨーク
回転軸のシャフト又はスリーブにトルクを伝達する二股形状の部材。回転軸の構造及び周辺の構成品と
の相互関係によって,フランジ付き,固定ヨーク形などの種類がある。
3.3 トルクに関する用語
3.3.1
常用最大トルク
推進軸の各部材の疲労強度を評価する際の基準となる常用最大のトルク。
3.3.2
非常最大トルク
推進軸の各部材の静的破壊に対する強度を評価する際の基準となる非常最大のトルク。
3.3.3
平均トルク
十字継手部の転がり軸受の寿命算出に用いる車両の運用状態を考慮して平均化した推進軸の伝達トルク。
3.3.4
せりあいトルク
連続(二軸)駆動式台車において,前後輪軸のレールとの粘着状態,車輪直径の差などによって,第二
推進軸に作用するトルク。
3.4 回転速度に関する用語
3.4.1
最大回転速度
車両設計上で最大となる推進軸の回転速度。
3.4.2
平均回転速度
車両の運用状態を考慮して平均化した推進軸の回転速度。

――――― [JIS E 5302 pdf 4] ―――――

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E 5302 : 2016
3.4.3
危険回転速度
曲げ共振による激しい振動の発生で,推進軸などの破損に至る危険性がある回転速度。
3.5
傾斜角度
一つの継手部において,入力軸と出力軸との交わる角度。

4 構造及び種類

4.1 構造

  代表的な推進軸の構造例を,図1に示す。
なお,具体的な構造は,受渡当事者間で協定する図面(以下,図面という。)による。
端部II側 端部I側
A 端部I
B 端部II
C 自在継手部
D 伸縮部
図1−推進軸の構造例

4.2 端部の取付方法

  一般的に用いられる端部I及び端部IIの取付方法の種類を,図2に示す。
a) フランジ取付方式 b) 固定ヨーク取付方式
図2−端部の取付方法の種類

4.3 十字継手の固定方法

  一般的に用いられる十字軸[図3のa) 参照]を固定する方法は,図3のa)   c) がある。

――――― [JIS E 5302 pdf 5] ―――――

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