JIS F 8007:2004 船用電気機器―外被の保護等級及び検査通則

JIS F 8007:2004 規格概要

この規格 F8007は、船に使用する電気機器に対する設計,製造要件として必要な外被の保護等級の分類及び関連する試験・検査方法について規定。

JISF8007 規格全文情報

規格番号
JIS F8007 
規格名称
船用電気機器―外被の保護等級及び検査通則
規格名称英語訳
Shipbuilding -- Electrical equipments -- General requirements for degrees of protection and inspection of enclosures
制定年月日
1979年8月1日
最新改正日
2015年10月26日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60529:2001(MOD)
国際規格分類

ICS

13.260, 47.020.60
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1979-08-01 制定日, 1984-01-01 確認日, 1989-06-15 改正日, 1994-04-01 確認日, 1998-04-20 改正日, 2003-12-17 確認日, 2004-12-20 改正日, 2009-09-11 確認日, 2015-10-26 確認
ページ
JIS F 8007:2004 PDF [44]
                                                                                   F 8007 : 2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日
本工業規格である。
これによって,JIS F 8007:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60529:2001,を基礎として用いた。
JIS F 8007には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)低圧用機器における危険な箇所への接近に対する保護のIPコード化検証方法の具体

附属書B(参考)各専門委員会で取り決める事項
附属書1(参考)IP5Xの試験の安全性阻害判定の一方法
附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 8007 pdf 1] ―――――

F 8007 : 2004

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲及び目的・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  3.1 外被・・・・[2]
  •  3.2 直接接触・・・・[3]
  •  3.3 保護等級・・・・[3]
  •  3.4 IPコード・・・・[3]
  •  3.5 危険な箇所・・・・[3]
  •  3.6 外被による危険な箇所への接近に対する保護・・・・[3]
  •  3.7 危険な箇所への接近に対する保護のための適正空間距離・・・・[3]
  •  3.8 接近度プローブ・・・・[3]
  •  3.9 固形物プローブ・・・・[3]
  •  3.10 開口部・・・・[3]
  •  4. 保護の等級分類・・・・[4]
  •  4.1 IPコードの構成・・・・[4]
  •  4.2 IPコードの要素とその意味・・・・[5]
  •  4.3 IPコードにおける文字の使用例・・・・[6]
  •  5. 第一特性数字で表される危険な箇所への接近及び外来固形物に対する保護等級・・・・[6]
  •  5.1 危険な箇所への接近に対する保護・・・・[6]
  •  5.2 外来固形物に対する保護・・・・[7]
  •  6. 第二特性数字で表される水(液体)の浸入に対する保護等級・・・・[8]
  •  7. 付加特性文字で表される危険な箇所への接近に対する保護等級・・・・[9]
  •  8. 補助文字・・・・[10]
  •  9. IPコードによる表示例・・・・[10]
  •  9.1 オプションの文字を使用しない場合 : ・・・・[10]
  •  9.2 オプションの文字を使用する場合・・・・[11]
  •  10. 表示・・・・[11]
  •  11. 試験の一般的要求事項・・・・[11]
  •  11.1 水及びじんあいに対する試験時の大気の状態・・・・[11]
  •  11.2 試験品・・・・[11]
  •  11.3 試験条件の適用及び試験結果の解釈・・・・[12]
  •  11.4 第一特性数字に対する試験条件の組合せ・・・・[12]
  •  11.5 外被の内部に機器を入れない場合(外被単独の場合)・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 8007 pdf 2] ―――――

                                                                                   F 8007 : 2004
  •  12. 第一特性数字によって表示される危険な箇所への接近に対する保護のための試験方法・・・・[12]
  •  12.1 接近度プローブ・・・・[12]
  •  12.2 試験条件・・・・[13]
  •  12.3 適合条件・・・・[14]
  •  13. 第一特性数字によって表示される外来固形物に対する保護のための試験方法・・・・[15]
  •  13.1 試験用機器・・・・[15]
  •  13.2 第一特性数字1,2,3及び4に対する試験条件・・・・[15]
  •  13.3 第一特性数字1,2,3及び4に対する適合条件・・・・[15]
  •  13.4 第一特性数字4及び5に対するじんあい試験・・・・[15]
  •  13.5 第一特性数字5に対する特定条件・・・・[16]
  •  13.6 第一特性数字6に対する特定条件・・・・[16]
  •  14. 第二特性数字によって表示される液体(水)の浸入に対する保護のための試験方法・・・・[16]
  •  14.1 試験装置・・・・[16]
  •  14.2 試験条件・・・・[17]
  •  14.3 適合条件・・・・[20]
  •  15. 付加特性数字によって表示される危険な箇所への接近に対する保護のための試験方法・・・・[20]
  •  15.1 接近度プローブ・・・・[20]
  •  15.2 試験条件・・・・[20]
  •  15.3 適合条件・・・・[20]
  •  16. 検査・・・・[21]
  •  16.1 危険な箇所への接近及び外来固形物に対する保護のための検査・・・・[21]
  •  16.2 液体(水)に対する保護のための検査・・・・[21]
  •  16.3 付加特性文字によって表示される危険な箇所への接近に対する保護のための検査・・・・[21]
  •  附属書A(参考)低圧用機器における危険な箇所への接近に対する保護のIPコード化検証方法の具体例・・・・[28]
  •  附属書B(参考)各専門委員会で取り決める事項・・・・[32]
  •  附属書1(参考)IP5Xの試験の安全性阻害判定の一方法・・・・[35]
  •  附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[36]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS F 8007 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
F 8007 : 2004

船用電気機器−外被の保護等級及び検査通則

Shipbuilding−Electrical equipments−General requirements for degrees of protechtion and inspectrion of enclosures

序文

 この規格は,2001年に第2.1版として発行されたIEC 60529:2001,Degree of protection provided by
enclosures (IP Code)を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書2(参考)に示す。

1. 適用範囲及び目的

 この規格は,船に使用する電気機器(以下,機器という。)(1)に対する設計,製
造要件として必要な外被の保護等級の分類及び関連する試験·検査方法について規定する。
注(1)回転機,配電盤,制御盤,配線器具,照明器具,船内通信機器,航海計器などの電気機器をいう。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60529:2001,Degree of protection provided by enclosures(IP Code) (MOD)
この規格の目的は,a) d)に示す事項である。
a) 次のように電気機器の外被による保護の等級分類についての定義。
1) 外被内の危険な箇所への接近に対する人体の保護。
2) 外部からの固形物の侵入に対する外被内の機器の保護。
3) 水(液体)の浸入による有害な影響に対する外被内の機器の保護。
b) これらの保護等級の指定方法。
c) 保護等級を指定するための要求事項。
d) この規格で規定する要求事項に外被が適合するかどうかを検証するための試験方法の指定。
各機器の個別規格における実際の保護構造の等級分類の内容及び適用上の解釈などについては,各個別
規格の担当専門委員会の責任において行われることになるが,その機器に対する保護構造の等級の検証の
ための試験方法及び判定条件の内容については,この規格で規定する事項と相違しないことが肝要である。
必要に応じて各個別規格において補足規定を設けてもよい。各個別規格で規定すべき事項の概要をガイド
として附属書Bに示す。
特定の機器については,安全上同等以上のレベルであれば,各個別規格の担当専門委員会において異な
る基準を採用してもよい。
この規格でいう外被は,この規定以外の点では各個別規格で規定する正常な使用条件に適合するもので
あり,また,外被の材料及び仕上がり状態は,通常の使用状態では表示した保護の等級を維持できること
を前提としている。

――――― [JIS F 8007 pdf 4] ―――――

2
F 8007 : 2004
この規格は,試験条件の一般の規定に適合する場合及び内蔵する機器のための特定の保護構造をもつも
のであれば内部に機器のない外被についても適用する。
次に示す周囲環境条件下における外被の保護及び外被内の機器の保護並びに外被外の動いている危険な
箇所(ファンなど)への接触に対する保護については,各個別規格で取り決める事項である。
−機械的衝撃
−腐食
−腐食性溶剤(例 切削液)
−かび
−昆虫
−日射
−氷結
−水滴(凝結などによって生じる)
−爆発性の雰囲気
人に対する安全のための外被の外側に設けるバリヤ及び隔壁については,外被の一部とは見なさず,こ
の規格では取り扱わない。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版·追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付
記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0010 環境試験方法−電気·電子−通則
備考 IEC 60068-1:1998 Environmental testing - Part 1: General and guidanceが,この規格と一致して
いる。
JIS C 0098 環境試験方法−電気·電子−砂じん(塵)試験
備考 IEC 60098-2-68:1994 Environmental testing - Part 2-68: Tests - Test L: Dust and sandが,この規
格と一致している。
IEC 60050-195:1998 International Electrotechnical Vocabulary (IEV) : Part 195: Earthing and protection
against electric shock
IEC 60050(826):1982 International Electrotechnical Vocabulary (IEV) Chapter 826: Electrical installations of
buildings
IEC 60071-2:1996 Insulation co-ordination - Part 2: Application guide

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1 外被

 (enclosure) ある種の外部からの影響に対し,内部の機器を保護する部分であり,また,あ
らゆる方向からの直接接触に対して内部の機器を保護するために設けられた部分[IEV 826-03-12(1)]。
備考 現行の電気技術用語[IEV(International Electrotechnical Vocabulary)]から引用したこの定義は,
この規格の適用範囲の内容上,次の2点の説明が必要である。
注 (1) IEC 60050(826)と一致している。
1) 外被は,危険な箇所から人体又は家畜を保護するためのものである。
2) この規格においては,バリヤ,開口部の形状及び外被の附属部分となるか外被内の機器の一部とな

――――― [JIS F 8007 pdf 5] ―――――

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JIS F 8007:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60529:2001(MOD)

JIS F 8007:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS F 8007:2004の関連規格と引用規格一覧