JIS G 1641:1998 フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法

JIS G 1641:1998 規格概要

この規格 G1641は、JIS G 2301,JIS G 2302,JIS G 2303,JIS G 2304,JIS G 2306,JIS G 2307,JIS G 2308,JIS G 2309,JIS G 2310,JIS G 2311,JIS G 2312,JIS G 2313,JIS G 2314,JIS G 2315,JIS G 2316,JIS G 2318及び JIS G 2319に規定したフェロアロイの1コンサインメントの粒度の平均値を決定するためのサンプリング方法及びふるい分けによる粒度測定方法について規定。

JISG1641 規格全文情報

規格番号
JIS G1641 
規格名称
フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法
規格名称英語訳
Methods of sampling for size analysis of ferroalloys and size determination
制定年月日
1985年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4551:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

77.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1985-03-01 制定日, 1990-01-01 確認日, 1995-06-01 確認日, 1998-02-20 改正日, 2003-05-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS G 1641:1998 PDF [14]
G 1641 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS G 1641 : 1985は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS G 1641 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 1641 : 1998

フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法

Methods of sampling for size analysis of ferroalloys and size determination

序文 今回の改正は,対応する国際規格との整合化を目的として行った。
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 4551, Ferroalloys−Sampling and sieve analysisの翻訳を
元に,対応する部分については,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国
際規格には規定されていない規定項目,規定内容について日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で点線の下線を施した箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS G 2301, JIS G 2302, JIS G 2303, JIS G 2304, JIS G 2306, JIS G 2307, JIS G
2308, JIS G 2309, JIS G 2310, JIS G 2311, JIS G 2312, JIS G 2313, JIS G 2314, JIS G 2315, JIS G 2316, JIS G
2318及びJIS G 2319に規定したフェロアロイの1コンサインメントの粒度の平均値(以下,平均品位とい
う。)を決定するためのサンプリング方法及びふるい分けによる粒度測定方法について規定する。
備考 この規格は,JIS M 8100に準拠している。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 1501 フェロアロイのサンプリング方法通則
JIS G 2301 フェロマンガン
JIS G 2302 フェロシリコン
JIS G 2303 フェロクロム
JIS G 2304 シリコマンガン
JIS G 2306 フェロタングステン
JIS G 2307 フェロモリブテン
JIS G 2308 フェロバナジウム
JIS G 2309 フェロチタン
JIS G 2310 フェロホスホル
JIS G 2311 金属マンガン
JIS G 2312 金属けい素
JIS G 2313 金属クロム
JIS G 2314 カルシウムシリコン

――――― [JIS G 1641 pdf 2] ―――――

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G 1641 : 1998
JIS G 2315 シリコクロム
JIS G 2316 フェロニッケル
JIS G 2318 フェロボロン
JIS G 2319 フェロニオブ
JIS M 8100 粉塊混合物−サンプリング方法通則
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8801 試験用ふるい
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。ただし,コンサインメント,インクリメント,
小口試料,大口試料,試験試料,粒度用試料,最大粒度などサンプリングに関する用語の定義は,JIS G 1501
による。
a) 測定試料 粒度測定に供する粒度試験試料の全部。
b) 装入試料 1枚のふるい又は段重ねふるいで,1回に処理する測定試料の全部又は一部。
c) ふるい上 目開きXmmのふるいに残留した試料の一部。通常+Xmmで示す。
d) ふるい下 目開きYmmのふるいを通過した試料の一部。通常−Ymmで示す。
e) 粒度区分 1枚又は目開きの異なる2枚のふるいで分けられた測定試料の各部分。
例えば−X+Ymmと表す。
粒度区分の全測定試料に対する質量百分率を粒度 (%) という。
f) ふるい分け 1枚以上のふるいで,試料を規定粒度に従って分離する一連の操作。
g) 手動ふるい分け 1枚以上のふるいを手で支え,かつ,揺り動かすふるい分け。
備考 1枚以上のふるいを機械的に支え,手で揺り動かす補機手動ふるい分けもある。
h) 手動単体ふるい分け 試料を1個ずつ手でふるい目に当てがい,通過しないものはふるい上として明
確にするふるい分け。50mm以上のフェロアロイ塊について行う。
i) 機械ふるい分け ふるいを機械的に支え,かつ,揺り動かすふるい分け。
j) 非連続式ふるい分け 特定質量の試料を1枚以上のふるいに装入し,手動又は機械的方法で揺り動か
すふるい分け。
k) 連続式ふるい分け 試料を連続的に1枚以上のふるいに装入し,ふるい面の揺り動かし,回転又は傾
斜によるふるい分け。
4. 記号 この規格で用いる記号は,JIS G 1501による。
5. 基本事項 基本事項は,次による。
a) コンサインメントの粒度 (%) を決定するためのサンプリングは,コンサインメントの化学成分の平均
品位を決定するためのサンプリングとは別個に行う。
b) 粒度用試料のためのサンプリングに関する一般事項は,JIS G 1501による。
c) 採取したインクリメントは,粉砕・縮分することなくそのまま測定試料とする。また,必要に応じて
インクリメントを集めて小口試料又は大口試料を作り,それを測定試料としてもよい。
d) ふるい分けは,出荷又は到着基準(1)で行う。
注(1) 製品を出荷又は受け入れたままの状態(乾燥や洗浄などをしない。)。
e) サンプリング・ふるい分けの一般手順

――――― [JIS G 1641 pdf 3] ―――――

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G 1641 : 1998
1) サンプリング サンプリングは,次による。
1.1) コンサインメントを明確にする。
1.2) コンサインメントの最大粒度に従って,インクリメントの最小質量を決める。
1.3) インクリメントの最小必要個数を決める。
1.4) コンサインメントからインクリメントを採取し,それらを測定試料とする。
2) ふるい分け ふるい分けは,次による。
2.1) 測定試料の状態を確かめる。
2.2) ふるい分け方法を決める。
2.3) ふるい分け機器を決める。
2.4) ふるい分けを行う。
2.5) 各粒度区分の測定試料の質量をはかる。
2.6) 10.によってコンサインメントの粒度 (%) を求める。
f) この規格で求めたコンサインメントの粒度 (%) は,信頼率約95%の総合精度をもつ。総合精度 ( 戀
は試料の採取・測定の精度を含んでおり,標準偏差で表した精度 ( ‰ の値で,絶対百分率で
表す。すなわち
2 2
SM=2 SM=2 S + M
表1.1及び表1.2に総合精度を示す。
表1.1 総合精度
(フェロマンガン,フェロシリコン,フェロクロム,シリコマンガン及びシリコクロムの場合)
単位 絶対百分率
コンサインメントの質量 戀
総合精度 (
(t) % (m / m)
ふるい上 ふるい下
を超え 以下 5を超え10以下 5以下 5を超え10以下 10を超え20以下
5 000 10 000 3.1 1.1 1.9 2.5
2 500 5 000 3.2 1.2 2.0 2.6
1 000 2 500 3.2 1.2 2.0 2.6
500 1 000 3.4 1.2 2.1 2.7
250 500 3.5 1.2 2.1 2.8
100 250 3.6 1.3 2.2 2.9
50 100 3.8 1.3 2.3 3.0
25 50 4.1 1.4 2.4 3.3
10 25 4.8 1.7 2.8 3.8
5 10 5.3 1.8 3.0 4.2
− 5 6.1 2.0 3.4 4.8

――――― [JIS G 1641 pdf 4] ―――――

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G 1641 : 1998
表1.2 総合精度
(フェロタングステン,フェロモリブデン,フェロバナジウム,フェロチタン,フェロホスホル,金属マンガン,
金属けい素,金属クロム,カルシウムシリコン,フェロニッケル,フェロボロン及びフェロニオブの場合)
単位 絶対百分率
コンサインメントの質量 戀
総合精度 (
(t) % (m / m)
ふるい上 ふるい下
を超え 以下 5を超え10以下 5以下 5を超え10以下 10を超え20以下
40 64 3.2 1.2 2.0 2.6
25 40 3.4 1.2 2.1 2.8
16 25 3.6 1.3 2.2 2.9
10 16 3.9 1.4 2.3 3.1
5 10 4.2 1.5 2.5 3.3
3 5 4.6 1.6 2.7 3.7
1 3 5.1 1.7 2.9 4.0
0.5 1 5.7 1.9 3.2 4.5
− 0.5 6.6 2.2 3.7 5.2
6. サンプリング方法 サンプリング方法は,次による。
6.1 一般事項 サンプリングはJIS G 1501による。ただし,インクリメントの質量及びインクリメント
の採取個数は,6.2及び6.3による。
6.2 インクリメントの質量 インクリメントの質量は,見掛比重によって分類した三つのグループごと
に,コンサインメントの最大粒度に従って表2に規定する質量以上とする。
表2 インクリメントの最小必要質量
最大粒度 インクリメントの最小必要質量
mm kg
グループ
を超え 以下 I II III
315 − − 350 85
200 315 − 170 50
150 200 − 110 35
100 150 80 60 20
75.0 100 50 35 15
50.0 75.0 25 20 10
31.5 50.0 15 10 5
22.4 31.5 10 7 3
10.0 22.4 2 2 1
6.30 10.0 1 1 1
3.15 6.30 0.5 0.5 0.5
− 3.15 0.5 0.5 0.5
備考1. グループI : フェロタングステン,フェロモリブデン,フェロニオブ
グループII : フェロマンガン,フェロシリコン (Si<45%) ,フェロクロム,シリコマン
ガン・フェロバナジウム,フェロチタン,フェロホスホル,金属マンガン,
金属クロム,シリコクロム,フェロニッケル,フェロボロン
グループIII : フェロシリコン (Si≧45%) ,金属けい素,カルシウムシリコン
2. インクリメントの質量のばらつきが変動係数で20%未満とする。

――――― [JIS G 1641 pdf 5] ―――――

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JIS G 1641:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4551:1987(MOD)

JIS G 1641:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 1641:1998の関連規格と引用規格一覧