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JIS G 2315:1998 規格概要
この規格 G2315は、鉄鋼の製造に用いる還元剤及び合金成分添加剤であるシリコクロムについて規定。
JISG2315 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G2315
- 規格名称
- シリコクロム
- 規格名称英語訳
- Silicon-Chromium
- 制定年月日
- 1953年7月24日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5449:1980(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1953-07-24 制定日, 1956-07-24 改正日, 1959-07-06 確認日, 1960-08-01 改正日, 1963-08-01 確認日, 1964-10-01 改正日, 1968-02-01 確認日, 1969-02-01 改正日, 1971-10-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1978-03-01 改正日, 1983-02-01 確認日, 1986-02-01 改正日, 1991-12-01 確認日, 1997-04-20 確認日, 1998-02-20 改正日, 2003-05-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS G 2315:1998 PDF [7]
G 2315 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS G 2315 : 1986は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS G 2315には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) 国際規格によるシリコクロム
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS G 2315 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 2315 : 1998
シリコクロム
Silicon−Chromium
序文 今回の改正は,対応する国際規格との整合化を目的として行った。
この規格の附属書は,1980年に第1版として発行されたISO 5449, Ferrosilicochromium−Specification and
condi-tions of deliveryを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成したものであり,こ
の規格の本体の規定に代わり適用することができる。
なお,この附属書で点線の下線を施した“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,主として鉄鋼の製造に用いる還元剤及び合金成分添加剤であるシリコクロム
について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 1301 フェロアロイ分析方法の通則
JIS G 1325 シリコクロム分析方法
JIS G 1351 フェロアロイの蛍光X線分析方法
JIS G 1501 フェロアロイのサンプリング方法通則
JIS G 1601 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その1 フェロマンガン,フェロシリコ
ン,フェロクロム,シリコマンガン及びシリコクロム)
JIS G 1641 フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法
3. 種類及び記号 種類及び記号は,1種類とし,その記号はSiCrとする。
4. ロットの作り方
4.1 ロットの作り方は,区分ロット法,配合ロット法又はタップロット法のいずれかとする。
4.2 区分ロット法による場合,品位区分に採択する成分はクロム分又はけい素分のいずれかとし,品位
区分の間隔は3%以下とする。
4.3 ロットの大きさは,表1による。
表1 ロットの大きさ
ロットの作り方 区分ロット法 配合ロット法 タップロット法
ロットの大きさ 500トン以下 15トン以下 1タップ分
――――― [JIS G 2315 pdf 2] ―――――
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G 2315 : 1998
5. 品質
5.1 化学成分 化学成分は,表2による。ただし,表3のように指定することができる。
表2 化学成分
種類 記号 化学成分 % (m/m)
Si Cr C P
シリコクロム Si Cr 40以上 30以上 0.10以下 0.04以下
表3 指定化学成分
種類 化学成分 % (m/m)
C P
シリコクロム 0.06以下 0.03以下
0.03以下
5.2 粒度 粒度は,表4による。
表4 粒度
種類 記号 粒度mm
一般サイズ g 10150
小サイズ s 10 50
中サイズ m 10100
6. 試験
6.1 サンプリング 1ロットの平均品位を決定するためのサンプリング方法及び試料調製方法は,次によ
る。
JIS G 1501,JIS G 1601
6.2 分析方法 分析方法は,次による。
JIS G 1301,JIS G 1325,JIS G 1351
6.3 粒度試験 粒度試験は,次による。
JIS G 1641
7. 検査 分析試験及び粒度試験の成績は,5.の規定に適合しなければならない。適合しない場合は,そ
の試料が代表するロットを不合格とする。
8. 表示 製品には,ばら積みの場合はその全量分をロット別に送り状に,容器詰めの場合は容器ごとに,
次の事項を表示しなければならない。
a) 種類又はその記号
b) 指定された場合は,化学成分とその含有率
c) 粒度又はその記号
d) ロット番号
e) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS G 2315 pdf 3] ―――――
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G 2315 : 1998
附属書(規定) 国際規格によるシリコクロム
参考 原国際規格の表題は“フェロシリコクロム−仕様及び受渡条件”であるが,この附属書の表題
は,国際整合化した規格であることを明確にするため“国際規格によるシリコクロム”とした。
1. 適用範囲 この附属書は,主として鉄鋼の製造及び鋳物用に供給されるフェロシリコクロムの要求事
項及び受渡条件について規定する。
2. 引用規格
ISO 565 : 1990, Test sieves−Metal wire cloth, perforated metal plate and electroformed sheet−Nominal sizes
of openings
ISO 3713 : 1987, Ferroalloys−Sampling and preparation of samples−General rules
ISO 4139 : 1979, Ferrosilicon−Determination of aluminium content−Flame atomic absorption spectrometric
method
ISO 4551 : 1987, Ferroalloys−Sampling and sieve analysis
ISO 4552-1 : 1987, Ferroalloys−Sampling and sample preparation for chemical analysis−Part 1 :
Ferrochromium, ferrosilicochromium, ferrosilicon, ferrosilicomanganese, ferromanganese
参考1. 原国際規格では,ISO 3713,ISO 4551及びISO 4552-1が発行されているので,ここに記載し
て関連箇所で引用した。
2. 原国際規格では,クロム及びけい素の定量方法として,ISO 4140 (Ferrochromium and
ferrosilicochromium−Determination of chromium content−Potentiometric method) 及びISO 4158
(Ferrosilicon, ferrosilicomanganese and ferrosilicochromium−Determination of silicon content−
Gravimetric method) を引用しているが,いずれも危険性のある試薬を使用しているため引用
規格から削除した。
3. 定義
3.1 フェロシリコクロム (Ferrosilicochromium) : クロム含有率が20.0から65.0質量%,シリコン含有率
が10.0から60.0質量%の,還元によって得られる鉄,クロム及びけい素の合金。
4. 発注用情報 フェロシリコクロムの注文書は,次の情報を含まなければならない。
a) 数量
b) コンサインメントの作り方
c) 附属書表1に示す種類に対応した化学成分
d) 附属書表2に示す等級に対応した粒度
e) その他分析報告,包装などに必要な要求事項
5. 要求事項
5.1 コンサインメントの作り方 フェロシリコクロムは,次のいずれかの方法によって構成したコンサ
インメントの形で受渡しを行う。
――――― [JIS G 2315 pdf 4] ―――――
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G 2315 : 1998
5.1.1 タップロット法 タップロット法によって構成したコンサインメントは,1タップ(又は連続タッ
プの一部分)のフェロシリコクロムから成る。
5.1.2 区分ロット法 区分ロット法によって構成したコンサインメントは,一つの種類のフェロシリコク
ロムの複数のタップ(又は複数の連続タップの一部分)から成る。
コンサインメントを構成するタップ(又は連続タップの一部分)のクロム及びけい素含有率は,それぞ
れ互いに絶対値で3%を超える差があってはならない。
5.1.3 配合ロット法 配合ロット法によって構成したコンサインメントは,Xmm1)未満の粒度に粉砕され,
よく混合された一つの種類のフェロシリコクロムの複数のタップ(又は連続タップの一部分)から成る。
コンサインメントを構成するタップ(又は連続タップの一部分)の主成分含有率は,当該種類のフェロ
シリコクロムについて規定される最小値及び最大値の間を変動してもよい。
注1) さらに調査を行った上で確定する。
5.2 化学成分
5.2.1 フェロシリコクロムの化学成分は,附属書表1による。示される範囲は,附属書表2に示す等級1
7の粒度に適用される。
附属書表1 化学成分
種類 化学成分 % (m/m)
Cr Si C P S
以下
以上 を超え 以下 以下 以下
FeCrSi15 55.0 10.0 18.06.0 0.050 0.030
FeCrSi22 55.0 20.0 25.00.05 0.030 0.030
FeCrSi23 45.0 18.0 28.0 3.5 0.050 0.030
FeCrSi26 45.0 24.0 28.0 1.5 0.030 0.030
FeCrSi33 43.0 28.0 38.0 1.0 0.050 0.030
FeCrSi40 35.0 35.0 40.00.2 0.030 0.030
FeCrSi45 28.0 40.0 45.00.1 0.030 0.030
FeCrSi50 20.0 45.0 60.00.1 0.030 0.030
FeCrSi50LC 20.0 45.0 60.00.05 0.030 0.030
FeCrSi55 28.0 50.0 55.00.03 0.030 0.030
FeCrSi48 35.0 42.0 55.00.05 0.030 0.010
FeCrSi48LP 35.0 42.0 55.00.05 0.020 0.010
5.2.2 附属書表1に示す化学成分は,主成分及び通常の不純物だけを示すものである。購入者が主成分含
有率に対してより狭い範囲を,及び/又は規定された成分に対して異なる範囲を,及び/又は規定されて
いない成分に対して範囲を要求する場合は,供給者と購入者の間で合意しなければならない。
5.2.3 附属書表1に示す化学成分は,フェロシリコクロムのサンプリング及び分析方法の精度に基づくも
のである(6.参照)。
5.3 粒度
――――― [JIS G 2315 pdf 5] ―――――
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JIS G 2315:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5449:1980(MOD)
JIS G 2315:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 2315:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG1301:2016
- フェロアロイ―分析方法通則
- JISG1325:2000
- シリコクロム分析方法
- JISG1351:2006
- フェロアロイ―蛍光X線分析方法
- JISG1501:1998
- フェロアロイのサンプリング方法通則
- JISG1601:1998
- フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その1 フェロマンガン,フェロシリコン,フェロクロム,シリコマンガン及びシリコクロム)
- JISG1641:1998
- フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法