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JIS G 2308:1998 規格概要
この規格 G2308は、鉄鋼の製造に用いる合金成分添加剤であるフェロバナジウムについて規定。
JISG2308 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G2308
- 規格名称
- フェロバナジウム
- 規格名称英語訳
- Ferrovanadium
- 制定年月日
- 1950年7月28日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5451:1980(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1950-07-28 制定日, 1953-07-24 改正日, 1956-07-24 改正日, 1959-07-06 確認日, 1960-08-01 改正日, 1963-08-01 確認日, 1964-10-01 改正日, 1968-02-01 確認日, 1969-02-01 改正日, 1971-10-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1978-03-01 改正日, 1983-02-01 確認日, 1986-02-01 改正日, 1991-12-01 確認日, 1997-04-20 確認日, 1998-02-20 改正日, 2003-05-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS G 2308:1998 PDF [7]
G 2308 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS G 2308 : 1986は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS G 2308には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) 国際規格によるフェロバナジウム
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS G 2308 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 2308 : 1998
フェロバナジウム
Ferrovanadium
序文 今回の改正は,対応する国際規格との整合化を目的として行った。
この規格の附属書は,1980年に第1版として発行されたISO 5451, Ferrovanadium−Specification and
conditions of deliveryを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成したものであり,こ
の規格の本体の規定に代わり適用することができる。
なお,この附属書で点線の下線を施した“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,主として鉄鋼の製造に用いる合金成分添加剤であるフェロバナジウムについ
て規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS G 1301 フェロアロイ分析方法の通則
JIS G 1318 フェロバナジウム分析方法
JIS G 1351 フェロアロイの蛍光X線分析方法
JIS G 1501 フェロアロイのサンプリング方法通則
JIS G 1602 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その2 フェロタングステン,フェロモ
リブデン,フェロバナジウム,フェロチタン及びフェロニオブ)
JIS G 1641 フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法
3. 種類及び記号 種類及び記号は,表1による。
表1 種類及び記号
種類 記号
フェロバナジウム 1号 FV1
2号 FV2
4. ロットの作り方
4.1 ロットの作り方は,区分ロット法,配合ロット法又はタップロット法のいずれかとする。
4.2 区分ロット法による場合,品位区分に採択する成分はバナジウム分とし,品位区分の間隔は2%以下
とする。
4.3 ロットの大きさは,表2による。
――――― [JIS G 2308 pdf 2] ―――――
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G 2308 : 1998
表2 ロットの大きさ
ロットの作り方 区分ロット法 配合ロット法 タップロット法
ロットの大きさ 20トン以下 5トン以下 1タップ分
5. 品質
5.1 化学成分 化学成分は,表3による。ただし,表4のように指定することができる。
表3 化学成分
種類 記号 化学成分 % (m/m)
V C Si P S Al
以下 以下 以下 以下 以下
フェロバナジウム 1号 FV1 75.085.0 0.2 2.0 0.10 0.10 4.0
2号 FV2 45.055.0 0.2 2.0 0.10 0.10 4.0
表4 指定化学成分
種類 化学成分 % (m/m)
P S Al
フェロバナジウム 全種類 0.03以下 0.05以下 1.0以下
0.5以下
5.2 粒度 粒度は,表5による。
表5 粒度
種類 記号 粒度mm
一般サイズ g 1100
小サイズ s 1 50
6. 試験
6.1 サンプリング 1ロットの平均品位を決定するためのサンプリング方法及び試料調製方法は,次によ
る。
JIS G 1501,JIS G 1602
6.2 分析方法 分析方法は,次による。
JIS G 1301,JIS G 1318,JIS G 1351
6.3 粒度試験 粒度試験は,次による。
JIS G 1641
7. 検査 分析試験及び粒度試験の成績は,5.の規定に適合しなければならない。適合しない場合は,そ
の試料が代表するロットを不合格とする。
8. 表示 製品には,ばら積みの場合はその全量分をロット別に送り状に,容器詰めの場合は容器ごとに,
次の事項を表示しなければならない。
a) 種類又はその記号
b) 指定された場合は,化学成分とその含有率
c) 粒度又はその記号
d) ロット番号
e) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS G 2308 pdf 3] ―――――
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G 2308 : 1998
附属書(規定) 国際規格によるフェロバナジウム
参考 原国際規格の表題は“フェロバナジウム−仕様及び受渡条件”であるが,この附属書の表題は,
国際整合化した規格であることを明確にするため“国際規格によるフェロバナジウム”とした。
1. 適用範囲 この附属書は,主として鉄鋼の製造及び鋳物用に供給されるフェロバナジウムの要求事項
及び受渡条件について規定する。
2. 引用規格
ISO 565 : 1990, Test sieves−Metal wire cloth , perforated metal plate and electroformed sheet−Nominal sizes
of openings.
ISO 3713 : 1987, Ferroalloys−Sampling and preparation of samples−General rules.
ISO 4551 : 1987, Ferroalloys−Sampling and sieve analysis.
ISO 4552-2 : 1987, Ferroalloys−Sampling and sample preparation for chemical analysis−Part 2 :
Ferrotitanium, ferromolybdenum, ferrotungsten, ferroniobium, ferrovanadium.
ISO 6467 : 1980, Ferrovanadium−Determination of vanadium content−Potentiometric method.
参考 原国際規格の発行後,ISO 3713,ISO 4551,ISO 4552-2及びISO 6467か発行されているので,
ここに記載して関連箇所で引用した。
3. 定義
3.1 フェロバナジウム (Ferrovanadium) 最小バナジウム含有率35.0質量%,最大バナジウム含有率
85.0質量%の,還元によって得られる鉄とバナジウムの合金。
4. 発注用情報 フェロバナジウムの注文書は,次の情報を含まなければならない。
a) 数量
b) コンサインメントの作り方
c) 附属書表1に示す種類に対応した化学成分
d) 附属書表2に示す等級に対応した粒度
e) その他分析報告,包装などに必要な要求事項
5. 要求事項
5.1 コンサインメントの作り方 フェロバナジウムは,次のいずれかの方法によって構成したコンサイ
ンメントの形で受渡しを行う。
5.1.1 タップロット法 タップロット法によって構成したコンサインメントは,1タップ(又は連続タッ
プの一部分)のフェロバナジウムから成る。
5.1.2 区分ロット法 区分ロット法によって構成したコンサインメントは,一つの種類のフェロバナジウ
ムの複数のタップ(又は複数の連続タップの一部分)から成る。
コンサインメントを構成するタップ(又は連続タップの一部分)のバナジウム含有率は,互いに絶対値
で3%を超える差があってはならない。
――――― [JIS G 2308 pdf 4] ―――――
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G 2308 : 1998
5.1.3 配合ロット法 配合ロット法によって構成したコンサインメントは,50mm未満の粒度に粉砕され,
よく混合された一つの種類のフェロバナジウムの複数のタップ(又は複数の連続タップの一部分)から成
る。コンサインメントを構成するタップ(又は連続タップの一部分)の主成分含有率は,当該種類のフェ
ロバナジウムについて規定される最小値及び最大値の間を変動してもよい。
5.2 化学成分
5.2.1 フェロバナジウムの化学成分は,附属書表1による。示される範囲は,附属書表2に示す等級1
5の粒度に適用される。
附属書表1 化学成分
種類 化学成分 % (m/m)
V Si Al C P S As Cu Mn Ni
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
FeV40 35.050.0 2.0 4.0 0.30 0.10 0.10 − − − −
FeV60 50.065.0 2.0 2.5 0.30 0.06 0.05 0.06 0.10 − −
FeV80 75.085.0 2.0 1.5 0.30 0.06 0.05 0.06 0.10 0.50 0.15
FeV80Al 2 75.085.0 1.5 2.0 0.20 0.06 0.05 0.06 0.10 0.50 0.15
FeV80Al 4 70.080.0 2.0 4.0 0.20 0.10 0.10 0.10 0.10 0.50 0.15
5.2.2 附属書表1に示す化学成分は,主成分及び通常の不純物だけを示すものである。購入者が主成分含
有率に対してより狭い範囲を,及び/又は規定された成分に対して異なる範囲を,及び/又は規定されて
いない成分に対して範囲を要求する場合は,供給者と購入者の間で合意しなければならない。
5.2.3 附属書表1に示す化学成分は,フェロバナジウムのサンプリング方法及び分析方法の精度に基づく
ものである(6.参照)。
5.3 粒度
5.3.1 フェロバナジウムは,塊又は粉砕整粒品として供給される。粒度及び許容差は,附属書表2による。
ふるい下の値は,購入者への引渡地点1)における値が有効である。規定された粒度は,ふるい目の形状が
正方形の鋼板製ふるいによって測定されたものである(ISO 565参照)。
注1) 引渡地点とは,コンサインメントに対する責任が供給者から購入者に移る地点である。供
給者も購入者も輸送に責任を負わない場合は,責任が有効になる地点について合意しなけ
ればならない。
附属書表2 粒度
等級 粒度 mm ふるい下 % (m/m) ふるい上 % (m/m)
1 2100 3以下 10以下
2 2 50 3以下 2又は3方向につい
3 2 25 5以下 て,規定された粒度
4 2 10 5以下 の最大値の1.15倍を
5 2以下 − 超える粒子があって
はならない。
5.3.2 購入者が,附属書表2に示す以外の粒度及び/又は許容差を要求する場合は,供給者と購入者の間
で合意しなければならない。
5.4 異物混入 製品には,可能な限り異物混入はないようにする。
6. 試験
6.1 化学分析用及び粒度測定用試料のサンプリング
――――― [JIS G 2308 pdf 5] ―――――
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JIS G 2308:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5451:1980(MOD)
JIS G 2308:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 2308:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG1301:2016
- フェロアロイ―分析方法通則
- JISG1318:1998
- フェロバナジウム分析方法
- JISG1351:2006
- フェロアロイ―蛍光X線分析方法
- JISG1501:1998
- フェロアロイのサンプリング方法通則
- JISG1602:1998
- フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その2 フェロタングステン,フェロモリブデン,フェロバナジウム,フェロチタン及びフェロニオブ)
- JISG1641:1998
- フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法