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JIS G 3140:2011 規格概要
この規格 G3140は、主として橋梁に用いる高い降伏点又は耐力を有する熱間圧延鋼板及び耐候性熱間圧延鋼板であって,特に溶接性に優れたものについて規定。
JISG3140 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G3140
- 規格名称
- 橋梁用高降伏点鋼板
- 規格名称英語訳
- Higher yield strength steel plates for bridges
- 制定年月日
- 2008年11月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.140.50, 91.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 II 2021
- 改訂:履歴
- 2008-11-20 制定日, 2011-11-21 改正日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS G 3140:2011 PDF [10]
G 3140 : 2011
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類及び記号並びに適用厚さ・・・・[1]
- 4 熱処理及び熱処理の記号・・・・[2]
- 4.1 熱処理・・・・[2]
- 4.2 熱処理の記号・・・・[2]
- 5 化学成分・・・・[2]
- 6 溶接割れ感受性組成・・・・[3]
- 7 機械的性質・・・・[3]
- 7.1 降伏点又は耐力,引張強さ及び伸び・・・・[3]
- 7.2 シャルピー吸収エネルギー・・・・[3]
- 8 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[4]
- 9 外観・・・・[4]
- 10 試験・・・・[4]
- 10.1 分析試験・・・・[4]
- 10.2 機械試験・・・・[4]
- 11 検査・・・・[5]
- 12 再検査・・・・[5]
- 13 表示・・・・[5]
- 14 報告・・・・[6]
- 附属書A(規定)特別品質規定-冷間曲げ加工を行う鋼板の衝撃試験・・・・[7]
- 附属書B(参考)耐候性合金指標v・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 3140 pdf 1] ―――――
G 3140 : 2011
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3140:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成24年11月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS G 3140:2008によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 3140 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 3140 : 2011
橋梁用高降伏点鋼板
Higher yield strength steel plates for bridges
序文
この規格は,橋梁用鋼板に関する最新の製造技術及び市場ニーズに対応するように,2008年に制定した
日本工業規格(日本産業規格)である。その後,適用する範囲を拡大して新しい鋼材の種類の追加の必要性が高まったため,
今回の改正に至った。
なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,主として橋梁に用いる高い降伏点又は耐力を有する熱間圧延鋼板及び耐候性1)熱間圧延鋼
板(以下,鋼板という。)であって,特に溶接性に優れたものについて規定する。
注1) 耐候性とは,自然環境の大気中での腐食に耐える性質をいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0416 鋼及び鋼製品−機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
3 種類及び記号並びに適用厚さ
鋼板の種類は,6種類とし,その記号及び適用厚さは,表1による。
――――― [JIS G 3140 pdf 3] ―――――
2
G 3140 : 2011
表1−種類の記号及び適用厚さ
単位 mm
種類の記号 適用厚さ
SBHS400 6以上 100以下
SBHS400W 6以上 100以下
SBHS500 6以上 100以下
SBHS500W 6以上 100以下
SBHS700 6以上 75以下
SBHS700W 6以上 75以下
Wは,耐候性鋼板で,通常,裸のまま又
はさび安定化処理を行って使用する。
4 熱処理及び熱処理の記号
4.1 熱処理
鋼板の熱処理は,熱加工制御による。ただし,受渡当事者間の協定によって,焼入焼戻しなどの熱加工
制御以外の熱処理を行ってもよい。
4.2 熱処理の記号
熱加工制御によって製造した鋼板には,熱処理の記号は付記しない。熱加工制御以外の熱処理を行った
場合は,表1の種類の記号の末尾に次の記号を付記する。
a) 鋼板に焼入焼戻しを行う場合 Q
b) 鋼板にその他(熱加工制御及び焼入焼戻し以外)の熱処理を行う場合 受渡当事者間の協定による
例 SBHS500 : SBHS500の鋼板を熱加工制御によって製造した場合
SBHS700WQ : SBHS700Wの鋼板を焼入焼戻しによって製造した場合
5 化学成分
鋼板は,10.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
表2−化学成分a)
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Cu Ni Cr Mo V B N
0.15 0.55 2.00 0.020 0.006 0.006
SBHS400 − − − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.15 0.15 2.00 0.020 0.006 0.30 0.05 0.45 0.006
SBHS400W − − −
以下 0.55 以下 以下 以下 0.50 0.30 0.75 以下
0.11 0.55 2.00 0.020 0.006 0.006
SBHS500 − − − − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.11 0.15 2.00 0.020 0.006 0.30 0.05 0.45 0.006
SBHS500W − − −
以下 0.55 以下 以下 以下 0.50 0.30 0.75 以下
0.11 0.55 2.00 0.015 0.006 0.60 0.05 0.005 0.006
SBHS700 − − −
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.11 0.15 2.00 0.015 0.006 0.30 0.05 0.45 0.60 0.05 0.005 0.006
SBHS700W
以下 0.55 以下 以下 以下 1.50 2.00 1.20 以下 以下 以下 以下
注記 鋼材の耐候性を示す指標である耐候性合金指標vを,参考として附属書Bに示す。
注a) 必要に応じて,この表以外の合金元素を添加してもよい。
――――― [JIS G 3140 pdf 4] ―――――
3
G 3140 : 2011
6 溶接割れ感受性組成
鋼板の溶接割れ感受性組成は,10.1による溶鋼分析値を用いて式(1)によって算出し,その値は表3によ
る。
Si Mn Cu Ni Cr Mo V (1)
PCM C 5B
30 20 20 60 20 15 10
ここに, PCM : 溶接割れ感受性組成(%)
表3−溶接割れ感受性組成
厚さ 溶接割れ感受性組成
種類の記号
mm %
SBHS400
100以下 0.22以下
SBHS400W
SBHS500
100以下 0.20以下
SBHS500W
50以下 0.30以下
SBHS700
SBHS700W 50を超え
0.32以下
75以下
7 機械的性質
7.1 降伏点又は耐力,引張強さ及び伸び
鋼板は,10.2の試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ及び伸びは,表4による。
表4−降伏点又は耐力,引張強さ及び伸び
降伏点又は耐力 引張強さ 伸び
種類の記号 厚さ 試験片
%
N/mm2 N/mm2 mm
6以上 16以下 1A号 15以上
SBHS400
400以上 490640 16を超え50以下 1A号 19以上
SBHS400W
40を超えるもの 4号 21以上
6以上 16以下 5号 19以上
SBHS500
500以上 570720 16を超えるもの 5号 26以上
SBHS500W
20を超えるもの 4号 20以上
6以上 16以下 5号 16以上
SBHS700
700以上 780930 16を超えるもの 5号 24以上
SBHS700W
20を超えるもの 4号 16以上
注記 1 N/mm2=1 MPa
7.2 シャルピー吸収エネルギー
厚さ12 mmを超える鋼板は,10.2の試験を行い,そのシャルピー吸収エネルギーは,表5による。この
場合,シャルピー吸収エネルギーは,3個の試験片の平均値とし,JIS G 0404の9.6(組試験の結果の評価)
によって判定する。
なお,SBHS400,SBHS400W,SBHS500及びSBHS500Wの鋼板に対して,内側半径が板厚の7倍以上
又は5倍以上の冷間曲げ加工を行う場合のシャルピー吸収エネルギーは,受渡当事者間の協定によって,
附属書Aを適用してもよい。
――――― [JIS G 3140 pdf 5] ―――――
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JIS G 3140:2011の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3140:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0416:2014
- 鋼及び鋼製品―機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製
- JISG3193:2019
- 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法