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JIS H 3320:2006 規格概要
この規格 H3320は、JIS H 3100に規定する合金番号C1220・C2600・C2680・C4430・C4450・C7060・C7150の条を,高周波誘導加熱溶接した銅及び銅合金の溶接管について規定。
JISH3320 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H3320
- 規格名称
- 銅及び銅合金の溶接管
- 規格名称英語訳
- Copper and copper alloy welded pipes and tubes
- 制定年月日
- 1977年5月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.150.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021, 配管 II(製品) 2021
- 改訂:履歴
- 1977-05-01 制定日, 1980-06-01 確認日, 1981-01-15 改正日, 1986-03-01 改正日, 1992-07-01 改正日, 1999-11-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS H 3320:2006 PDF [13]
H 3320 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本伸銅協会(JCBA)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS H
3320:1992は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が、技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS H 3320には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)銅及び銅合金溶接管の標準寸法
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 3320 pdf 1] ―――――
H 3320 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 種類,等級及び記号・・・・[1]
- 4. 品質・・・・[2]
- 4.1 外観・・・・[2]
- 4.2 化学成分・・・・[2]
- 4.3 機械的性質及び物理的性質の試験項目・・・・[2]
- 4.4 機械的性質・・・・[3]
- 4.5 結晶粒度・・・・[4]
- 4.6 押広げ性・・・・[5]
- 4.7 へん平性・・・・[5]
- 4.8 非破壊検査特性・・・・[5]
- 4.9 時期割れ性・・・・[5]
- 5. 寸法及びその許容差・・・・[5]
- 5.1 寸法の指定・・・・[5]
- 5.2 寸法の許容差・・・・[5]
- 5.3 曲がりの最大値・・・・[6]
- 6. 試験・・・・[7]
- 6.1 化学分析試験・・・・[7]
- 6.2 引張試験・・・・[7]
- 6.3 硬さ試験・・・・[7]
- 6.4 結晶粒度試験・・・・[7]
- 6.5 押広げ試験・・・・[7]
- 6.6 へん平試験・・・・[8]
- 6.7 か(渦)流探傷試験・・・・[8]
- 6.8 水圧試験・・・・[8]
- 6.9 空圧試験・・・・[9]
- 6.10 時期割れ試験・・・・[9]
- 7. 検査・・・・[9]
- 8. 表示・・・・[10]
- 附属書(参考)銅及び銅合金溶接管の標準寸法・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 3320 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 3320 : 2006
銅及び銅合金の溶接管
Copper and copper alloy welded pipes and tubes
1. 適用範囲
この規格は,JIS H 3100に規定する合金番号C 1220・C 2600・C 2680・C 4430・C 4450・
C 7060・C 7150の条を,高周波誘導加熱溶接した銅及び銅合金の溶接管(以下,管という。)について規
定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 0501 伸銅品結晶粒度試験方法
JIS H 0502 銅及び銅合金管のか(渦)流探傷試験方法
JIS H 1051 銅及び銅合金中の銅定量方法
JIS H 1052 銅及び銅合金中のすず定量方法
JIS H 1053 銅及び銅合金中の鉛定量方法
JIS H 1054 銅及び銅合金中の鉄定量方法
JIS H 1055 銅及び銅合金中のマンガン定量方法
JIS H 1056 銅及び銅合金中のニッケル定量方法
JIS H 1058 銅及び銅合金中のりん定量方法
JIS H 1059 銅及び銅合金中のひ素定量方法
JIS H 1062 銅及び銅合金中の亜鉛定量方法
JIS H 1292 銅合金の蛍光X線分析方法
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS Z 2201 金属材料引張試験片
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
3. 種類,等級及び記号
管の種類,等級及びそれらの記号は,表1による。
備考 質別を示す記号は,表1の記号の後に付ける。
――――― [JIS H 3320 pdf 3] ―――――
2
H 3320 : 2006
表 1 管の種類,等級及びそれらの記号
種類 等級 記号 参考
合金番号 形状 名称 特色及び用途例
C 1220 溶接管 普通級 C 1220 TW りん脱酸銅 押広げ性・曲げ性・絞り性・溶接性・耐食性・熱
伝導性がよい。還元性雰囲気中で高温に加熱して
特殊級 C 1220 TWS も水素ぜい化を起こすおそれがない。熱交換器
用,化学工業用,給水・給湯用,ガス管用など。
C 2600 溶接管 普通級 C 2600 TW 黄銅 押広げ性・曲げ性・絞り性・めっき性がよい。熱
特殊級 C 2600 TWS 交換器用,カーテンレール用,衛生管用,諸機器
C 2680 溶接管 普通級 C 2680 TW 部品用,アンテナ用など。
特殊級 C 2680 TWS
C 4430 溶接管 普通級 C 4430 TW アドミラルティ耐食性がよい。ガス管用,熱交換器用など。
特殊級 C 4430 TWS 黄銅
C 4450 溶接管 普通級 C 4450 TW りん入りアドミ耐食性がよい。ガス管用など
特殊級 C 4450 TWS ラルティ黄銅
C 7060 溶接管 普通級 C 7060 TW 白銅 耐食性,特に耐海水性がよく,比較的高温の使用
特殊級 C 7060 TWS に適する。楽器用,建材用,装飾用,熱交換器用
C 7150 溶接管 普通級 C 7150 TW など。
特殊級 C 7150 TWS
4. 品質
4.1 外観
管の外観は,仕上良好・均一で,使用上有害な欠陥があってはならない。
備考 使用上有害な欠陥は,受渡当事者間の協定による。
4.2 化学成分
管の化学成分は,6.1によって試験を行ったとき,表2による。
表 2 管の化学成分
合金番号 化学成分 (質量%)
Cu Pb Fe Sn Zn Mn Ni P その他
C 1220 99.90 0.015
− − − − − − −
以上 0.040
C 2600 68.5 0.05 0.05
− 残部 − − − −
71.5 以下 以下
C 2680 64.0 0.05 0.05
− 残部 − − − −
68.0 以下 以下
C 4430 70.0 0.05 0.05 0.9
残部 − − − As 0.020.06
73.0 以下 以下 1.2
C 4450 70.0 0.05 0.05 0.8 0.002
残部 − − −
73.0 以下 以下 1.2 0.10
0.05 1.0 0.50 0.20 9.0 Cu+Ni+Fe+Mn
C 7060 − − −
以下 1.8 以下 1.0 11.0 99.5以上
0.05 0.40 0.50 0.20 29.0 Cu+Ni+Fe+Mn
C 7150 − − −
以下 1.0 以下 1.0 33.0 99.5以上
4.3 機械的性質及び物理的性質の試験項目
管の機械的性質(引張強さ・伸び・硬さ)及び物理的性質
の試験項目は,表3による。
――――― [JIS H 3320 pdf 4] ―――――
3
H 3320 : 2006
表 3 管の機械的性質及び物理的性質の試験項目
合金番号 質別 記号 外径 機械的性質及び物理的性質を示す試験項目
mm 引 伸 硬 結 押 へ 非 時
張 び さ 晶 広 ん 特 破 期
強 粒 げ 平 性 壊 割
さ 度 性 性 れ
検 性
査
C 1220 O C 1220 TW-O 50以下 ○ ○ △ △ ○ ○ △ −
C 1220 TWS-O 50を超えるもの ○ ○ △ △ ○ ○ − −
OL C 1220 TW-OL 50以下 ○ ○ △ △ ○ ○ △ −
C 1220 TWS-OL 50を超えるもの ○ ○ △ △ ○ ○ − −
1/2H C 1220 TW-1/2H 50以下 ○ − △ − ○ ○ △ −
C 1220 TWS-1/2H50を超えるもの ○ − △ − ○ ○ − −
H C 1220 TW-H 50以下 ○ − △ − ○ ○ △ −
C 1220 TWS-H 50を超えるもの ○ − △ − ○ ○ − −
C 2600 O C 2600 TW-O
50以下 ○ ○ △ △ ○ ○ △ ○
C 2680 C 2600 TWS-O
C 2680 TW-O
50を超えるもの ○ ○ △ △ ○ ○ − ○
C 2680 TWS-O
OL C 2600 TW-OL
50以下 ○ ○ △ △ ○ ○ △ ○
C 2600 TWS-OL
C 2680 TW-OL
50を超えるもの ○ ○ △ △ ○ ○ − ○
C 2680 TWS-OL
1/2H C 2600 TW-1/2H
50以下 ○ ○ △ − ○ ○ △ ○
C 2600 TWS-1/2H
C 2680 TW-1/2H
50を超えるもの ○ ○ △ − ○ ○ − ○
C 2680 TWS-1/2H
H C 2600 TW-H
50以下 ○ − △ − ○ ○ △ ○
C 2600 TWS-H
C 2680 TW-H
50を超えるもの ○ − △ − ○ ○ − ○
C 2680 TWS-H
C 4430 O C 4430 TW-O 50以下 ○ ○ − △ ○ ○ △ ○
C 4430 TWS-O 50を超えるもの ○ ○ − △ ○ ○ − ○
C 4450 O C 4450 TW-O 50以下 ○ ○ − △ ○ ○ △ ○
C 4450 TWS-O 50を超えるもの ○ ○ − △ ○ ○ − ○
C 7060 O C 7060 TW-O 50以下 ○ ○ − △ ○ ○ △ −
C 7060 TWS-O 50を超えるもの ○ ○ − △ ○ ○ − −
C 7150 TW-O
C 7150 O 50以下 ○ ○ − △ ○ ○ △ −
C 7150 TWS-O
備考 ○印は必す(須)の,△印は注文者の要求がある場合の試験項目を示す。
4.4 機械的性質
管の機械的性質(引張強さ・伸び・硬さ)は,6.2及び6.3によって試験を行ったとき,
表4による。
なお,規定寸法範囲外の管の機械的性質は,受渡当事者間の協定による。
備考 硬さを適用する場合には,引張強さ及び伸びは適用しなくてもよい。
――――― [JIS H 3320 pdf 5] ―――――
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JIS H 3320:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS H 3320:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0321:1973
- 非鉄金属材料の検査通則
- JISH0501:1986
- 伸銅品結晶粒度試験方法
- JISH0502:1986
- 銅及び銅合金管のか(渦)流探傷試験方法
- JISH1051:2013
- 銅及び銅合金中の銅定量方法
- JISH1052:2010
- 銅及び銅合金中のすず定量方法
- JISH1053:2009
- 銅及び銅合金中の鉛定量方法
- JISH1054:2002
- 銅及び銅合金中の鉄定量方法
- JISH1055:2003
- 銅及び銅合金中のマンガン定量方法
- JISH1056:2003
- 銅及び銅合金中のニッケル定量方法
- JISH1058:2013
- 銅及び銅合金中のりん定量方法
- JISH1059:2015
- 銅及び銅合金中のひ素定量方法
- JISH1062:2006
- 銅及び銅合金中の亜鉛定量方法
- JISH1292:2018
- 銅合金の蛍光X線分析方法
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISZ2201:1950
- 医療用遠心沈デン器
- JISZ2201:1998
- 金属材料引張試験片
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法