JIS H 4631:2018 チタン及びチタン合金―熱交換器用溶接管

JIS H 4631:2018 規格概要

この規格 H4631は、管の内外で熱の授受を行うことを目的として使用する,断面が円形のチタン溶接管及びチタン合金溶接管について規定。

JISH4631 規格全文情報

規格番号
JIS H4631 
規格名称
チタン及びチタン合金―熱交換器用溶接管
規格名称英語訳
Titanium and titanium alloys -- Welded tubes for heat exchangers
制定年月日
1964年7月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 18762:2016(MOD)
国際規格分類

ICS

27.060.30, 77.120.50, 77.150.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
非鉄 2021, 配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1964-07-01 制定日, 1967-07-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-03-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1979-07-01 改正日, 1984-10-01 確認日, 1988-04-01 改正日, 1993-08-01 確認日, 1994-11-01 改正日, 2001-01-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2012-04-20 改正日, 2017-10-20 確認日, 2018-10-22 改正
ページ
JIS H 4631:2018 PDF [19]
                                                                                   H 4631 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び種類の記号・・・・[2]
  •  4 品質・・・・[2]
  •  4.1 外観・・・・[2]
  •  4.2 化学成分・・・・[2]
  •  4.3 機械的性質・・・・[4]
  •  4.4 押し広げ性・・・・[4]
  •  4.5 へん平性・・・・[4]
  •  4.6 展開性・・・・[4]
  •  4.7 気密性・・・・[4]
  •  4.8 非破壊検査特性・・・・[4]
  •  5 寸法及びその許容差・・・・[5]
  •  5.1 寸法・・・・[5]
  •  5.2 外径及び厚さの許容差・・・・[5]
  •  5.3 長さの許容差・・・・[5]
  •  6 試験・・・・[5]
  •  6.1 化学分析試験・・・・[5]
  •  6.2 引張試験・・・・[6]
  •  6.3 押し広げ試験・・・・[6]
  •  6.4 へん平試験・・・・[6]
  •  6.5 展開試験・・・・[7]
  •  6.6 気密性試験・・・・[8]
  •  6.7 非破壊検査特性試験・・・・[8]
  •  7 検査・・・・[8]
  •  8 表示・・・・[8]
  •  9 報告・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)熱交換器用溶接管の代表寸法・・・・[10]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS H 4631 pdf 1] ―――――

H 4631 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
チタン協会(JTS)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS H 4631:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
− 氏名 : 株式会社神戸製鋼所
− 住所 : 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2丁目2番4号
− 氏名 : 新日鐵住金株式会社
− 住所 : 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号
特許登録番号 特許権の名称 所有者 有効期限
3916088号 耐食材用チタン合金 新日鐵住金株式会社 平成37年12月28日
3967515号 マフラー用チタン合金材およびマフラー 株式会社神戸製鋼所 平成32年2月16日
4125560号 耐水素吸収性に優れたチタン合金材 株式会社神戸製鋼所 平成34年8月7日
上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施
の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対
しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS H 4631 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
H 4631 : 2018

チタン及びチタン合金−熱交換器用溶接管

Titanium and titanium alloys-Welded tubes for heat exchangers

序文

  この規格は,2016年に第1版として発行されたISO 18762を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,管の内外で熱の授受を行うことを目的として使用する,断面が円形のチタン溶接管及びチ
タン合金溶接管(以下,管という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 18762:2016,Tubes of titanium and titanium alloys−Welded tubes for condensers and heat
exchangers−Technical delivery conditions(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 0515 チタン管の渦流探傷検査方法
JIS H 0516 チタン管の超音波探傷検査方法
JIS H 0517 チタン溶接管の差圧試験方法
JIS H 1610 チタン及びチタン合金−サンプリング方法
JIS H 1612 チタン及びチタン合金中の窒素定量方法
JIS H 1614 チタン及びチタン合金中の鉄定量方法
JIS H 1617 チタン及びチタン合金中の炭素定量方法
JIS H 1619 チタン及びチタン合金−水素定量方法
JIS H 1620 チタン及びチタン合金中の酸素定量方法
JIS H 1621 チタン合金中のパラジウム定量方法
JIS H 1622 チタン合金−アルミニウム定量方法

――――― [JIS H 4631 pdf 3] ―――――

2
H 4631 : 2018
JIS H 1630 チタンの発光分光分析方法
JIS H 1631 チタン合金−蛍光X線分析方法
JIS H 1632-2 チタン−ICP発光分光分析方法−第2部 : パラジウム,マンガン,鉄,マグネシウム,
けい素,アルミニウム,バナジウム,ニッケル,クロム,すず,銅,モリブデン,ジルコニウム,
ニオブ,タンタル,コバルト及びイットリウム定量方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 種類及び種類の記号

  管の種類及び種類の記号は,表1による。
表1−種類及び種類の記号
種類 種類の記号 特色及び用途例
(参考)
1種 TTH 270 W 工業用純チタン
2種 TTH 340 W 耐食性に優れ,特に耐海水性がよい。
3種 TTH 480 W 化学装置,石油精製装置,パルプ製紙工業装置,発電設備,海水淡水化
装置などに用いる。
11種 TTH 270 Pd W 耐食チタン合金
12種 TTH 340 Pd W 耐食性に優れ,特に耐隙間腐食性がよい。
13種 TTH 480 Pd W 化学装置,石油精製装置,パルプ製紙工業装置,発電設備,海水淡水化
14種 TTH 345 NPRC W 装置などに用いる。
15種 TTH 450 NPRC W
16種 TTH 343 Ta W
17種 TTH 240 Pd W
18種 TTH 345 Pd W
19種 TTH 345 PCo W
20種 TTH 450 PCo W
21種 TTH 275 RN W
22種 TTH 410 RN W
23種 TTH 483 RN W
50種 TATH 1500 Al W α合金(Ti-1.5Al)a)
耐食性に優れ,特に耐海水性がよい。耐水素吸収性及び耐熱性がよい。
注a) α合金(Ti-1.5Al)のAlの前の数字“1.5”は,合金の成分値(%)の公称値を示す。

4 品質

4.1 外観

  管の外観に,使用上の有害な欠点があってはならない。使用上の有害な欠点の判断基準及び欠点の処置
は,受渡当事者間の協定による。

4.2 化学成分

  管の化学成分は,6.1によって試験を行い,表2による。

――――― [JIS H 4631 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
H 4631 : 2018
表2−化学成分
単位 %
種類 N C H Fe O Al Ru Pd Ta Co Cr Ni その他a) Ti b)
個々 合計
0.03 0.08 0.013 0.20 0.15 0.1 0.4
1種 − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.03 0.08 0.013 0.25 0.20 0.1 0.4
2種 − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.05 0.08 0.013 0.30 0.30 0.1 0.4
3種 − − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.12
0.03 0.08 0.013 0.20 0.15 0.1 0.4
11種 − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.25
0.12
0.03 0.08 0.013 0.25 0.20 0.1 0.4
12種 − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.25
0.12
0.05 0.08 0.013 0.30 0.30 0.1 0.4
13種 − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.25
0.02 0.01 0.10 0.35
0.03 0.08 0.015 0.30 0.25 0.1 0.4
14種 − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.04 0.02 0.20 0.55
0.02 0.01 0.10 0.35
0.05 0.08 0.015 0.30 0.35 0.1 0.4
15種 − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.04 0.02 0.20 0.55
4.00
0.03 0.08 0.010 0.15 0.15 0.1 0.4
16種 − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
6.00
0.04
0.03 0.08 0.015 0.20 0.18 0.1 0.4
17種 − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.08
0.04
0.03 0.08 0.015 0.30 0.25 0.1 0.4
18種 − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.08
0.04 0.20
0.03 0.08 0.015 0.30 0.25 0.1 0.4
19種 − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.08 0.80
0.04 0.20
0.05 0.08 0.015 0.30 0.35 0.1 0.4
20種 − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.08 0.80
0.04 0.40
0.03 0.08 0.015 0.20 0.10 0.1 0.4
21種 − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.06 0.60
0.04 0.40
0.03 0.08 0.015 0.30 0.15 0.1 0.4
22種 − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.06 0.60
0.04 0.40
0.05 0.08 0.015 0.30 0.25 0.1 0.4
23種 − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
0.06 0.60
1.0
0.03 0.08 0.015 0.30 0.25 0.1 0.4
50種 − − − − − − 残部
以下 以下 以下 以下 以下 以下 以下
2.0
この表で示す“−”は,それぞれの種類において当該元素の成分値を規定しないことを示す。この表に成分値を
規定しない元素を意図的に添加した場合は,その成分値を報告する。
注a) その他は,“−”に該当する元素及び表にない元素をいう。受渡当事者間で協定する場合にだけ分析する元素
を決定し,適用する。
b) 表中で成分値を規定する元素以外を残部とし,残部は分析しない。

――――― [JIS H 4631 pdf 5] ―――――

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  • ISO 18762:2016(MOD)

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