JIS K 2270-2:2009 原油及び石油製品―残留炭素分の求め方―第2部:ミクロ法

JIS K 2270-2:2009 規格概要

この規格 K2270-2は、原油及び石油製品の質量分率0.01~30.0%の残留炭素分をミクロ法によって求める方法について規定。

JISK2270-2 規格全文情報

規格番号
JIS K2270-2 
規格名称
原油及び石油製品―残留炭素分の求め方―第2部 : ミクロ法
規格名称英語訳
Crude petroleum and petroleum products -- Determination of carbon residue -- Part 2:Micro method
制定年月日
2009年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 10370:1993(MOD)
国際規格分類

ICS

75.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
石油 2020
改訂:履歴
2009-03-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 2270-2:2009 PDF [16]
                                                                                 K 2270-2 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の原理・・・・[2]
  •  5 試験器及び器具・・・・[2]
  •  6 点検試料及び試薬・・・・[5]
  •  7 試料採取方法及び調製方法・・・・[5]
  •  8 試験器の準備・・・・[5]
  •  9 試験の手順・・・・[5]
  •  10 計算方法・・・・[7]
  •  11 結果の表し方・・・・[7]
  •  12 精度・・・・[7]
  •  13 試験結果の報告・・・・[8]
  •  附属書A(参考)ミクロ法とコンラドソン法との残留炭素分の関係・・・・[10]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2270-2 pdf 1] ―――――

K 2270-2 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)から,工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した
日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS K 2270:2000は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格
に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS K 2270の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 2270-1 第1部 : コンラドソン法
JIS K 2270-2 第2部 : ミクロ法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2270-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
K 2270-2 : 2009

原油及び石油製品−残留炭素分の求め方−第2部 : ミクロ法

Crude petroleum and petroleum products-Determination of carbon residue-Part 2: Micro method

序文

  この規格は,1993年に第1版として発行されたISO 10370を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,国内
の実情に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表をその説明を付けて,附属書JAに示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用法をすべてに規
定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上及び
健康上の禁止事項を決めておかなければならない。

1 適用範囲

  この規格は,原油及び石油製品の質量分率0.0130.0 %の残留炭素分をミクロ法によって求める方法に
ついて規定する。また,この規格は,軽油,A重油及びこれに類似する石油製品の10 %残油にも適用で
きる。
注記1 残留炭素分は,ディーゼルエンジンの燃焼室内での炭化物生成量の目安となる。硝酸アルキ
ル(セタン価向上剤)が添加されている場合は,燃焼室内での炭化物生成量には影響しない
が,残留炭素分が高くなる。このため,硝酸アルキル添加品の燃焼室内での炭化物生成量と
残留炭素分との関係は,硝酸アルキルによる残留炭素分の増加分を除いた値を用いる必要が
ある。硝酸アルキルを定量する試験方法には,ISO 13759がある。
注記2 残留炭素分には,灰分を生成する成分及び不揮発性の添加剤を含む。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10370:1993,Petroleum products−Determination of carbon residue−Micro method (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1602 熱電対
JIS K 1107 窒素

――――― [JIS K 2270-2 pdf 3] ―――――

2
K 2270-2 : 2009
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2254 石油製品−蒸留試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 3405,Petroleum products−Determination of distillation characteristics at
atmospheric pressure (MOD)
JIS K 2270-1 原油及び石油製品−残留炭素分の求め方−第1部 : コンラドソン法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
残留炭素 (carbon residue)
試料を蒸発及び熱分解させたときに生成するコークス状炭化残留物。
3.2
10 %残油の残留炭素
試料を蒸留し,試料の体積分率90 %までの留出油を除いた残油(以下,“10 %残油”という。)の残留
炭素。

4 試験の原理

  試料0.155 gを試験容器にはかりとり,コーキング炉に入れて窒素雰囲気下の規定条件で500 ℃まで
昇温した後,更に500 ℃で15分間維持し,試験容器をデシケータ中で放冷後,質量をはかり,残留炭素
分を算出して求める。
なお,10 %残油の残留炭素分を求める場合は,7.3によって10 %残油を調製した後,残留炭素分を測
定する。
注記 ミクロ法とコンラドソン法との残留炭素分の関係を,附属書Aに示す。

5 試験器及び器具

  試験器及び器具は,次による。
5.1 ミクロ残留炭素分試験器 ミクロ残留炭素分試験器は,次を用いる。図1にその例を示す。試験器
には油蒸気の排出のため,コーキング炉の排気用導管をほかの排気システムに接続する。排気用導管が負
圧にならないように注意する。このような措置がとれない場合は,試験器を試験室の排気フード内に設置
する。

――――― [JIS K 2270-2 pdf 4] ―――――

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K 2270-2 : 2009
1 炉シールふた
2 流量計又は圧力計
3 ガス切替弁
4 ガス圧力リセットスイッチ
5 炉シールふた台
6 プログラム制御部
7 電源スイッチ
8 大形試験容器
9 大形試験容器ホルダ
10 小形試験容器
11 小形試験容器ホルダ
12 ホルダハンドル
図1−ミクロ残留炭素分試験器の例
a) コーキング炉 試験容器ホルダを納めることができ,1分間当たり1040 ℃の速度で500 ℃まで加
熱が可能で,排気用導管出口に凝縮物トラップを備えたもの。図2にその形状及び寸法の例を示す。
単位 mm
図2−コーキング炉の例
b) 試験容器 ガラス製で容量2 mL(小形),4 mL(中形)及び10 mL(大形)のもの。図3にその形状
及び寸法を示す。

――――― [JIS K 2270-2 pdf 5] ―――――

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