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JIS K 2288:2000 規格概要
この規格 K2288は、軽油の目詰まり点を測定する方法について規定。
JISK2288 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2288
- 規格名称
- 石油製品―軽油―目詰まり点試験方法
- 規格名称英語訳
- Petroleum products -- Diesel fuel -- Determination of cold filter plugging point
- 制定年月日
- 1987年10月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 75.160.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020
- 改訂:履歴
- 1987-10-01 制定日, 1993-06-01 改正日, 2000-11-20 改正日, 2006-10-20 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS K 2288:2000 PDF [12]
K 2288 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS K 2288-1993は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 2288 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2288 : 2000
石油製品−軽油−目詰まり点試験方法
Petroleum products−Diesel fuel −Determination of cold filter plugging point
1. 適用範囲 この規格は,軽油の目詰まり点を測定する方法について規定する。
備考 この規格は危険な試薬,操作及び装置を使うことがあるが,安全な使用方法をすべてにわたっ
て規定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上
及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 2401 Oリング
JIS B 7184 測定投影機
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2269 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8593 石油エーテル(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 9701 ヘプタン(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方
JIS Z 8801 試験用ふるい
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
目詰まり点 規定の方法で試料を冷却しながら目開き45 網を通して吸引ろ過したとき,試料
20mLのろ過時間が60秒を超えたときの温度又は試料が金網付きろ過器を通らなくなったときの温度。整
数値で表す。
参考 目詰まり点をCFPP(cold filter plugging pointの略)と呼ぶこともある。
――――― [JIS K 2288 pdf 2] ―――――
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K 2288 : 2000
4. 試験の原理 45mLの試料を試験管にとり,規定の方法で冷却する。試料の温度が1℃下がるごとに,
水を柱にした場合の高さ200mmに相当する1.96kPa減圧下で,目開き45 網付きろ過器を通して試
料を吸い上げ,試料20mLが金網付きろ過器を通過するのに要する時間を測定する。
このようにして,試料のろ過器通過時間が60秒を超えたときの温度又は試料がろ過器を通らなくなった
ときの温度を読みとり,目詰まり点とする。
備考 自動試験器を用いてもよい。ただし,自動試験器で得られた試験結果に疑義が生じた場合には,
この試験方法で得られた結果による。
参考 この試験方法は,IP 309/96 (Diesel and domestic heating fuels−Determination of cold filter plugging
point) を基に作成した。
5. 試薬 試薬は次による。
a) トルエン JIS K 8680に規定するもの。
b) ヘプタン JIS K 9701に規定するもの。
c) 石油エーテル JIS K 8593に規定するもの。
d) アセトン JIS K 8034に規定するもの。
6. 試験器 目詰まり点試験器は,次のa) m)からなる。その一例を図1に示す。
a) 試験管 透明ガラス製平底円筒形で,図2に示す形状・寸法で,容量45mLの位置に標線を付けたも
の。
b) 金網付きろ過器 金網,金網保持具,ろ過器本体,キャップ,下部支え,Oリングなどからなり,組
立図及び各部の形状・寸法を図3に示す。
金網は,JIS Z 8801に規定するステンレス鋼製網ふるい45 径1415mmに切断
して用いる。
Oリングの材質は,JIS B 2401に規定する2種とする。
備考1. 金網の検査方法 金網の目開き及び金属線の径は,JIS B 7184に規定する測定投影機又はこ
れと同等以上の性能をもつものを用い,80100倍に拡大し検査したとき,基準寸法は参考図
1に示す許容差以内でなければならない。
2. 金網保持具は,はめ込み式又はねじ式などの構造で,金網付きろ過器を組み立てたときに金
網がよれずに正しく保持できるもの。
c) 試験管ふた 耐油プラスチック製の図4に示す形状・寸法のもので,ポインタを備え,更に温度計を
固定できる構造のもの。
備考 ポインタは,目詰まり点試験器を組み立てた状態で,温度計の下端を試験管の底面から1.5mm
±0.2mmの位置に設定するのを容易にするために用いる。
d) 環状支持器 耐油プラスチック製のもので,その一例を図5に示す。
なお,環状支持器は,外管を冷却浴中に安定した垂直位置につり下げ,また,試験管ふたを同芯位
置に設定できる構造でなければならない。
e) 外管 図6に示す寸法で,黄銅製又はステンレス鋼製などの平底円筒形で水の漏らないもの。
f) 環状スペーサ 耐油プラスチック製で,図7に示す形状・寸法のもの。
環状スペーサは,試験管を外管の底面及び側面から一定の間隔を保って保持するためのものなので,
試験管に密着し,外管の内壁に緩めに接するものでなければならない。
――――― [JIS K 2288 pdf 3] ―――――
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K 2288 : 2000
g) ピペット 無色透明のガラス製で,図8に示す形状・寸法のもの。
h) 温度計 JIS B 7410に規定する温度計番号9 (PP) 及び10 (PP) のもの。
i) 吸引装置 吸引調整装置を通る空気流量を一定に保てる真空ポンプ又は水ポンプ。
備考 空気流量は15L±1L/hが望ましい。また,複数の試料を同時に測定する装置の場合は,1個当
たり15L±1L/hになるように空気流量を調節する。
j) 吸引調整装置 1.96kPaの一定減圧で試料を吸引できるもの。その一例として次に示すものが望ましい。
高さ350mm以上で容量5L以上のガラスびん2本及び水マノメータからなり,一方のガラスびんに
は適切な量の水が入っているもの。この水の入っているガラスびんは空気吸引用のガラス管を備え,
ガラス管の下端までの深さを調節し,水マノメータの減圧を1.951.97kPaに調節できるようにしてお
く。また,このガラスびんと水マノメータとの間にもう一方の5L空ガラスびんをつなぎ,一定減圧
を確保するための真空貯槽の機能を持たせる。その一例を図1に示す。
k) 秒時計 0.2秒まで読取りのできるもの。
l) ろ紙 JIS P 3801に規定する定性分析用2種のもの。
m) 冷却浴 外管を冷媒中に85mm±2mmの深さに浸すことができ,かつ,垂直に保持できるもので,浴
温を表1に示す温度に保持できるもの。
なお,2個掛け以上の冷却浴の場合には,外管の壁間距離を50mm以上離す。また,冷却浴は,表
1に示す予期目詰まり点に応じた冷却浴を用意する。
表1 冷却浴
予期目詰まり点 冷却浴の種類及び規定温度
−20℃以上 第1冷却浴 (−34℃±0.5℃)
−21−35℃ 第1冷却浴及び第2冷却浴 (−51℃±1℃)
−36℃以下 第1冷却浴,第2冷却浴及び第3冷却浴 (−67℃±2℃)
備考1. 第2冷却浴,第3冷却浴の代わりに,第1冷却浴を速やかに(5分程度)
第2冷却浴又は第3冷却浴の浴温に調節できる構造のものでもよい。
2. 冷却浴は,JIS K 2269に規定する冷却浴で,表1の規定温度を保持
できる性能をもつものは使用してもよい。
――――― [JIS K 2288 pdf 4] ―――――
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K 2288 : 2000
図1 目詰まり点試験器(一例)
図2 試験管
――――― [JIS K 2288 pdf 5] ―――――
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JIS K 2288:2000の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2288:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB2401:2005
- Oリング
- JISB7184:1999
- 測定投影機
- JISB7184:2021
- 測定投影機
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK2269:1987
- 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8593:2015
- 石油エーテル(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK9701:2013
- ヘプタン(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方
- JISZ8801:1994
- 試験用ふるい