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JIS K 2518:2017 規格概要
この規格 K2518は、規定温度における潤滑油の泡立ち度及び泡安定度を試験する方法について規定。
JISK2518 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2518
- 規格名称
- 潤滑油―泡立ち試験方法
- 規格名称英語訳
- Lubricating oils -- Determination of foaming characteristics
- 制定年月日
- 1959年2月27日
- 最新改正日
- 2017年4月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6247:1998(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 75.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020
- 改訂:履歴
- 1959-02-27 制定日, 1962-02-17 確認日, 1966-04-01 確認日, 1967-02-01 改正日, 1970-03-01 確認日, 1971-03-01 改正日, 1974-11-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1978-06-01 改正日, 1980-03-01 改正日, 1985-10-01 確認日, 1991-01-01 改正日, 1996-10-20 確認日, 2003-03-20 改正日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-04-20 改正
- ページ
- JIS K 2518:2017 PDF [27]
K 2518 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 試験の原理・・・・[4]
- 5 試薬・・・・[5]
- 6 試験器及び器具・・・・[5]
- 7 試料の採取方法及び調製方法・・・・[9]
- 8 試験器の準備・・・・[9]
- 9 試験の手順・・・・[10]
- 9.1 泡立ち度及び泡安定度の測定・・・・[10]
- 9.2 試料の均質化(オプションA)・・・・[11]
- 10 結果の表し方・・・・[11]
- 11 精度・・・・[12]
- 12 試験結果の報告・・・・[13]
- 附属書A(規定)ディフューザの最大孔径及び通気性の測定方法・・・・[14]
- 附属書JA(参考)潤滑油の高温泡立ち試験方法・・・・[17]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[23]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 2518 pdf 1] ―――――
K 2518 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人潤滑
油協会(JALOS)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS K 2518:2003は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 2518 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2518 : 2017
潤滑油−泡立ち試験方法
Lubricating oils-Determination of foaming characteristics
序文
この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 6247を基とし,国内の実情に合わせるため,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,規定温度における潤滑油の泡立ち度及び泡安定度を試験する方法について規定する。安定
な泡まつを作る傾向を抑制するための添加剤(以下,消泡剤という。)を含む潤滑剤にも,このような消泡
剤を含まない潤滑剤にも適用できる。また,150 ℃における潤滑油の泡立ち特性を,測定する手順につい
て附属書JAに示す。
注記1 泡立ちは,潤滑不良,キャビテーション,オーバーフローによる潤滑剤の損失などを引き起
こし,装置の機械的故障につながることがある。この方法で得られた結果は,それらの問題
を検討するための指標として用いることができる。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6247:1998,Petroleum products−Determination of foaming characteristics of lubricating oils
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用方法を全て規定
しているわけではないので,この試験方法を適用する者は試験に先立って,適切な安全上及び
健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 8034 アセトン(試薬)
注記 対応国際規格 : ISO 6353-2,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series
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2
K 2518 : 2017
(MOD)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
注記 対応国際規格 : ISO 6353-2,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series
(MOD)
JIS K 8839 2-プロパノール(試薬)
注記 対応国際規格 : ISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series
(MOD)
JIS K 9701 ヘプタン(試薬)
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
泡立ち度
規定温度で規定時間空気を吹き込んだときの泡まつの体積(mL)。泡立ち試験(シーケンスIシーケン
スIII)では,空気吹き込み終了直後の泡まつの体積,高温泡立ち試験では,空気吹き込み終了直前の泡ま
つの体積。
3.2
泡安定度
泡立ち度測定後,空気供給を遮断して規定時間が経過した後に残っている安定な泡まつの体積(mL)。
泡立ち試験(シーケンスIシーケンスIII)では,10分後の泡まつの体積,高温泡立ち試験では,次の時
間経過後の泡まつの体積。
5秒間泡安定度······空気供給を遮断してから5秒間後に残っている安定な泡まつの体積
15秒間泡安定度······空気供給を遮断してから15秒間後に残っている安定な泡まつの体積
1分間泡安定度······空気供給を遮断してから1分間後に残っている安定な泡まつの体積
5分間泡安定度······空気供給を遮断してから5分間後に残っている安定な泡まつの体積
10分後泡安定度······空気供給を遮断してから10分間後に残っている安定な泡まつの体積
3.3
シーケンス
試験条件によってIIIIに区別した手順の総称。
3.4
ディフューザ(diffuser)
気体を液体に分散させる器具。
3.5
泡まつ(沫)(foam)
液体の中又は表面に形成される集合した気泡。体積基準では,空気(気体)を主成分とする。
3.6
潤滑剤(lubricant)
二つの表面の間に介在させて,二つの表面の間の摩擦又は磨耗を減少させる物質。
――――― [JIS K 2518 pdf 4] ―――――
3
K 2518 : 2017
3.7
最大孔径(maximum pore diameter)
ディフューザの気孔で最も大きな気孔径。ディフューザの最大孔径は,表面張力を用いて求める孔径と
同等の細管断面の直径で表す( 。
3.8
通気性(permeability)
気体圧力2.45 kPaのもとで,ディフューザを通過する気体の流量(mL/min)。
3.9
動的気泡
ディフューザの最大孔径を測定するとき,ディフューザから連続的に発生する最初の気泡。
3.10
液体中の混入空気(又は気体)
液体中に分散された空気(又は気体)の2相混合物。
注記 空気(又は気体)は,直径約101 000 湎 連続な気泡の形をしている。気泡は,均一に分
散しない。次第に,気泡は,表面に浮かび上がり,互いに合体してより大きな気泡となり,破
裂するか又は泡まつを形成する。表面下で気泡の合体が起こることがあり,この場合には,気
泡は,より速く上昇する。
3.11
消失時間
高温泡立ち試験で,5分間の空気吹き込みを行った後,空気を遮断してから無泡まつの状態になるまで
の時間(秒)。
注記 消失時間は,高温泡立ち試験方法(附属書JA)だけに用いる。
3.12
動的泡まつ
高温泡立ち試験で,試験中にディフューザを通過する空気によって液体中に生じた混入空気(図1参照)。
3.13
体積増加率
高温泡立ち試験で,試験温度において,ディフューザを所定の位置においた状態での初期全体積に対す
る百分率で表した全体積の増分。
3.14
静的泡まつ
高温泡立ち試験で,試験中にディフューザを通過する空気によって液体表面に生じた混入空気(図1参
照)。
3.15
全体積
高温泡立ち試験で,泡まつ,液体,ディフューザ及び空気導入管の浸せき部分の体積(図1参照)。
3.16
初期全体積(V1)
高温泡立ち試験で,空気供給を開始する前の泡まつ,液体,ディフューザ及び空気導入管の浸せき部分
の試験温度での全体積。
――――― [JIS K 2518 pdf 5] ―――――
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JIS K 2518:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6247:1998(MOD)
JIS K 2518:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 75 : 石油及び関連技術 > 75.100 : 潤滑剤,工業用油及び関連製品
JIS K 2518:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8839:2007
- 2-プロパノール(試薬)
- JISK9701:2013
- ヘプタン(試薬)
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方