JIS K 5511:2003 油性調合ペイント

JIS K 5511:2003 規格概要

この規格 K5511は、建築物の鉄部及び木部,鉄鋼構造物などの塗装に用いる油性調合ペイントについて規定。

JISK5511 規格全文情報

規格番号
JIS K5511 
規格名称
油性調合ペイント
規格名称英語訳
Ready mixed paints
制定年月日
1965年2月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

87.040, 91.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1965-02-01 制定日, 1968-07-01 確認日, 1971-05-01 確認日, 1974-11-01 確認日, 1975-12-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1983-01-01 改正日, 1988-03-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 5511:2003 PDF [10]
                                                                                   K 5511 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本塗料
工業会 (JPMA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によってJIS K 5511 : 2002は,改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 5511 pdf 1] ―――――

K 5511 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 種類・・・・[2]
  •  5. 品質・・・・[2]
  •  5.1 品質・・・・[2]
  •  5.2 ホルムアルデヒド放散等級・・・・[2]
  •  6. 見本品・・・・[3]
  •  7. 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 サンプリング・・・・[3]
  •  7.2 試験用試料の検分及び調整・・・・[3]
  •  7.3 試験の一般条件・・・・[3]
  •  7.4 容器の中での状態・・・・[4]
  •  7.5 分散度・・・・[4]
  •  7.6 塗装作業性・・・・[4]
  •  7.7 乾燥時間・・・・[4]
  •  7.8 塗膜の外観・・・・[4]
  •  7.9 隠ぺい力・・・・[4]
  •  7.10 促進黄色度・・・・[4]
  •  7.11 拡散反射率(視感反射率)・・・・[5]
  •  7.12 鏡面光沢度・・・・[5]
  •  7.13 にじみ・・・・[5]
  •  7.14 白亜化抵抗性・・・・[6]
  •  7.15 加熱残分・・・・[6]
  •  7.16 溶剤不溶物・・・・[6]
  •  7.17 溶剤不溶物中の白顔料値・・・・[6]
  •  7.18 耐光性・・・・[6]
  •  7.19 塗膜からのホルムアルデヒド放散等級・・・・[6]
  •  8. 検査・・・・[6]
  •  9. 表示・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 5511 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 5511 : 2003

油性調合ペイント

Ready mixed paints

1. 適用範囲

 この規格は,建築物の鉄部及び木部,鉄鋼構造物などの塗装に用いる油性調合ペイントに
ついて規定する。
参考 油性調合ペイントは,着色顔料・体質顔料などを主にボイル油で練り合わせて作った液体・自
然乾燥性の塗料である。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5572 フタル酸樹脂エナメル
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第2節 : サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第3節 : 試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部−通則−第4節 : 試験用標準試験板
JIS K 5600-1-5 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第5節 : 試験板の塗装(はけ塗り)
JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第6節 : 養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第8節 : 見本品
JIS K 5600-2-5 塗料一般試験方法−第2部 : 塗料の性状・安定性−第5節 : 分散度
JIS K 5600-3-2 塗料一般試験方法−第3部 : 塗膜の形成機能−第2節 : 表面乾燥性(バロチニ法)
JIS K 5600-4-1 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第1節 : 隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第3節 : 色の目視比較
JIS K 5600-4-5 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第5節 : 測色(測定)
JIS K 5600-4-7 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第7節 : 鏡面光沢度
JIS K 5600-7-7 塗料一般試験方法−第7部 : 塗膜の長期耐久性−第7節 : 促進耐候性 (キセノンラ
ンプ法)
JIS K 5600-8-6 塗料一般試験方法−第8部 : 塗膜劣化の評価−第6節 : 白亜化の等級
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部 : 通則−第2節 : 加熱残分
JIS K 5601-4-1 塗料成分試験方法−第4部 : 塗膜からの放散成分分析−第1節 : ホルムアルデヒド
JIS K 5622 鉛丹さび止めペイント
JIS K 5627 ジンククロメートさび止めペイント

――――― [JIS K 5511 pdf 3] ―――――

2
K 5511 : 2003
JIS K 5960 家庭用屋内壁塗料
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 5500による。

4. 種類

 種類は,次とする。
a) 油性調合白ペイント
b) 油性調合淡彩(1)ペイント
c) 油性調合色ペイント
注(1) 淡彩とは,白エナメルを主成分として作った塗料の塗膜に現れる灰色・桃色・クリーム色・う
すい緑・水色などのようなうすい色で,JIS Z 8721による明度Vが6以上9未満のものをいう。

5. 品質

5.1 品質

 品質は,7.によって試験を行い,表1を満足しなければならない。
表 1 品質
項目 種類
油性調合白ペイント 油性調合淡彩ペイント 油性調合色ペイント
容器の中での状態 かき混ぜたとき,堅い塊がなくて一様になるものとする。
分散度 50以下
塗装作業性 はけ塗りで塗装作業に支障があってはならない。
乾燥時間(表面乾燥性) 20時間以内
塗膜の外観 塗膜の外観が正常であるものとする。
隠ぺい力 見本品に比べて隠ぺい力が小さくないものとす −
る。
促進黄色度 0.15以下 −
拡散反射率(視感反射率)% 75以上 −
鏡面光沢度(60度) 60以上
にじみ − 見本品に比べてにじみが大きくないものとする。
白亜化抵抗性 白亜化の等級が3以下 −
加熱残分 % 93以上 92以上 90以上
溶剤不溶物 % 6370 6070 5570
溶剤不溶物中の白顔料値 65以上 52以上 −
酸化亜鉛 (ZnO) %+
二酸化チタン (TiO2) %×3
耐光性 − 見本品に比べて小さくないものとする。

5.2 ホルムアルデヒド放散等級

 ホルムアルデヒド放散等級は,7.19によって試験し,表2のとおりと
する。

――――― [JIS K 5511 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 5511 : 2003
表 2 ホルムアルデヒド放散等級
ホルムアルデヒ
ド放散等級分類 F☆☆☆☆ F☆☆☆ F☆☆ −(2)
記号
放散量 0.12mg/L以下 0.35mg/L以下 1.8mg/L以下 1.8mg/Lを超え
注(2) 表2中のハイフン(−)は,ホルムアルデヒド放散等級を規定しないことを示す。また,7.19
の試験を行わないものは,これと同じとみなす。

6. 見本品

 見本品は,JIS K 5600-1-8の区分によって,表3とする。
表 3 見本品
試験項目 観察項目 見本品の区分
形態 設定方式 品質水準
塗膜の外観 色・つや 塗料見本 社内見本品 中心見本品
色むら・つやむら・はけ目・ 限度見本品
流れ・しわ
隠ぺい力 白地の上と黒地の上の塗膜
の明るさ
にじみ にじみによる変色
耐光性 色の変化

7. 試験方法

    参考 この規格の品質の規定に示した項目の試験に必要な試験板の材質,寸法及び枚数並びに試験日
数は,参考表1による。また,この試験には,試料が約500ml必要である。

7.1 サンプリング

 サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。

7.2 試験用試料の検分及び調整

 試験用試料の検分及び調整は,JIS K 5600-1-3による。

7.3 試験の一般条件

 試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1,JIS K 5600-1-6及びJIS K 5601-1-1によるほ
か,次とする。
7.3.1 試験の場所
a) 養生及び試験を行う場所は,特に規定する以外はJIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)で,直射日光を受
けず,養生及び試験にガス・蒸気・ほこりなどによる影響がなく,通風の少ない室内とする。
b) 拡散昼光は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)による。ただし,5.3(色観察ブースの人工照明)
に規定するブースを用いても差し支えない。
7.3.2 試験片の作製
7.3.2.1 試験板 試験板は,JIS K 5600-1-4による。
備考 ほかに規定がない場合は,研磨によって調整した鋼板を用いる。鋼板は,JIS G 3141に規定す
るSPCC-SBの鋼板を用い,耐水研磨紙は,JIS R 6253のP280を用いる。大きさは,150×70
×0.8mmとする。

――――― [JIS K 5511 pdf 5] ―――――

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JIS K 5511:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5511:2003の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3141:2021
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISK5500:2000
塗料用語
JISK5572:2010
フタル酸樹脂エナメル
JISK5600-1-1:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
JISK5600-1-2:2002
塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
JISK5600-1-3:2015
塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
JISK5600-1-4:2004
塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
JISK5600-1-5:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第5節:試験板の塗装(はけ塗り)
JISK5600-1-6:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
JISK5600-1-8:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第8節:見本品
JISK5600-2-5:1999
塗料一般試験方法―第2部:塗料の性状・安定性―第5節:分散度
JISK5600-3-2:1999
塗料一般試験方法―第3部:塗膜の形成機能―第2節:表面乾燥性(バロチニ法)
JISK5600-4-1:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JISK5600-4-3:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第3節:色の目視比較
JISK5600-4-5:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第5節:測色(測定)
JISK5600-4-7:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第7節:鏡面光沢度
JISK5600-7-7:2008
塗料一般試験方法―第7部:塗膜の長期耐久性―第7節:促進耐候性及び促進耐光性(キセノンランプ法)
JISK5600-8-6:2014
塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―欠陥の量,大きさ及び外観の変化に関する表示―第6節:白亜化の等級(テープ法)
JISK5601-1-1:1999
塗料成分試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
JISK5601-1-2:2008
塗料成分試験方法―第1部:通則―第2節:加熱残分
JISK5601-4-1:2012
塗料成分試験方法―第4部:塗膜からの放散成分分析―第1節:ホルムアルデヒド放散量の求め方
JISK5622:2002
鉛丹さび止めペイント
JISK5627:2002
ジンククロメートさび止めペイント
JISK5960:2003
家庭用屋内壁塗料
JISK8962:2008
硫酸カリウム(試薬)
JISR3202:2011
フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JISR6253:2006
耐水研磨紙
JISZ8721:1993
色の表示方法―三属性による表示
JISZ8722:2009
色の測定方法―反射及び透過物体色