JIS K 5667:2003 多彩模様塗料

JIS K 5667:2003 規格概要

この規格 K5667は、1回塗りで多彩模様の仕上げをする多彩模様塗料について規定。

JISK5667 規格全文情報

規格番号
JIS K5667 
規格名称
多彩模様塗料
規格名称英語訳
Multicolor paints
制定年月日
1972年6月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

87.040, 91.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1972-06-01 制定日, 1975-08-01 確認日, 1978-05-01 改正日, 1983-03-01 改正日, 1988-03-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 5667:2003 PDF [9]
                                                                                   K 5667 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本塗料
工業会 (JPMA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によってJIS K 5667 : 2002は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 5667 pdf 1] ―――――

K 5667 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 種類・・・・[2]
  •  5. 品質・・・・[2]
  •  5.1 品質・・・・[2]
  •  5.2 ホルムアルデヒド放散等級・・・・[2]
  •  6. 見本品・・・・[2]
  •  7. 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 サンプリング・・・・[3]
  •  7.2 試験用試料の検分及び調整・・・・[3]
  •  7.3 試験の一般条件・・・・[3]
  •  7.4 容器の中での状態・・・・[3]
  •  7.5 塗装作業性・・・・[3]
  •  7.6 乾燥時間・・・・[4]
  •  7.7 塗膜の外観・・・・[4]
  •  7.8 耐光性・・・・[4]
  •  7.9 耐水性・・・・[4]
  •  7.10 耐アルカリ性・・・・[4]
  •  7.11 耐洗浄性・・・・[5]
  •  7.12 屋外暴露耐候性・・・・[5]
  •  7.13 塗膜からのホルムアルデヒド放散等級・・・・[6]
  •  8. 検査・・・・[6]
  •  9. 表示・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 5667 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 5667 : 2003

多彩模様塗料

Multicolor paints

1. 適用範囲

 この規格は,1回塗りで多彩模様の仕上げをする多彩模様塗料について規定する。
参考 多彩模様塗料は,液状又はゲル状の2色以上の色の粒が懸濁したもので,1回の塗装で散らし
模様ができる塗料である。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5430 繊維強化セメント板
JIS K 2235 石油ワックス
JIS K 3302 固形洗濯石けん
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5572 フタル酸樹脂エナメル
JIS K 5581 塩化ビニル樹脂ワニス
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第2節 : サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第3節 : 試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第4節 : 試験用標準試験板
JIS K 5600-1-5 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第5節 : 試験板の塗装(はけ塗り)
JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第6節 : 養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第8節 : 見本品
JIS K 5600-3-2 塗料一般試験方法−第3部 : 塗膜の形成機能−第2節 : 表面乾燥性(バロチニ法)
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第3節 : 色の目視比較
JIS K 5600-4-6 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第6節 : 測色(色差の計算)
JIS K 5600-5-11 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第11節 : 耐洗浄性
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部 : 塗膜の化学的性質−第1節 : 耐液体性(一般的方法)
JIS K 5600-7-6 塗料一般試験方法−第7部 : 塗膜の長期耐久性−第6節 : 屋外暴露耐候性
JIS K 5600-8-6 塗料一般試験方法−第8部 : 塗膜劣化の評価−第6節 : 白亜化の等級
JIS K 5601-4-1 塗料成分試験方法−第4部 : 塗膜からの放散成分分析−第1節 : ホルムアルデヒド
JIS K 5663 合成樹脂エマルションペイント及びシーラー
JIS K 8575 水酸化カルシウム(試薬)
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス

――――― [JIS K 5667 pdf 3] ―――――

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K 5667 : 2003

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 5500による。

4. 種類

 種類は,次による。
a) 1種 主として屋外用
b) 2種 主として屋内用

5. 品質

5.1 品質

 品質は,7.によって試験を行い,表1を満足しなければならない。
表 1 品質
項目 種類
1種 2種
容器の中での状態 かき混ぜたとき,堅い塊がなくて一様になるものとする。
塗装作業性 塗装作業に支障があってはならない。
乾燥時間 24時間以内
塗膜の外観 塗膜の外観が正常であるものとする。
耐光性(水銀ランプ − 変色の程度が見本品と比べて大きくないもの
法) とする。
耐水性 96時間浸したとき異常があってはならない。 −
耐アルカリ性 18時間浸したとき異常があってはならない。
48時間浸したとき異常があってはならない。
耐洗浄性 300回の洗浄に耐えるものとする。 100回の洗浄に耐えるものとする。
屋外暴露耐候性 12か月の試験で,はがれがなく,割れと色の変 −
化が見本品に比べて大きくないものとする。ま
た,白亜化の等級は3以下であるものとする。

5.2 ホルムアルデヒド放散等級

 ホルムアルデヒド放散等級は,7.13によって試験し,表2のとおり区
分する。
表 2 ホルムアルデヒド放散等級
ホルムアルデヒ
ド放散等級分類 F☆☆☆☆ F☆☆☆ F☆☆ −(1)
記号
放散量 0.12mg/L以下 0.35mg/L以下 1.8mg/L以下 1.8mg/Lを超え
注(1) 表2中のハイフン(−)は,ホルムアルデヒド放散等級を規定しないことを示す。また,7.13
の試験を行わないものは,これと同じとみなす。

6. 見本品

 見本品は,JIS K 5600-1-8に規定する区分によって,表3による。
表 3 見本品
試験項目 観察項目 見本品の区分
形態 設定方式 品質水準
塗膜の外観 色・模様・隠ぺい塗料見本 社内見本品 中心見本品
の程度
流れ 限度見本品
耐光性 変色の程度
屋外暴露耐候性 色の変化

――――― [JIS K 5667 pdf 4] ―――――

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K 5667 : 2003

7. 試験方法

    参考 この規格の品質の規定に示した項目の試験に必要な試験板の材質,寸法及び枚数並びに試験日
数は,参考表1による。また,この試験には,試料が約600ml必要である。

7.1 サンプリング

 サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。

7.2 試験用試料の検分及び調整

 試験用試料の検分及び調整は,JIS K 5600-1-3による。

7.3 試験の一般条件

 試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1及びJIS K 5600-1-6によるほか、次による。
7.3.1 試験の場所
a) 養生及び試験を行う場所は,ほかに規定がない場合は,JIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)で,直射日
光を受けず,養生及び試験にガス・蒸気・ほこりなどによる影響がなく,通風の少ない室内とする。
b) 拡散昼光は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)による。ただし,JIS K 5600-4-3の5.3(色観察ブ
ースの人工照明)に規定する色観察ブースを用いてもよい。
7.3.2 試験片の作製
7.3.2.1 試験板 試験板は,JIS K5600-1-4による。
備考 ほかに規定がない場合は,表面調整を行った繊維強化セメント板(2)とする。大きさは,150×70
×3mmとする。
注(2) 繊維強化セメント板は,JIS A 5430に規定するフレキシブル板とする。試験板は,周辺
をやすりで削って平らにし,次に角を丸め,全面を流水で洗ってから互いに重なり合わ
ないように立て掛けて,7日間以上乾燥する。乾燥した試験板は,乾いたガーゼで表面
をふき,試験に用いる。このとき,モルタル水分計で測定した含水率の指標が10%以
下であることを確認する。
7.3.2.2 試料の塗り方 試料の塗り方は,次による。
a) 生地押さえ塗りに用いる塗料と塗り方は,JIS K 5581に規定する塩化ビニル樹脂ワニスを,その塗料
の製造業者が指定するシンナーで塗装に適する粘度に薄め,100cm2当たり1.0±0.1mlをはけ塗りする。
b) 下塗りに用いる塗料と塗り方は,生地押さえが終わってから屋内で5時間以上乾燥させた後,JIS K
5663の1種をその塗料の製造業者が指定するシンナー塗装に適する粘度に薄め,100cm2当たり1.0±
0.1mlをはけ塗りする。
c) 上塗りに用いる塗料と塗り方は,下塗りが終わってから,屋内で6時間以上乾燥させた後,JIS K
5600-1-1の3.3.7(吹付け塗り)によって塗り付ける。ただし,試料は製造業者の指定した塗付け量及
び塗り方による。
備考 はけ塗りに用いるはけの種類及び塗り方は,JIS K 5600-1-5の附属書Aとする。
7.3.2.3 乾燥方法 乾燥方法は,ほかに規定がない場合は,自然乾燥とする。
なお,塗り終わってからの試験片の保持は,JIS K 5600-1-1の表1による。

7.4 容器の中での状態

 容器の中での状態の試験は,JIS K 5600-1-1の4.1.2a)(液状塗料の場合)による。
ただし,かき混ぜ方は,試料の色粒がくずれないように,緩くかき混ぜる。

7.5 塗装作業性

 塗装作業性の試験は,JIS K 5600-1-1の4.2.3a)(1回塗りの場合)によるほか,次によ
る。
7.5.1 試験板 試験板は,表面調整をした繊維強化セメント板(2) (500×200×3mm) を用いる。
7.5.2 試料の塗り方・乾燥方法 試験板を垂直に置き,7.3.2に準じて塗り付ける。乾燥方法は,試験板
の長辺を水平に短辺を水平面に対し約85度の角度で立て掛け,標準条件の雰囲気の中に6時間置いて行う。
7.5.3 判定 吹付け塗りするときの運びが困難でないときは,“塗装作業性に支障がない。”とする。

――――― [JIS K 5667 pdf 5] ―――――

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JIS K 5667:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5667:2003の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA5430:2018
繊維強化セメント板
JISK2235:1991
石油ワックス
JISK3302:1985
固形洗濯石けん
JISK5500:2000
塗料用語
JISK5572:2010
フタル酸樹脂エナメル
JISK5581:2003
塩化ビニル樹脂ワニス
JISK5600-1-1:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
JISK5600-1-2:2002
塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
JISK5600-1-3:2015
塗料一般試験方法―第1部:通則―第3節:試験用試料の検分及び調製
JISK5600-1-4:2004
塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
JISK5600-1-5:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第5節:試験板の塗装(はけ塗り)
JISK5600-1-6:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
JISK5600-1-8:1999
塗料一般試験方法―第1部:通則―第8節:見本品
JISK5600-3-2:1999
塗料一般試験方法―第3部:塗膜の形成機能―第2節:表面乾燥性(バロチニ法)
JISK5600-4-3:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第3節:色の目視比較
JISK5600-4-6:1999
塗料一般試験方法―第4部:塗膜の視覚特性―第6節:測色(色差の計算)
JISK5600-5-11:2014
塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第11節:耐洗浄性
JISK5600-6-1:2016
塗料一般試験方法―第6部:塗膜の化学的性質―第1節:耐液体性(一般的方法)
JISK5600-7-6:2002
塗料一般試験方法―第7部:塗膜の長期耐久性―第6節:屋外暴露耐候性
JISK5600-8-6:2014
塗料一般試験方法―第8部:塗膜劣化の評価―欠陥の量,大きさ及び外観の変化に関する表示―第6節:白亜化の等級(テープ法)
JISK5601-4-1:2012
塗料成分試験方法―第4部:塗膜からの放散成分分析―第1節:ホルムアルデヒド放散量の求め方
JISK5663:2003
合成樹脂エマルションペイント及びシーラー
JISK8575:2018
水酸化カルシウム(試薬)
JISR3202:2011
フロート板ガラス及び磨き板ガラス