JIS K 6807:2012 木材用ホルムアルデヒド系樹脂接着剤の一般試験方法

JIS K 6807:2012 規格概要

この規格 K6807は、合板,集成材,単板積層材,パーティクルボード,繊維板などに用いる木材用ホルムアルデヒド系樹脂接着剤の試験方法について規定。

JISK6807 規格全文情報

規格番号
JIS K6807 
規格名称
木材用ホルムアルデヒド系樹脂接着剤の一般試験方法
規格名称英語訳
General testing methods of formaldehyde resin adhesives for wood
制定年月日
1999年8月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.080.10, 83.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
接着 2021
改訂:履歴
1999-08-20 制定日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2012-12-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 6807:2012 PDF [11]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の一般条件・・・・[2]
  •  5 試料の採取方法及び取扱方法・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 外観・・・・[2]
  •  6.2 不揮発分・・・・[2]
  •  6.3 保存性・・・・[3]
  •  6.4 水混和性・・・・[3]
  •  6.5 pH・・・・[5]
  •  6.6 遊離ホルムアルデヒド・・・・[5]
  •  6.7 粘度・・・・[7]
  •  6.8 ゲル化時間・・・・[7]
  •  6.9 密度・・・・[9]
  •  7 報告・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6807 pdf 1] ―――――

K 6807 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,合成樹脂工業協会
(JTPIA),日本プラスチック工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原
案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6807:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6807 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6807 : 2012

木材用ホルムアルデヒド系樹脂接着剤の一般試験方法

General testing methods of formaldehyde resin adhesives for wood

序文

  この規格は,1999年に制定され,その後,改正することなく今日に至っている。今回,ホルムアルデヒ
ド放散量低減要求等に基づくホルムアルデヒド系樹脂接着剤組成の多様化,使用条件の多様化,機器の普
及及び技術的進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていないが,水混和性の試験方法(6.4 A法)については,1995
年に発行されたISO 8989を参考にした。

1 適用範囲

  この規格は,合板,集成材,単板積層材,パーティクルボード,繊維板などに用いる木材用ホルムアル
デヒド系樹脂接着剤の試験方法について規定する。
注記 通常,木材用ホルムアルデヒド系樹脂接着剤は,液状である。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS B 7411 一般用ガラス製棒状温度計
JIS H 4160 アルミニウム及びアルミニウム合金はく
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 2249-2 原油及び石油製品−密度の求め方−第2部 : 浮ひょう法
JIS K 6800 接着剤・接着用語
JIS K 6833-1 接着剤−一般試験方法−第1部 : 基本特性の求め方
JIS K 6833-2 接着剤−一般試験方法−第2部 : サンプリング
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩酸ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8461 1,4-ジオキサン(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)

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2
K 6807 : 2012
JIS K 8839 2-プロパノール(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
ISO 654,Short solid-stem thermometers for precision use

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6800及びJIS K 6900によるほか,次による。
3.1
木材用ホルムアルデヒド系樹脂接着剤
3.23.5のいずれかに該当する接着剤。
3.2
木材用ユリア樹脂接着剤
尿素とホルムアルデヒドとを主剤として製造した合成樹脂を主成分とする液状の接着剤。尿素の一部を
メラミン,フェノールなどで置き換えて共縮合した接着剤を含む。
3.3
木材用メラミン樹脂接着剤
メラミンとホルムアルデヒドとを主剤として製造した合成樹脂を主成分とする液状の接着剤。メラミン
の一部を尿素,フェノールなどで置き換えて共縮合した接着剤を含む。
3.4
木材用フェノール樹脂接着剤
フェノールとホルムアルデヒドとを主剤として製造した合成樹脂を主成分とする液状の接着剤。フェノ
ールの一部をメラミン,レゾルシノールなどで置き換えて共縮合した接着剤を含む。
3.5
木材用レゾルシノール樹脂接着剤
レゾルシノールとホルムアルデヒドとを主剤として製造した合成樹脂を主成分とする液状の接着剤。レ
ゾルシノールの一部をフェノールなどで置き換えて共縮合した接着剤を含む。

4 試験の一般条件

  試験の一般条件は,JIS K 6833-1の4.2(試験の共通条件)による。

5 試料の採取方法及び取扱方法

  試料の採取方法及び取扱方法は,JIS K 6833-2の箇条8(サンプリング方法),箇条9(試料のラベリン
グ及び密封),箇条10(サンプリング報告書)及び箇条11(試料の貯蔵及び使用)による。

6 試験方法

6.1 外観

  外観は,試料を清浄な板ガラス上にガラス棒などで均一に薄く広げ,直ちに粗粒子,砂,ごみ,さび(錆)
など接着に支障となる異物の有無を目視で確認し,異物の有無を報告する。

6.2 不揮発分

――――― [JIS K 6807 pdf 4] ―――――

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K 6807 : 2012
不揮発分は,JIS K 6833-1の5.5(不揮発分)による。
なお,木材用レゾルシノール樹脂接着剤は,JIS K 6833-1の5.5.2(不揮発分の試験条件)の表2のユリ
ア及びメラミン・ユリア樹脂接着剤,又はフェノール及びレゾルシノール系樹脂接着剤の試験条件のいず
れかを選択して測定を行ってもよい。ただし,報告事項には,試験条件(乾燥温度及び乾燥時間)を記載
する。

6.3 保存性

  保存性は,促進評価によらない一般試験の場合はA法,促進評価による試験の場合はB法による。
a) 法
1) 器具 器具は,次による。
1.1) 恒温槽 5±1 ℃,23±1 ℃又は35±1 ℃に保持できるもの。
1.2) 保存容器 JIS R 3503に規定するビーカー500 mlと同等の胴外径及び高さをもち,密閉できる蓋
付きの容器。
1.3) その他の器具 JIS K 6833-1の5.4(粘度)に規定する器具。
2) 操作 保存容器中の約90 %まで接着剤で満たし,蓋をして,受渡当事者間が必要とする温度(5±
1 ℃,23±1 ℃又は35±1 ℃)で保存する。保存開始から,1日後,及び受渡当事者間で協定した
期間後に粘度を測定し,同時に分離,その他の外観の異常の有無を目視で評価する。粘度測定及び
外観評価の温度は,各々の保存温度と同一とする。その他の粘度測定上の操作は,JIS K 6833-1の
5.4(粘度)による。
b) 法
1) 器具 器具は,次による。
1.1) 恒温浴槽 浴液温度を70±1 ℃に保持できるもの。
1.2) 試験管 JIS R 3503に規定する18 mm×165 mmのもの。
1.3) はかり 100 mgの読取りができるもの。
1.4) 温度計 JIS B 7411に規定する100度温度計。
2) 操作 試験管に試料10 gをはかりとり,コルク又はゴム栓で軽く蓋をして,70±1 ℃に保った恒温
浴槽中に,試料面が浴液面下約2 cmになるように浸したときを開始時間とする。約10分経過後栓
を固くして,開始時間から1時間経過ごとに試験管を傾けて,試料がゲル化して流れなくなるまで
の時間をはかる。同一試料について2回測定し,平均値を時間単位で表す。

6.4 水混和性

  水混和性は,木材用フェノール樹脂接着剤,木材用レゾルシノール樹脂接着剤などの透明な接着剤の場
合はA法,又は木材用ユリア樹脂接着剤,木材用メラミン樹脂接着剤などの不透明な接着剤の場合はB法
による。
a) 法
1) 器具 器具は,次による。
1.1) はかり 10 mgの読取りができるもの。
1.2) ビーカー 水混和性の混和度によって試験が可能な容量のもの。
1.3) ビュレット JIS R 3505に規定する呼び容量が50 mlのもの。
1.4) 温度計 JIS B 7411に規定する呼び方“L”又はISO 654に規定するSTC/0.1/19/31。
1.5) 恒温浴槽 浴液温度を23±0.1 ℃に保持できるもの。
2) 試薬 試薬は,次による。

――――― [JIS K 6807 pdf 5] ―――――

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