この規格ページの目次
JIS K 6894:2014 規格概要
この規格 K6894は、工業用・家庭用などに使用する,金属素地上にふっ素樹脂を主成分としたふっ素樹脂塗料を塗装し,焼き付けた塗膜の試験方法について規定。
JISK6894 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6894
- 規格名称
- 金属素地上のふっ素樹脂塗膜の試験方法
- 規格名称英語訳
- Testing methods for fluoroplastic coating film on metal substrate
- 制定年月日
- 1972年4月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.220, 83.140.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 1972-04-01 制定日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-03-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1994-09-01 確認日, 1996-10-20 改正日, 2001-10-20 確認日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2014-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 6894:2014 PDF [21]
K 6894 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 試験方法・・・・[2]
- 4.1 試験の一般条件・・・・[2]
- 4.2 外観・・・・[3]
- 4.3 塗膜の厚さ・・・・[3]
- 4.4 非ぬれ性試験・・・・[3]
- 4.5 非粘着性試験・・・・[4]
- 4.6 付着性試験・・・・[5]
- 4.7 鉛筆引っかき硬度試験・・・・[10]
- 4.8 耐摩耗性試験・・・・[12]
- 4.9 ピンホール試験・・・・[12]
- 5 品質要件・・・・[13]
- 6 試験結果の数値の表し方・・・・[13]
- 7 報告・・・・[13]
- 附属書A(規定)非粘着性試験測定用粘着テープ・・・・[15]
- 附属書B(参考)ホットケーキ離型試験法(食品非粘着性試験)・・・・[16]
- 附属書C(参考)品質要件の水準例・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 6894 pdf 1] ―――――
K 6894 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本弗素樹脂工業
会(JFIA),日本プラスチック工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原
案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6894:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 6894 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 6894 : 2014
金属素地上のふっ素樹脂塗膜の試験方法
Testing methods for fluoroplastic coating film on metal substrate
序文
この規格は,1972年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は,1996年に
行われたが,その後のJIS K 5400塗料一般試験方法の廃止移行に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,工業用・家庭用などに使用する,金属素地上にふっ素樹脂を主成分としたふっ素樹脂塗料
を塗装し,焼き付けた塗膜(以下,塗膜という。)の試験方法について規定する。ただし,ふっ素樹脂塗膜
の種類は,表1に示す種類のものに適用する。
表1−ふっ素樹脂塗膜の種類
種類 記号
ポリテトラフルオロエチレン PTFE
パーフルオロアルコキシアルカン PFA
パーフルオロエチレンプロペンコポリマー FEP
エチレン−テトラフルオロエチレンコポリマー ETFE
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第4節 : 試験用標準試験板
JIS K 5600-1-7 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第7節 : 膜厚
JIS K 5600-5-9 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第9節 : 耐摩耗性(摩耗輪法)
JIS K 7204 プラスチック−摩耗輪による摩耗試験方法
JIS R 3257 基板ガラス表面のぬれ性試験方法
JIS R 6252 研磨紙
JIS S 6050 プラスチック字消し
――――― [JIS K 6894 pdf 3] ―――――
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K 6894 : 2014
JIS Z 0103 防せい防食用語
JIS Z 0237 粘着テープ・粘着シート試験方法
JIS Z 1522 セロハン粘着テープ
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0103によるほか,次による。
3.1
非ぬれ性
表面に液体が接触するとき,はじいてぬれない性質。
3.2
非粘着性
物質がくっつかないか,又はくっつきにくい性質。
3.3
ピール強度
塗膜を金属素地上から引きがすのに必要な単位幅当たりの接着力。
3.4
室温
JIS Z 8703に規定する標準状態の23 ℃。ただし,許容差は,±2 ℃とする。
3.5
焼付け
金属素地上に塗料を塗布した後,高温に加熱し塗膜を乾燥,溶融及び硬化する操作。
3.6
付着性
ふっ素樹脂塗膜と金属素地との接着力。
4 試験方法
4.1 試験の一般条件
4.1.1 一般
試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1によるほか,4.1.2及び4.1.3による。
4.1.2 試験片の作製
試験片は,JIS K 5600-1-4によるほか,次による。
a) 製品から試料を採ることができる場合,試料は,性能を代表している場所を選び,試験片を作製する。
b) 製品の形状,寸法などのため,直接試料を採ることができない場合,その製品と同一材質の金属板を
基板として,製品と同一施工した代替試験片を作ることができる。
c) 試験片は,反り及びうねりがないように調整する。
4.1.3 試験条件及び状態調節
試験条件及び状態調節は,次による。
a) 試験は,室温で行う。
――――― [JIS K 6894 pdf 4] ―――――
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K 6894 : 2014
製品の形状,寸法などのため,室温にて測定できない場合,常温にて測定してもよい。
この場合,測定温度は,品質試験結果に記載する。
b) 非ぬれ性試験,非粘着性試験,付着性試験,鉛筆引っかき硬度試験及び耐摩耗性試験の試験片は,試
験片全体の温度が一定になるように,測定前に室温で1時間以上の状態調節を行う。試験は,同じ条
件下で行う。
4.2 外観
塗膜の外観の試験は,JIS K 5600-1-1によるほか,次による。
a) 試験 受渡当事者間の協定による限度見本品と比べて色,つや及びレベリングの状態並びに穴,泡,
異物,くぼみ,しわ,透け,流れ,にじみ,はじき,へこみ及びむらの程度を目視で行う。
b) 判定 限度見本品と比べて差異のない場合は,外観が正常であるとする。
4.3 塗膜の厚さ
塗膜の厚さの測定は,JIS K 5600-1-7によるほか,次による。
a) 操作 操作は,次による。
1) 塗膜の厚さは,マイクロメータ,磁気誘導膜厚計又は渦電流膜厚計のいずれかを用いて測定する。
また,測定器は,金属素地の材質及び形状に適したものを用いる。
なお,受渡当事者間で協定した測定器を用いてもよい。
2) 測定方法は,測定機ごとに規定している方法による。
b) 評価 それぞれの試料について3か所以上を測定し,測定値の平均値を塗膜の厚さとする。
4.4 非ぬれ性試験
非ぬれ性は,JIS R 3257に規定する静滴法によって測定する。
測定液は,日本薬局方の精製水を用いる。
a) 操作 操作は,次による。
1) 塗膜面は,JIS B 0651に規定する触針式表面粗さ測定機を用いて測定する。
2) 試験片は,表面の汚れを除去する。
3) 試験片の塗膜面を上にして測角器の試料台に取り付ける。
4) マイクロビュレットから測定液を試験片の表面に滴下する。液滴の大きさは,直径1 mm2 mmと
する。
5) 滴下後,液滴の振動が収まれば,直ちに液滴及び塗膜面の角度を測定する。
なお,直読法の場合は,直読測角器によって角度を読み取る。
図1に直読測角器の例を示す。
2
1 3
1 固定スケール
2 可動スケール
4
3 測定角度
4 滴液
図1−直読測角器の例
――――― [JIS K 6894 pdf 5] ―――――
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JIS K 6894:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.10 : フィルム及びシート
- 25 : 生産工学 > 25.220 : 表面処理及び被覆加工
JIS K 6894:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法
- JISG4404:2015
- 合金工具鋼鋼材
- JISK5600-1-1:1999
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第1節:試験一般(条件及び方法)
- JISK5600-1-4:2004
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第4節:試験用標準試験板
- JISK5600-1-7:2014
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第7節:膜厚
- JISK5600-5-9:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第9節:耐摩耗性(摩耗輪法)
- JISK7204:1999
- プラスチック―摩耗輪による摩耗試験方法
- JISR3257:1999
- 基板ガラス表面のぬれ性試験方法
- JISR6252:2006
- 研磨紙
- JISS6050:2002
- プラスチック字消し
- JISZ0103:1996
- 防せい防食用語
- JISZ0237:2009
- 粘着テープ・粘着シート試験方法
- JISZ1522:2009
- セロハン粘着テープ
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態