JIS K 7390-1:2015 プラスチック―使用済ポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル再生材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

JIS K 7390-1:2015 規格概要

この規格 K7390-1は、使用済みのポリエチレンテレフタレート(PET)製ボトルを回収して再生処理したポリエチレンテレフタレートの呼び方について規定。充填材,強化材などを含むPETボトル再生材料を対象としない。

JISK7390-1 規格全文情報

規格番号
JIS K7390-1 
規格名称
プラスチック―使用済ポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル再生材料―第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
規格名称英語訳
Plastics -- Post-consumer poly(ethylene terephthalate) (PET) bottle recyclates -- Part 1:Designation system and basis for specifications
制定年月日
2015年8月20日
最新改正日
2015年8月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 12418-1:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

83.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
2015-08-20 制定
ページ
JIS K 7390-1:2015 PDF [11]
                                                                                 K 7390-1 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 呼び方のシステム・・・・[2]
  •  3.1 一般・・・・[2]
  •  3.2 データブロック1・・・・[3]
  •  3.3 データブロック2・・・・[4]
  •  3.4 データブロック3・・・・[4]
  •  3.5 データブロック4・・・・[4]
  •  3.6 データブロック5・・・・[6]
  •  4 呼び方の例・・・・[6]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 7390-1 pdf 1] ―――――

K 7390-1 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,PETボトル協議会(JPBA),日本プラスチッ
ク工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 7390の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 7390-1 第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JIS K 7390-2 第2部 : 試験片の作製方法及び特性の求め方

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 7390-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 7390-1 : 2015

プラスチック−使用済ポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル再生材料−第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

Plastics-Post-consumer poly(ethylene terephthalate) (PET) ottle recyclates-Part 1: Designation system and basis for specifications

序文

  この規格は,2012年に第1版として発行されたISO 12418-1を基とし,我が国の技術基準及び関連事業
の実情に合わせて,一部技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

1.1   この規格は,使用済みのポリエチレンテレフタレート(PET)製ボトルを回収して再生処理したポリ
エチレンテレフタレート(以下,PETボトル再生材料という。)の呼び方について規定する。この呼び方
のシステムは,仕様表記の基礎として用いることができる。
1.2 PETボトル再生材料を,次の特性の適切な水準,用途及び/又は加工法に関する情報に基づいて,
区分する。
a) 固有粘度(IV)
b) ラベル及び目視できる異物混入量並びにPVC(加熱後黒変物)及びポリオレフィン,接着剤など(加
熱後黄変物)の異物混入量
c) 水分
d) かさ密度
1.3 この規格は,PETボトル再生材料の粉末,フレーク,ペレットに適用する。ただし,この規格は,
充材,強化材などを含むPETボトル再生材料を対象としない。
1.4 この呼び方では,同じ呼び方の材料が,必ずしも同一の性能を示すとは限らない。この規格は,特
定用途の材料及び/又は加工方法を特定するために必要なエンジニアリングデータ,性能データ又は加工
条件に関するデータを提供するものではない。このような追加データが必要な場合は,この規格の第2部
に規定した試験方法が適用できるならば,それによって測定する。
1.5 特定の用途向けに熱可塑性材料を規定するため,又は再現性のある成形加工を確実にするために,
必要項目をデータブロック5に追加してもよい(3.1参照)。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12418-1:2012,Plastics−Post-consumer poly(ethylene terephthalate) (PET) ottle recyclates−Part

――――― [JIS K 7390-1 pdf 3] ―――――

2
K 7390-1 : 2015
1: Designation system and basis for specifications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6899-1 プラスチック−記号及び略語−第1部 : 基本ポリマー及びその特性
注記 対応国際規格 : ISO 1043-1,Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 1: Basic polymers and
their special characteristics(MOD)
JIS K 7367-1 プラスチック−毛細管形粘度計を用いたポリマー希釈溶液の粘度の求め方−第1部 :
通則
JIS K 7367-5 プラスチック−毛細管形粘度計を用いたポリマー希釈溶液の粘度の求め方−第5部 :
熱可塑性ポリエステル(TP)ホモポリマー及びコポリマー
JIS K 7390-2 プラスチック−使用済ポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル再生材料−第2部 :
試験片の作製方法及び特性の求め方
注記 対応国際規格 : ISO 12418-2,Plastics−Post-consumer poly(ethylene terephthalate) (PET) ottle
recyclates−Part 2: Preparation of test specimens and determination of properties(MOD)
ISO 15270,Plastics−Guidelines for the recovery and recycling of plastics waste

3 呼び方のシステム

3.1 一般

  熱可塑性樹脂のプラスチックの呼び方のシステムは,次の標準様式による。
呼び方
種類ブロック 識別項目ブロック
(記載任意) 規格番号ブロック 個別項目ブロック
データ データ データ データ データ
ブロック ブロック ブロック ブロック ブロック
1 2 3 4 5
この呼び方は,記載任意の種類ブロック(熱可塑性プラスチックと記す。)及び識別項目ブロックによっ
て構成し,さらに,識別項目ブロックは,規格番号ブロック及び個別項目ブロックによって構成する。
規格番号ブロックには,この規格番号“JIS K 7390-1”を記す。
曖昧な表示を避けるため,個別項目ブロックを,更に次の五つのデータブロックに細分する。
a) データブロック1
− 位置1 : JIS K 6899-1に規定する記号“PET”で,ポリエチレンテレフタレートを識別(3.2.1参照)
− 位置2 : 使用した再生工程(3.2.2参照)
− 位置3 : 製品の形状(3.2.3参照)
− 位置4 : フレーク又はペレットの大きさ(3.2.4参照)
− 位置5 : ペレットを押し出すときに使用したフィルタの目開き(3.2.5参照)

――――― [JIS K 7390-1 pdf 4] ―――――

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K 7390-1 : 2015
b) データブロック2 : 充材又は強化材,その形状及び含有量(3.3参照)
c) データブロック3 :
− 位置1 : 使用用途及び/又は加工法(3.4参照)
− 位置2 : 食品用容器包装についての情報(3.4参照)
− 位置3 : 着色又は自然色(3.4参照)
d) データブロック4 : 区分用の性質(3.5参照)
e) データブロック5 : 仕様の基礎とするために,追加情報を含む5番目のデータブロックを加えてもよ
い(3.6参照)。
個別項目ブロックの最初の文字は,ハイフンとする。それぞれのデータブロックは,互いにコンマで区
切る。
使用しないデータブロックがある場合には,そのデータブロックを二つ続きの分離記号,すなわち,二
つのコンマ“,,”によって示す。

3.2 データブロック1

3.2.1  一般
データブロック1では,位置1に,記号“PET”をハイフンの後に配置してポリエチレンテレフタレー
トを識別する。次に,位置25(3.2.23.2.5参照)に再生工程及び製品の形状に関する情報を示す。使
用するコード文字及びコード番号を,表1に規定する。
3.2.2 再生工程
データブロック1の位置2には,次のように括弧の中にコード文字で再生工程を示す。
−(MRG) : ISO 15270で定義された物理的再生法による用途を限定しない再生法
−(MRA) : MRGにアルカリ処理を組み入れた物理的再生法
−(MRP) : MRG又はMRAに純度の向上を目的に固相重合,減圧下の加熱などの処理を加えた物理的再
生法
3.2.3 形状
データブロック1の位置3では,製品の形状をF,P又はWのコード文字で記載する。
3.2.4 大きさ
データブロック1の位置4では,製品の大きさをS,M又はLのコード文字で記載する。
3.2.5 フィルタ目開き
データブロック1の位置5では,ペレットに押し出すときのフィルタ目開きを2桁のコード番号で記載
する。

――――― [JIS K 7390-1 pdf 5] ―――――

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