JIS R 1663:2017 長繊維強化セラミックス複合材料の室温における曲げ強さ試験方法

JIS R 1663:2017 規格概要

この規格 R1663は、室温における長繊維強化セラミックス複合材料の3点曲げ及び4点曲げ試験方法について規定。

JISR1663 規格全文情報

規格番号
JIS R1663 
規格名称
長繊維強化セラミックス複合材料の室温における曲げ強さ試験方法
規格名称英語訳
Testing method for flexural strength of continuous fiber-reinforced ceramic matrix composites at room temperature
制定年月日
2004年3月20日
最新改正日
2017年3月21日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 17138:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

81.060.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ファインセラミックス 2018
改訂:履歴
2004-03-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2017-03-21 改正
ページ
JIS R 1663:2017 PDF [14]
                                                                                   R 1663 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語,記号及び定義・・・・[2]
  •  4 試験方法の概要・・・・[2]
  •  5 装置及び器具・・・・[2]
  •  5.1 試験機・・・・[2]
  •  5.2 負荷ジグ・・・・[2]
  •  5.3 データ収集システム・・・・[5]
  •  5.4 寸法測定器・・・・[5]
  •  6 試験片・・・・[5]
  •  7 試験片の準備・・・・[6]
  •  7.1 試験片の加工・・・・[6]
  •  7.2 試験片本数・・・・[6]
  •  8 試験方法・・・・[6]
  •  8.1 変位速度・・・・[6]
  •  8.2 寸法測定・・・・[6]
  •  8.3 試験手順・・・・[6]
  •  8.4 試験の有効性判断・・・・[7]
  •  9 計算・・・・[7]
  •  9.1 曲げ強さ・・・・[7]
  •  9.2 試験結果の丸め方・・・・[8]
  •  9.3 試験結果の表し方・・・・[8]
  •  10 報告・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)曲げ試験における破壊様相例・・・・[9]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 1663 pdf 1] ―――――

R 1663 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ファインセラミックス協会(JFCA)及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から,工業標
準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業
大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 1663:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 1663 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 1663 : 2017

長繊維強化セラミックス複合材料の室温における曲げ強さ試験方法

Testing method for flexural strength of continuous fiber-reinforced ceramic matrix composites at room temperature

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 17138を基とし,我が国の実状に合わすため,JIS R
1663:2004の技術的内容を一部変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,室温における長繊維強化セラミックス複合材料の3点曲げ及び4点曲げ試験方法について
規定する。この方法は,一方向(1D),二方向(2D)及び三方向(3D)の連続繊維によって強化された全
ての長繊維強化セラミックス複合材料の材料主軸方向の室温における曲げ試験に適用できる。
なお,この規格は,炭素繊維強化炭素複合材料にも適用できる。
注記1 この規格は,構造設計に用いる強度の絶対値を測定するための試験方法ではない。
注記2 面外方向の強化繊維が垂直に配向していない場合,三方向(3D)強化ではなく,x方向強化
(2 < x ≦ 3)という場合がある。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 17138:2014,Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)−Mechanical
properties of ceramic composites at room temperature−Determination of flexural strength
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
JIS B 7502 マイクロメータ
注記 対応国際規格 : ISO 3611,Geometrical product specifications (GPS)−Dimensional measuring
equipment: Micrometers for external measurements−Design and metrological characteristics(MOD)

――――― [JIS R 1663 pdf 3] ―――――

2
R 1663 : 2017
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
注記 対応国際規格 : ISO 7500-1,Metallic materials−Verification of static uniaxial testing machines−
Part 1: Tension/compression testing machines−Verification and calibration of the force-measuring
system(MOD)
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
注記 対応国際規格 : ISO 20507,Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)−
Vocabulary(MOD)
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語,記号及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 1600によるほか,次による。
3.1
最大曲げ荷重,Fm(maximum flexural load)
曲げ試験において加えた最大荷重。
3.2
曲げ応力,σf(flexural stress)
試験片中央で計算された試験片外表面における公称応力。
注記 長繊維強化セラミックス複合材料は,均質材料ではなく,また,非線形性を示すことも多いた
め正確ではないが,慣習的にこの応力は,はり理論に基づいて計算される。
3.3
曲げ強さ,σ f,m(flexural strength)
曲げ試験において加えた最大曲げ応力。

4 試験方法の概要

  両端支持された長方形断面の短冊状試験片に,外力を試験片の長手方向に対して垂直に加える。この試
験は,一定のクロスヘッド移動速度で実施する。

5 装置及び器具

5.1 試験機

 試験機は,試験片に加えた力を測定するシステムを備えており,JIS B 7721に規定する等
級1以上のものを使用する。

5.2 負荷ジグ

 負荷ジグは,試験機と接続する固定式及び可動式の二つの部分で構成する。支点は2本
の外部ロールと,荷重点となる1本(3点曲げ試験)の上側ロール又は2本(4点曲げ試験)の内部ロール
で構成する(図1参照)。ロールは,試験片とロール間に発生する摩擦力によって試験片の変形が妨げら
れることを緩和するために,ロールは回転可能なものとする(図1参照)。
注記 ロールが固定され回転しないロールを使用する場合には,得られる荷重は,実際に試験片に加
えた値よりも大きくなるため,注意が必要である。
なお,ロールが回転可能な構造をもつか否かを箇条10 g)で記載する。

――――― [JIS R 1663 pdf 4] ―――――

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R 1663 : 2017
1 外部ロール
2 上側ロール(固定式)
L 外部ロール間距離
F 荷重
h 試験片厚さ
a) 3点曲げ試験
1 外部ロール
2 内部ロール
L 外部ロール間距離
Li 内部ロール間距離
F 荷重
h 試験片厚さ
b) 4点曲げ試験
図1−負荷ジグの構成例
ロールの直径は,4 mm10 mmとし,左右のロール直径の差は0.05 mm以下,長さは試験片の幅以上と
する。材質は,全て同一とし,試験片以上の硬度と弾性率1.47×1011 N/m2以上をもっていなければならな
い。また,表面粗さはJIS B 0601に規定する0.40 μmRa以下とする。
ロール間の距離は,箇条6の規定に適合しなければならない。
3点曲げ試験では,上側ロールは外部ロール間の中央に設置し,中央からの偏差は0.2 mm以下とする。
4点曲げ試験では,内部ロール間と外部ロール間との中心を一致させて設置し,その偏差は0.2 mm以下と

――――― [JIS R 1663 pdf 5] ―――――

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JIS R 1663:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 17138:2014(MOD)

JIS R 1663:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 1663:2017の関連規格と引用規格一覧