JIS R 3111-3:2022 建築用ガラスの曲げ強度試験方法―第3部:4点曲げ試験

JIS R 3111-3:2022 規格概要

この規格 R3111-3は、主に建築物に使用する平板のソーダ石灰ガラスのエッジの影響を含む曲げ強度試験方法について規定。ただし,厚さの呼びが3ミリ~19ミリの平板ガラスに適用し,あな(孔)加工ガラス及び2枚以上のガラスで構成するガラス(合わせガラス及び複層ガラス)には適用しない。

JISR3111-3 規格全文情報

規格番号
JIS R3111-3 
規格名称
建築用ガラスの曲げ強度試験方法―第3部 : 4点曲げ試験
規格名称英語訳
Glass in building -- Determination of the bending strength of glass -- Part 3:Test with specimen supported at two points (four-point bending)
制定年月日
2022年3月22日
最新改正日
2022年3月22日
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対応国際規格

ISO

ISO 1288-3:2016(MOD)
国際規格分類

ICS

81.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2022-03-22 制定
ページ
JIS R 3111-3:2022 PDF [24]
                                                                                  R 3111-3 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び単位・・・・[3]
  •  5 装置及び器具・・・・[4]
  •  5.1 試験装置・・・・[4]
  •  5.2 測定器具・・・・[6]
  •  6 供試体・・・・[6]
  •  6.1 個数・・・・[6]
  •  6.2 寸法・・・・[6]
  •  6.3 供試体の状態及び処理・・・・[6]
  •  7 試験方法・・・・[7]
  •  7.1 供試体の準備・・・・[7]
  •  7.2 ローラの中心間距離の測定・・・・[9]
  •  7.3 手順・・・・[9]
  •  7.4 安全対策・・・・[9]
  •  8 算出方法・・・・[10]
  •  8.1 一般・・・・[10]
  •  8.2 エッジを含む表面の曲げ強度・・・・[10]
  •  8.3 エッジの曲げ強度・・・・[10]
  •  9 試験報告書・・・・[12]
  •  附属書JA(参考)供試体の個数・・・・[13]
  •  附属書JB(参考)曲げ応力速度(2.0 MPa/s)と負荷ローラの移動速度との関係・・・・[16]
  •  附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[20]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 3111 pdf 1] ―――――

           R 3111-3 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会(FGMAJ)及び一般財団法人日
本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,日本産業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 3111 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
R 3111-3 : 2022

建築用ガラスの曲げ強度試験方法−第3部 : 4点曲げ試験

Glass in building-Determination of the bending strength of glass- Part 3: Test with specimen supported at two points (four-point bending)

序文

  この規格は,2016年に第1版として発行されたISO 1288-3を基とし,我が国の市場の実態に整合させ
るため,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で,附属書JA及び附属書JBは,対応国際規格にはない事項である。また,側線又は点
線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差異の一覧表にその説明
を付けて,附属書JCに示す。

1 適用範囲

  この規格は,主に建築物に使用する平板のソーダ石灰ガラスのエッジの影響を含む曲げ強度試験方法に
ついて規定する。ただし,この規格は,厚さの呼び1)が3ミリ19ミリの平板ガラスに適用し,あな(孔)
加工ガラス及び2枚以上のガラスで構成するガラス(合わせガラス及び複層ガラス)には適用しない。
注1) ガラスの厚さを表す記号であり,ミリメートル単位で表した厚さの数値のうち,整数又は小数点
以下1桁の数字をいう。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1288-3:2016,Glass in building−Determination of the bending strength of glass−Part 3: Test with
specimen supported at two points (four point bending)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 6253-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第2部 : 国際ゴム硬さ(10 IRHD100

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R 3111-3 : 2022
IRHD)
注記1 対応国際規格における引用規格 : ISO 48:2010,Rubber, vulcanized or thermoplastic−
Determination of hardness (hardness between 10 IRHD and 100 IRHD)
注記2 対応国際規格における引用規格ISO 48は2018年に廃止され,ISO 48-2に置き換わってい
るが,技術的な差異はない。
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
曲げ応力(bending stress)
曲げ試験を行ったときに,供試体の表面に発生する引張曲げ応力
3.2
曲げ強度(bending strength)
曲げ試験を行ったときに供試体が破壊した時点の曲げ応力
注釈1 この規格の試験方法では,ガラスのエッジを含む曲げ強度及びガラスのエッジだけの曲げ強度
を求めることが可能である(8.2及び8.3参照)。
3.3
等価厚さ(equivalent thickness)
型板ガラス,網入型板ガラスなどの,1枚のガラス内での厚さのばらつきの算術平均値(凸部の厚さと
凹部の厚さとの算術平均値),又は凹部の厚さが測定可能でない場合は,凸部の厚さ
注釈1 型板ガラスの凸部の厚さ及び凹部の厚さを,図1に示す。
図1−1枚の型板ガラス内での凸部の厚さ及び凹部の厚さ
3.4
等価曲げ強度(equivalent bending strength)
等価厚さを平板ガラスの厚さとみなした場合の見掛けの曲げ強度
注釈1 厚さが不均一な平板ガラスの場合は,曲げ応力の正確な計算が不可能なため,曲げ強度ではな
く等価曲げ強度を用いる。
注釈2 型板ガラス,網入型板ガラスなど厚さが不均一なガラスに適用する。
3.5
圧縮応力を付与したガラス(prestressed glass)
強度を上げるために,表面に圧縮応力層を形成した板ガラス
注釈1 強化ガラス,倍強度ガラス,耐熱強化ガラス,化学強化ガラスなどがある。

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R 3111-3 : 2022
3.6
エッジ(edges)
供試体の辺縁における切りすじ線及び厚さ方向の反対側に生じる線を含む端部の面,又は端部の面を加
工した面
3.7
ガラス面(surface)
エッジを除くガラスの面
注釈1 平板ガラスのエッジ及びガラス面の例を,図2に示す。
a) 切断後の状態 b) エッジを加工した状態例
.
記号説明
1 : エッジ
2 : ガラス面
: ガラス面側の稜線を含む。
〇 : ガラス面側の稜線は含まない。
注記 a)は,ガラス切断後の辺縁部を断面方向から見てエッジ及びガラス面を示した図であ
り,b)は,a)のエッジを加工した場合のエッジ及びガラス面の例を示した図である。
図2−平板ガラスのエッジ及びガラス面
3.8
ソーダ石灰ガラス(soda lime silica glass)
二酸化けい素,酸化ナトリウム,酸化カルシウム及び酸化マグネシウムを主成分とするガラス
注釈1 フロート板ガラス及び磨き板ガラス(JIS R 3202参照),型板ガラス(JIS R 3203参照),網入
板ガラス及び線入板ガラス(JIS R 3204参照),強化ガラス(JIS R 3206参照),熱線吸収板ガ
ラス(JIS R 3208参照),鏡材(JIS R 3220参照),光学薄膜付きガラス(JIS R 3221参照),倍
強度ガラス(JIS R 3222参照)並びに耐熱強化ガラス(JIS R 3223参照)は,ソーダ石灰ガラ
スである。

4 記号及び単位

  数量の記号及び単位は,表1による。

――――― [JIS R 3111 pdf 5] ―――――

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JIS R 3111-3:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1288-3:2016(MOD)

JIS R 3111-3:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3111-3:2022の関連規格と引用規格一覧