JIS T 7309:2002 視力検査装置

JIS T 7309:2002 規格概要

この規格 T7309は、視力を検査するために用いる装置(視力検査装置)及び視力検査視標について規定。

JIST7309 規格全文情報

規格番号
JIS T7309 
規格名称
視力検査装置
規格名称英語訳
Visual acuity testing equipment
制定年月日
1988年8月25日
最新改正日
2019年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8596:1994(MOD), ISO 8597:1994(MOD)
国際規格分類

ICS

11.040.70
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器 III 2018
改訂:履歴
1988-08-25 制定日, 1994-02-17 確認日, 2002-08-01 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
ページ
JIS T 7309:2002 PDF [17]
                                                                                   T 7309 : 2002

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本医用光学機器
工業会(JMOIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によって,JIS T 7309 : 1988は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8596 : 1994,Ophthalmic optics―
Visual acuity testing―Standard optotype and its presentation及びISO 8597 : 1994,Optics and optical instruments
―Visual acuity testing―Method of correlating optotypesを基礎として用いた。
JIS T 7309には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)文字及び図形視標とランドルト環との相関試験方法
附属書B(参考)遠距離視力検査方法及び検査報告書
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 7309 pdf 1] ―――――

T 7309 : 2002

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 種類・・・・[2]
  •  5. 環境条件・・・・[2]
  •  6. 視標・・・・[2]
  •  6.1 視標・・・・[2]
  •  6.2 ランドルト環視標の寸法・・・・[3]
  •  6.3 ランドルト環以外の視標・・・・[3]
  •  7. 性能・・・・[3]
  •  7.1 標準視力検査装置・・・・[3]
  •  7.2 准標準視力検査装置・・・・[5]
  •  7.3 特殊視力検査装置・・・・[5]
  •  8. 構造,機能及び品質・・・・[5]
  •  9. 試験・・・・[5]
  •  9.1 安全に関する試験・・・・[5]
  •  9.2 性能試験・・・・[5]
  •  10. 取扱説明書・・・・[6]
  •  11. 表示・・・・[6]
  •  附属書A(規定) 文字及び図形視標とランドルト環との相関試験方法・・・・[7]
  •  附属書B(参考) 遠距離視力検査方法及び検査報告書・・・・[9]
  •  附属書1(参考) JISと対応する国際規格との対比表・・・・[11]
  •  解 説・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 7309 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 7309 : 2002

視力検査装置

Visual acuity testing equipment

序文

 この規格は,1994年に第1版として発行されたISO 8596 : 1994,Ophthalmic optics―Visual acuity testing
―Standard optotype and its presentationを元に,1988年に第1版として発行されたJIS T 7309に規定されて
いる3種類に分類された視力検査装置の一つ,標準視力検査装置に使用される視標とその性能について,
対応国際規格を翻訳し,規格票の様式及び/又は技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)であり,対
応国際規格には規定されていない准標準視力検査装置と特殊視力検査装置に関する規定,並びに環境条件,
試験及び取扱説明書に関する規定を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。また, 1994年に第1版として発
行されたISO 8597 : 1994,Optics and optical instruments―Visual acuity testing―Method of correlating optotypes
を翻訳し,ランドルト環と文字及び図形視標との相関試験方法について,規格票の様式及び/又は技術的
内容を変更して,附属書A(規定)としている。
なお,ISO 8596及びISO 8597に対する変更,追加の一覧表は,その説明を付けて,附属書1(参考)に
示す。

1. 適用範囲

 この規格は,視力を検査するために用いる装置(以下,視力検査装置という。)及び視力検
査用視標(以下,視標という。)について規定する。
備考1. 視力検査用チャートプロジェクターは,JIS T 7310に規定する。
2. 文字及び図形視標とランドルト環との相関試験方法について,附属書A(規定)に規定する。
3. 遠距離視力検査方法及び検査報告書について,附属書B(参考)に補足する。
4. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8596 : 1994,Ophthalmic optics―Visual acuity testing―Standard optotype and its presentation
(MOD)
ISO 8597 : 1994,Optics and optical instruments―Visual acuity testing―Method of correlating
optotypes (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成
するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最
新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7153 測定顕微鏡
JIS B 7184 測定投影機

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2
T 7309 : 2002
JIS C 7614 照明の場における輝度測定方法
JIS T 0601-1 医用電気機器―第1部 : 安全に関する一般的要求事項
備考 IEC 60601-1 : 1988,Medical electrical equipment―Part 1 : General requirements for safety並びに
Amendment 1 : 1993及びAmendment 2 : 1995が,この規格と一致している。
JIS Z 8120 光学用語
ISO 3 : 1973 Preferred numbers―Series of preferred numbers

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8120によるほか,次による。
a) 標準視力検査装置 遠距離視力検査用に作成され,8方向のランドルト環からなる視標を用い,検査
の正確さに重点をおく装置。
b) 准標準視力検査装置 遠距離視力検査用に作成され,ランドルト環とランドルト環以外の視標を一部
用い,実用性に重点をおく装置。鏡による折り返し使用のものを含む。
c) 特殊視力検査装置 標準視力検査装置及び准標準視力検査装置に含められない装置。例えば,近距離
視力検査装置,字一つ視力検査装置,スクリーニング用視力検査装置,両眼開放視力検査装置,光学
式視力検査装置などをいう。
d) 近距離視力検査装置 近距離作業を対象とする近距離視力検査用で,臨床的には主に老眼鏡の処方を
目的として使用される装置。
e) 字一つ視力検査装置 視標一つずつを提示する視力検査装置。
f) スクリーニング用視力検査装置 精密検査への第一段階のふるい分け検査(screening test)に用いる集
団検診用の視力検査装置。
g) 両眼開放視力検査装置 両眼開放の状態で,左右眼それぞれ及び両眼の視力検査を同時に行うことが
できる視力検査装置。
h) 光学式視力検査装置 光学系によって視標を提示するように構成された視力検査装置。
i) 検査距離(viewing distance) 被検者の入射どう(瞳)から視標までの距離。

4. 種類

 視力検査装置の種類は,次の3種類に区分する。
a) 標準視力検査装置
b) 准標準視力検査装置
c) 特殊視力検査装置

5. 環境条件

 環境条件は,JIS T 0601-1による。

6. 視標

6.1 視標

 視標は,図1に示すランドルト環視標とE文字,片仮名,平仮名,数字,ローマ字などの文
字視標と影絵,線画などの図形視標とし,ランドルト環を標準視標とする。

――――― [JIS T 7309 pdf 4] ―――――

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T 7309 : 2002
図 1 ランドルト環

6.2 ランドルト環視標の寸法

 ランドルト環視標の寸法は,視力値1.0のランドルト環の外形を視角5′,
線幅及び切れ目幅を視角1′とし,視力値aの視標の寸法は,視力値1.0の視標の1/aとする。

6.3 ランドルト環以外の視標

 ランドルト環以外の視標は,ランドルト環と臨床試験的に相関づけられ,
作図法及び寸法の標準値が明確にされた視標とする。ランドルト環以外の文字及び図形視標とランドルト
環との相関試験方法は,附属書A(規定)によることが望ましい。

7. 性能

7.1 標準視力検査装置

 標準視力検査装置の性能は,次による。
7.1.1 使用する視標 使用する視標は,8方向のランドルト環とする。
7.1.2 視力値及び視力値の段階 視力値は,切れ目幅の視角(単位 : 分)の逆数で表し,視力値の段階は,
表1とする。
a) 視標の配列は,対数表示で等差級数的配列,視角で等比級数的配列とする。ある視標の視角を,次に
小さい視標の視角で除した商は,ISO 3による基本数列の標準数R10とする。
1010=1.258 9
b) 視力値の段階 0.05,0.063,0.08,2.0は,必要に応じて省略してもよい。さらに,別の視力値の段階
を追加しても差し支えない。

――――― [JIS T 7309 pdf 5] ―――――

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JIS T 7309:2002の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8596:1994(MOD)
  • ISO 8597:1994(MOD)

JIS T 7309:2002の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 7309:2002の関連規格と引用規格一覧