JIS Z 8802:2011 pH測定方法

JIS Z 8802:2011 規格概要

この規格 Z8802は、ガラス電極を用いたpH計で0 ℃~95 ℃の水溶液のpH値を測定する方法について規定。

JISZ8802 規格全文情報

規格番号
JIS Z8802 
規格名称
pH測定方法
規格名称英語訳
Methods for determination of pH of aqueous solutions
制定年月日
1958年3月3日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1958-03-03 制定日, 1961-03-03 確認日, 1964-03-01 確認日, 1964-09-01 改正日, 1967-11-01 確認日, 1970-07-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1978-12-01 改正日, 1984-02-01 確認日, 1984-12-01 改正日, 1990-02-01 確認日, 1995-07-01 確認日, 2001-02-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2011-05-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 8802:2011 PDF [10]
                                                                                   Z 8802 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 一般事項・・・・[2]
  •  5 pH計の種類及び形式・・・・[2]
  •  5.1 種類・・・・[2]
  •  5.2 形式・・・・[2]
  •  6 pH計の構成・・・・[3]
  •  7 pH標準液・・・・[3]
  •  7.1 pH標準液の種類及び品質・組成・・・・[3]
  •  7.2 pH標準液の各温度におけるpH値・・・・[3]
  •  7.3 調製pH標準液の調製方法・・・・[5]
  •  7.4 pH標準液の保存方法・・・・[5]
  •  8 操作方法・・・・[6]
  •  8.1 pH計の試験・・・・[6]
  •  8.2 測定方法・・・・[6]
  •  9 測定結果の記録・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8802 pdf 1] ―――――

Z 8802 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人計測
自動制御学会(SICE)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS Z 8802:1984は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8802 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8802 : 2011

pH測定方法

Methods for determination of pH of aqueous solutions

1 適用範囲

  この規格は,ガラス電極を用いたpH計で0 ℃95 ℃の水溶液のpH値を測定する方法について規定す
る。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 0213 分析化学用語(電気化学部門)
JIS K 8474 二しゅう酸三水素カリウム二水和物(試薬)
JIS K 8514 臭化ナトリウム(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8809 フタル酸水素カリウム(試薬)
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS K 9020 りん酸水素二ナトリウム(試薬)
JIS Z 8805 pH測定用ガラス電極

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0211,JIS K 0213及びJIS Z 8805によるほか,次による。
3.1
pH
この規格に規定したpH標準液のpH値を基準とし,ガラス電極pH計によって測定される起電力から求
められる値。
注記 ピーエッチ又はピーエイチと読む。
3.2
認証pH標準液
CIPM(国際度量衡委員会)のCCQM(物質量諮問委員会)の定める一次測定法によってpH値が測定
されたpH標準液,又はそれにトレーサブルなpH標準液であって,95 %の信頼区間を与える拡張不確か

――――― [JIS Z 8802 pdf 3] ―――――

2
Z 8802 : 2011
さがおよそ0.015以内のもの。
注記 例えば,JCSS(計量標準供給制度)のしゅう酸塩pH標準液,フタル酸塩pH標準液,中性り
ん酸塩pH標準液,りん酸塩pH標準液,ほう酸塩pH標準液及び炭酸塩pH標準液がある。
3.3
調製pH標準液
表2の組成で,7.3によって調製したpH標準液。
3.4
pH標準液
認証pH標準液及び調製pH標準液の総称。
3.5
ゼロ校正
ガラス電極内部液に近い組成の標準液を用いて,電位を調整して,その温度における標準液のpHを指
すようにすること。
注記 ゼロ点調整と呼ぶこともある。
3.6
スパン校正
ゼロ校正の後にゼロ校正に用いたものとは異なるpHの標準液を用いて,pHに対する電位の傾きを調整
して,その温度におけるpHを指すようにすること。
注記 感度調整と呼ぶこともある。

4 一般事項

  一般事項に関する一般条件は,JIS K 0050による。

5 pH計の種類及び形式

5.1 種類

  pH計は,その使用目的によって,次の3種類とする。
a) 携帯用
b) 卓上用
c) 定置用

5.2 形式

  pH計は,その性能によって,表1に示す4形式とする。性能は,8.1の試験の結果によるものとする。
表1−pH計の形式
形式 繰返し性 直線性
0 ±0.005
±0.03
I ±0.02
II ±0.05 ±0.06
III ±0.1 ±0.1

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Z 8802 : 2011

6 pH計の構成

  pH計は,検出部,増幅部及び指示部からなり,その構成例を図1に示す。
検出部 増幅・指示部
a) 携帯用及び卓上用の場合
検出部 増幅部 指示部
b) 定置用の場合
図1−pH計の構成例
a) 検出部 検出部は,ガラス電極,比較電極,温度補償用感温素子及びこれらを保持するホルダーから
なる。
なお,温度補償用感温素子を含まない場合もある。
b) 増幅部 増幅部は,検出部の起電力を増幅し,かつ,温度補償のための演算を行い,指示部に必要な
レベルの電気信号に変換する能力をもつ。
c) 指示部 指示部は,測定結果を表示する指示計若しくは記録計のいずれか,又は両方を用いるもの。
指示方式は,アナログ式若しくはデジタル式のいずれか,又は両方を用いるもの。

7 pH標準液

7.1 pH標準液の種類及び品質・組成

  pH標準液の種類及び品質・組成は,表2による。
表2−pH標準液の種類及び品質・組成
種類 品質 pH標準液の組成
認証pH標準液 調製pH標準液
しゅう酸塩pH標準液 例えば,JCSSの 0.05 mol/kg二しゅう酸三水素カリウム水溶液
pH標準液
フタル酸塩pH標準液 例えば,JCSSの 0.05 mol/kgフタル酸水素カリウム水溶液
pH標準液
中性りん酸塩pH標準液 例えば,JCSSの 0.025 mol/kgりん酸二水素カリウム,
pH標準液 7.3によって調 0.025 mol/kgりん酸水素二ナトリウム水溶液
りん酸塩pH標準液 例えば,JCSSの 製したもの 0.008 695 mol/kgりん酸二水素カリウム,
pH標準液 0.030 43 mol/kgりん酸水素二ナトリウム水溶液
ほう酸塩pH標準液 例えば,JCSSの 0.01 mol/kg四ほう酸ナトリウム(ほう砂)水溶液
pH標準液
炭酸塩pH標準液 例えば,JCSSの 0.025 mol/kg炭酸水素ナトリウム,
pH標準液 0.025 mol/kg炭酸ナトリウム水溶液
注記 mol/kgは,溶媒1 kg中の溶質の物質量を示す質量モル濃度である。

7.2 pH標準液の各温度におけるpH値

  調製pH標準液の各温度におけるpH値の典型値を表3に示し,認証pH標準液の各温度におけるpH値
の典型値を表4に示す。表3又は表4に記載されていない温度におけるpH値は,なだらかに補間して求

――――― [JIS Z 8802 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8802:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8802:2011の関連規格と引用規格一覧