この規格ページの目次
JIS A 1314:2014 規格概要
この規格 A1314は、建築物の換気,暖房,冷房などに使用される風道が防火区画を貫通する部分に設ける防火ダンパーの性能試験方法について規定。
JISA1314 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1314
- 規格名称
- 防火ダンパーの性能試験方法
- 規格名称英語訳
- Performance test methods for fire damper
- 制定年月日
- 1980年6月10日
- 最新改正日
- 2019年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.220.20
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 労働安全・衛生 2019
- 改訂:履歴
- 1980-06-10 制定日, 1986-09-01 確認日, 1992-03-13 改正日, 1997-06-05 確認日, 2011-11-29 確認日, 2014-04-25 改正日, 2019-10-25 確認
- ページ
- JIS A 1314:2014 PDF [26]
A 1314 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 性能試験項目・・・・[2]
- 5 試験・・・・[3]
- 5.1 気密性試験・・・・[3]
- 5.2 温度ヒューズ連動自動閉鎖装置の作動試験・・・・[5]
- 6 報告・・・・[8]
- 附属書A(規定)排煙口(排煙ダンパー)兼用防火ダンパーの気密性試験・・・・[9]
- 附属書B(規定)防火ダンパーに組み込んだ温度ヒューズ連動自動閉鎖装置の作動試験方法・・・・[11]
- 附属書C(規定)防火ダンパーの耐火試験・・・・[14]
- 附属書D(規定)自動閉鎖装置の耐熱・耐湿試験方法・・・・[16]
- 附属書E(規定)自動閉鎖装置の絶縁試験方法・・・・[17]
- 附属書F(規定)自動閉鎖装置の耐腐食試験方法・・・・[18]
- 附属書G(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[19]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1314 pdf 1] ―――――
A 1314 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人建材
試験センター(JTCCM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS A 1314:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1314 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1314 : 2014
防火ダンパーの性能試験方法
Performance test methods for fire damper
序文
この規格は,1980年に制定され,その後1992年の改正を経て今日に至っている。防火ダンパーは,防
災機器として信頼性の高い品質が求められている。このため今回の改正においては,今までの遮煙性能及
び作動性だけでなく,防火ダンパーとして要求される性能項目を網羅し,それを評価するための試験方法
を規定する改正を行った。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を
附属書Gに示す。
1 適用範囲
この規格は,建築物の換気,暖房,冷房などに使用される風道が防火区画を貫通する部分に設ける防火
ダンパーの性能試験方法について規定する。
なお,防火ダンパーには,外壁用防火ダンパー及び排煙用防火ダンパーを含むものとする。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1516 建具の気密性試験方法
JIS B 8330 送風機の試験及び検査方法
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 1605 シース熱電対
JIS C 9603 換気扇
JIS C 60068-2-2 環境試験方法−電気・電子−第2-2部 : 高温(耐熱性)試験方法(試験記号 : B)
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
ISO 834-1,Fire-resistance tests−Elements of building construction−Part 1: General requirements
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
防火ダンパー
火災時に熱又は煙を感知し,自動的に風道を閉鎖する機構を備えた耐火性をもつ防火用の設備。防火ダ
――――― [JIS A 1314 pdf 3] ―――――
2
A 1314 : 2014
ンパーは,温度ヒューズ連動,熱感知器連動,煙感知器連動及び熱煙複合感知器連動がある。防火ダンパ
ーの機構及び各部の名称を図1に示す。
3.2
外壁用防火ダンパー
建築物の外壁の開口部の延焼のおそれのある部分に設ける防火ダンパー。
3.3
排煙用防火ダンパー
作動試験温度350 ℃(公称作動温度280 ℃)の防火ダンパーで,排煙設備の風道が防火区画を貫通する
部分に設ける防火ダンパー及び排煙口(排煙ダンパー)と兼用する防火ダンパー。
3.4
自動閉鎖装置
温度ヒューズ,熱・煙感知器などのセンサーに連動して羽根を閉鎖させる装置。
3.5
温度ヒューズ
周囲温度が上昇し,設定温度に達したときに溶断するメタルヒューズ。
3.6
公称作動温度
製造業者又は販売者が任意に設定できる,防火ダンパーが作動する温度で,温度ヒューズの融点付近の
温度。
3.7
作動試験温度
防火ダンパーの作動性能を確認するための設定温度。公称作動温度の125 %の温度が作動試験温度であ
る。
a) 角形ダンパー b) 丸形ダンパー
図1−防火ダンパーの機構及び各部の名称(参考)
4 性能試験項目
防火ダンパーの性能試験項目は,次による。
――――― [JIS A 1314 pdf 4] ―――――
3
A 1314 : 2014
a) 遮煙性能試験 防火ダンパー,外壁用防火ダンパー及び排煙用防火ダンパーのうち,風道が防火区画
を貫通する部分に用いる防火ダンパーについては,5.1による気密性試験を行う。
なお,排煙口(排煙ダンパー)兼用防火ダンパーの漏気に関する気密性試験は,附属書Aによる。
b) 作動性能試験 温度ヒューズ連動自動閉鎖装置の作動試験については,5.2による作動試験を行う。た
だし,防火ダンパーに自動閉鎖装置を組み込み一体として行う作動試験などの場合は,附属書Bによ
る。
c) 耐火性能試験 附属書Cによる耐火試験を行う。ただし,鉄製で鉄板の厚さが1.5 mm以上で製作し
た防火ダンパーは省略することができる。
d) 信頼性能試験 自動閉鎖装置の信頼性を見る性能試験として行う。温度ヒューズ連動自動閉鎖装置に
ついては,附属書Fによる耐腐食試験を行う。また,電気的な構造をもつ自動閉鎖装置については,
附属書Dによる耐熱・耐湿試験,附属書Eによる絶縁試験及び附属書Fによる耐腐食試験を行う。
5 試験
5.1 気密性試験
5.1.1 試験体
試験体は,防火ダンパー本体に自動閉鎖装置を含めたものとし,その材料及び構成が実際のものと同一
の条件で製作されたものでなければならない。
5.1.2 試験装置
試験装置は,図2に示す圧力箱,送風機,圧力調整器,圧力差測定器及び通気量測定部で構成し,次の
条件に適合しなければならない。ただし,圧力調整器は,送風機の回転数を調整することができる装置に
代えてもよい。また,JIS C 9603の附属書1(風量測定方法)で規定する試験装置と同等以上である装置
を使用してもよい。
a) 圧力箱は,気密な構造とし,試験体を気密に取り付けることのできるものとする。
b) 送風機及び圧力調整器は,試験体前後の圧力差を0 Pa100 Paの範囲で連続して調整でき,かつ,一
定の圧力に保持できるものとする。
c) 圧力差測定器は,圧力差の測定範囲が10 Pa100 Pa程度において±0.5 Paの精度で測定ができるもの
とする。
d) 通気量測定部は,図2に示すように通気量測定管,及び風速計,流量計などで構成するものとし,測
定通気量の5 %以下の精度で測定ができるものとする。また,JIS B 8330で規定する流量測定装置と
同等以上である装置を使用してもよい。
e) 圧力差測定器の校正は,トレーサビリティのとれた校正器で定期的に行う。
――――― [JIS A 1314 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS A 1314:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御 > 13.220.20 : 防火
JIS A 1314:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1516:1998
- 建具の気密性試験方法
- JISB8330:2000
- 送風機の試験及び検査方法
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC1605:1955
- 放射線サーベイ・メータ
- JISC1605:1995
- シース熱電対
- JISC60068-2-2:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-2部:高温(耐熱性)試験方法(試験記号:B)
- JISC9603:1988
- 換気扇
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法