JIS B 2090:2014 フランジレス形弁の性能及び試験方法

JIS B 2090:2014 規格概要

この規格 B2090は、鋼製,鋳鉄製及び銅合金製のフランジレス形弁の接続端の強度,密封特性に関する性能,及びその試験方法について規定。

JISB2090 規格全文情報

規格番号
JIS B2090 
規格名称
フランジレス形弁の性能及び試験方法
規格名称英語訳
Performance requirements and tests for flangeless end valves
制定年月日
2014年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

23.040.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
2014-03-20 制定日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 2090:2014 PDF [11]
                                                                                   B 2090 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び意味・・・・[2]
  •  5 接続端に要求される寸法・・・・[2]
  •  5.1 ガスケット座の寸法・・・・[2]
  •  5.2 面間寸法・・・・[3]
  •  6 附属品・・・・[3]
  •  6.1 ガスケット・・・・[3]
  •  6.2 ボルト・ナット・・・・[3]
  •  7 接続端の性能・・・・[5]
  •  8 接続端の試験方法・・・・[5]
  •  8.1 内圧負荷試験方法・・・・[5]
  •  8.2 曲げ・内圧負荷試験方法・・・・[6]
  •  9 記録・・・・[6]
  •  附属書A(参考)バルブの性能試験結果記録様式の一例・・・・[7]
  •  附属書B(参考)バルブの設計・施工で考慮する必要のある影響因子事項・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 2090 pdf 1] ―――――

B 2090 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 2090 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 2090 : 2014

フランジレス形弁の性能及び試験方法

Performance requirements and tests for flangeless end valves

1 適用範囲

  この規格は,鋼製,鋳鉄製及び銅合金製のフランジレス形弁(以下,バルブという。)の接続端の強度,
密封特性に関する性能,及びその試験方法について規定する。
なお,この規格は,呼び圧力5 K,10 K,16 K,呼び径300 A以下,及び使用温度100 ℃以下のバルブ
に適用する。ただし,可燃性又は毒性の内部流体に使用するバルブには,適用しない。
また,バルブの接続に適合する管フランジ(以下,フランジという。)は,JIS B 2220,JIS B 2239,JIS
B 2240又はこれらと同等の圧力−温度基準をもつフランジとし,フランジのガスケット座面は,平面座又
は全面座とする。
さらに,バルブの設計・施工で考慮しなければならない影響因子に関する事項を,参考として附属書B
に示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0100 バルブ用語
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部 : 基準寸法
JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部 : 原則及び基礎データ
JIS B 1003 締結用部品−メートルねじをもつおねじ部品のねじ先
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部 : ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B
及びC
JIS B 1041 締結用部品−表面欠陥 第1部 一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
JIS B 1042 締結用部品−表面欠陥 第2部 : ナット
JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第1部 : ボルト,ねじ及び植込みボルト
JIS B 1052-2 締結用部品の機械的性質−第2部 : 保証荷重値規定ナット−並目ねじ
JIS B 1052-6 締結用部品の機械的性質−第6部 : 保証荷重値規定ナット−細目ねじ
JIS B 1054-1 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第1部 : ボルト,小ねじ及び植込みボル

JIS B 1054-2 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第2部 : ナット
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 2002 バルブの面間寸法

――――― [JIS B 2090 pdf 3] ―――――

2
B 2090 : 2014
JIS B 2005-1 工業プロセス用調節弁−第1部 : 調節弁用語及び一般的必要条件
JIS B 2005-3-2 工業プロセス用調節弁−第3部 : 寸法−第2節 : バタフライ弁を除く回転形調節弁の
面間寸法
JIS B 2032 ウェハー形ゴムシートバタフライ弁
JIS B 2220 鋼製管フランジ
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS B 2240 銅合金製管フランジ
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4107 高温用合金鋼ボルト材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0100及びJIS B 2005-1によるほか,次による。
3.1
フランジレス形弁
弁箱にフランジを設けない接続端をもつバルブの総称。
注記 弁箱の接続端は,接続する配管に設けたフランジの座面に一致する座面を備え,バルブを配管
フランジの間に挟みつけて取り付ける。

4 記号及び意味

  この規格で用いる主な記号及び意味は,表1による。
表1−記号及び意味
記号 意味 参考
D 配管の外径(mm)
F 試験荷重(N)
L 支点と荷重点との距離(mm)
l1 フランジ外側と隔壁内側との距離(mm)
l2 隔壁外側と支点との距離(mm)
M 試験曲げモーメント(N・m)
R 配管の外半径(mm) R=D/2
t 配管の厚さ(mm)
σ 配管の曲げ応力(N/mm2)

5 接続端に要求される寸法

5.1 ガスケット座の寸法

  バルブのガスケット座の寸法は,次による。
a) バルブのガスケット座の寸法は,接続するフランジのガスケット座の寸法によって決定する。
b) バルブのガスケット座の内径及び外径は,接続するフランジが平面座の場合のガスケット座の寸法に

――――― [JIS B 2090 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 2090 : 2014
適合させる。
なお,漏れ防止の観点から,ガスケット幅を減少させないことが望ましい。
c) バルブのガスケット座の仕上げは,接続するフランジと同等とする。
d) バルブの外形は,ボルトと干渉してはならない。また,フランジボルトを利用してバルブのアライメ
ント調整及びガスケットのセンタリングを行うので,ボルトとバルブに過度の隙間ができないことが
望ましい。

5.2 面間寸法

  バルブの面間寸法は,JIS B 2002,JIS B 2005-3-2,JIS B 2032などに一致させることが望ましい。

6 附属品

6.1 ガスケット

  バルブの接続に用いるガスケットは,次による。
a) バルブの接続端面がゴム材料の場合は,ガスケットを使用してはならない。
b) ガスケットの寸法は,接続するフランジのガスケット座の寸法によって決定する。
c) ガスケット種類は,使用流体の条件に適合するよう選択するが,安定した締付け状態を得るためには,
フランジ座面全体に均一に接触するシート形状のガスケットが望ましい。
d) シート形状のガスケットを用いる場合,全面形ガスケット又はリングガスケットのいずれを用いても
よい。
e) 使用流体の条件が決定していない場合,試験に用いるガスケットは,呼び厚さ3 mmの全面形ジョイ
ントシートガスケットを推奨する。

6.2 ボルト・ナット

  バルブの接続に用いるボルト・ナットは,次による。
a) ボルト・ナットの組合せは,ボルト・ナットの材料,鋼種区分及び強度区分によって表2による。
注記1 ボルト・ナットの材料,鋼種区分及び強度区分の選定に当たっては,適用されるバルブの
種類,ガスケットの材質及び使用温度におけるボルト・ナットの熱膨張を考慮しなければ
ならない。
注記2 ステンレス鋼で,強度区分70及び80のものに対しては,応力腐食割れの発生に注意しな
ければならない。

――――― [JIS B 2090 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 2090:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2090:2014の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0100:2013
バルブ用語
JISB0205-4:2001
一般用メートルねじ―第4部:基準寸法
JISB0209-1:2001
一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ
JISB1003:2014
締結用部品―メートルねじをもつおねじ部品のねじ先
JISB1021:2003
締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
JISB1041:1993
締結用部品―表面欠陥 第1部 一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
JISB1042:1998
締結用部品―表面欠陥 第2部:ナット
JISB1051:2014
炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト―並目ねじ及び細目ねじ
JISB1052-2:2014
炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―第2部:強度区分を規定したナット―並目ねじ及び細目ねじ
JISB1052-6:2009
締結用部品の機械的性質―第6部:保証荷重値規定ナット―細目ねじ
JISB1054-1:2013
耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質―第1部:ボルト,小ねじ及び植込みボルト
JISB1054-2:2013
耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質―第2部:ナット
JISB1180:2014
六角ボルト
JISB1181:2014
六角ナット
JISB2002:1987
バルブの面間寸法
JISB2005-1:2012
工業プロセス用調節弁―第1部:調節弁用語及び一般的必要条件
JISB2005-3-2:2005
工業プロセス用調節弁―第3部:寸法―第2節:バタフライ弁を除く回転形調節弁の面間寸法
JISB2032:2013
ウェハー形ゴムシートバタフライ弁
JISB2220:2012
鋼製管フランジ
JISB2239:2013
鋳鉄製管フランジ
JISB2240:2006
銅合金製管フランジ
JISG0404:2014
鋼材の一般受渡し条件
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4107:2007
高温用合金鋼ボルト材
JISG4303:2012
ステンレス鋼棒
JISG4303:2021
ステンレス鋼棒