JIS B 2311:2015 一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手

JIS B 2311:2015 規格概要

この規格 B2311は、使用圧力が比較的低い蒸気,水,油,ガス,空気などの一般配管に突合せ溶接によって取り付ける鋼製の管継手について規定。

JISB2311 規格全文情報

規格番号
JIS B2311 
規格名称
一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手
規格名称英語訳
Steel butt-welding pipe fittings for ordinary use
制定年月日
1982年10月15日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

23.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1982-10-15 制定日, 1986-02-01 改正日, 1991-02-01 改正日, 1997-08-20 改正日, 2001-08-20 改正日, 2005-07-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2015-01-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 2311:2015 PDF [30]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 材料・・・・[2]
  •  6 製造方法・・・・[3]
  •  6.1 FSGPの管継手・・・・[3]
  •  6.2 PY400の管継手・・・・[3]
  •  6.3 熱処理・・・・[3]
  •  6.4 白管継手・・・・[3]
  •  7 性能・・・・[3]
  •  7.1 耐圧性能・・・・[3]
  •  7.2 めっきの均一性・・・・[4]
  •  7.3 溶接部の機械的性質・・・・[4]
  •  8 形状及び寸法・・・・[4]
  •  9 外観・・・・[4]
  •  10 試験・・・・[5]
  •  10.1 耐圧性能試験・・・・[5]
  •  10.2 めっきの均一性試験・・・・[5]
  •  10.3 溶接部の機械試験・・・・[5]
  •  11 検査・・・・[5]
  •  11.1 検査の種類及び検査項目・・・・[5]
  •  11.2 耐圧性能検査・・・・[5]
  •  11.3 めっきの均一性検査・・・・[5]
  •  11.4 溶接部の機械的性質・・・・[5]
  •  11.5 形状及び寸法検査・・・・[5]
  •  11.6 外観検査・・・・[6]
  •  12 製品の呼び方・・・・[6]
  •  13 表示・・・・[7]
  •  14 報告・・・・[7]
  •  附属書A(規定)特殊な形状の管継手・・・・[22]
  •  附属書B(参考)特殊なネック付き管継手の表示及び報告・・・・[27]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 2311 pdf 1] ―――――

B 2311 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本金属継手協会
(JPFA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 2311:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成28年1月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS B 2311:2009によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 2311 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 2311 : 2015

一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手

Steel butt-welding pipe fittings for ordinary use

序文

  この規格は,1982年に制定され,その後6回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2009年に
行われたが,その後の使用者からの改正要求及び関連する日本工業規格(日本産業規格)の改正などに対応するために改正
した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,使用圧力が比較的低い蒸気,水,油,ガス,空気などの一般配管1) に突合せ溶接によって
取り付ける鋼製の管継手(以下,管継手という。)について規定する。
なお,本体に規定した管継手以外に受渡当事者間の協定によって指定することができる特殊な形状の管
継手は,附属書Aに規定する。また,特殊なネック付き管継手の表示及び報告については,附属書Bに参
考として示す。
注1) IS G 3452による配管用炭素鋼鋼管を用いた配管及びJIS G 3457による配管用アーク溶接炭素
鋼鋼管を用いた配管。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0151 鉄鋼製管継手用語
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
JIS G 3457 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
JIS H 0401 溶融亜鉛めっき試験方法
JIS H 2107 亜鉛地金
JIS Z 3040 溶接施工方法の確認試験方法
JIS Z 3801 手溶接技術検定における試験方法及び判定基準
JIS Z 3841 半自動溶接技術検定における試験方法及び判定基準

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0151による。

――――― [JIS B 2311 pdf 3] ―――――

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B 2311 : 2015

4 種類

  管継手の種類は,形状,材料及び亜鉛めっきの有無によって,次のように区分する。
a) 形状による種類及びその記号は,表1による。
表1−形状による種類及びその記号
形状による種類 記号a)
大分類 小分類
45°エルボ ロング 45E(L)
ショート 45E(S)
90°エルボ ロング 90E(L)
ショート 90E(S)
180°エルボ ロング 180E(L)
ショート 180E(S)
レジューサb) 同心 1形 R(C)1
2形 R(C)2
偏心 1形 R(E)1
2形 R(E)2
T 同径 T(S)
径違い T(R)
キャップ − C
注a) 記号の丸括弧は,省略してもよい。
例 45E(L) の場合は,45EL
b) レジューサ同心1形[R(C)1],レジューサ偏心
1形[R(E)1]については,1形の符号1を省略
してもよい。
b) 材料による種類の記号及び区分,並びに対応する鋼管は,表2による。また,管継手は,亜鉛めっき
の有無によって白管継手と黒管継手とに区分する。
なお,対応する鋼管とは,一般的に配管として管継手に接続する日本工業規格(日本産業規格)の鋼管を指す。
表2−材料による種類の記号及び区分,並びに対応する鋼管
材料による種類の記号 区分 対応する鋼管
FSGP 白管継手(亜鉛めっきを施した管継手) JIS G 3452のSGP
黒管継手(亜鉛めっきを施さない管継手)JIS G 3457のSTPY400
PY400 黒管継手(亜鉛めっきを施さない管継手)

5 材料

  管継手の材料は,表3に示す鋼管,鋼板,鋼帯若しくはその他の形態の鋼材又はこれらに相当する材料
とする。
なお,相当する材料は,その材料の形態に応じ,表3に示す規格に規定した材料に関する化学成分及び
引張強さ,更に鋼管の場合は,表3に示す規格に規定する水圧試験特性又は非破壊試験特性の規定に適合
することを確認したものでなければならない。

――――― [JIS B 2311 pdf 4] ―――――

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B 2311 : 2015
表3−管継手の材料
材料による種類の記号 材料
鋼管 鋼板,鋼帯又はその他の形態の鋼材
FSGP JIS G 3452のSGP JIS G 3101のSS330又はSS400
PY400 JIS G 3457のSTPY400 a) JIS G 3101のSS400
注a) スパイラルシーム溶接管は除く。

6 製造方法

6.1 FSGPの管継手

  FSGPの管継手は,箇条5に規定した材料から熱間若しくは冷間による塑性加工又は切削加工によって
製造する。ただし,溶接組立で製造してはならない。
なお,キャップは継目なく製造する。

6.2 PY400の管継手

  PY400の管継手は,次による。
a) Y400の管継手は,箇条5に規定した鋼管から熱間若しくは冷間による塑性加工によって製造するか,
又は鋼板,鋼帯から長手継目をアーク溶接して製造してもよい。
なお,PY400の管継手には,キャップは含まない。
b) 長手継目の溶接は,突合せ両側溶接又はこれと同等以上とみなすことができる突合せ片側溶接として
もよい。
c) 手溶接及び半自動溶接を行う溶接士は,JIS Z 3801若しくはJIS Z 3841による技術検定又はこれらと
同等以上の技術検定に合格し,その技量について格付けされた資格のある者とする。

6.3 熱処理

  管継手には,表4による熱処理を施す。
表4−管継手の熱処理
熱間成形品 冷間成形品a)
鋼管 鋼板,鋼帯又はその他の形態の鋼材
製造のまま 焼ならし又は焼なましb) 製造のまま又は焼なましb)
注a) 冷間成形のキャップの場合は焼なましを施す。
b) 低温焼なまし又は応力除去焼なまし。

6.4 白管継手

  白管継手は,ベベルエンドの加工前又は加工後の黒管継手をショットブラスト,酸洗いなどによって清
掃した後,溶融亜鉛めっきを施す。
なお,溶融亜鉛めっきに使用する亜鉛は,JIS H 2107の蒸留亜鉛地金1種又はこれと同等以上の品質を
もつものとする。

7 性能

7.1 耐圧性能

  管継手は,JIS G 3452及びJIS G 3457の規定による水圧試験特性と同じ圧力に耐え,漏れがあってはな
らない。

――――― [JIS B 2311 pdf 5] ―――――

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JIS B 2311:2015の関連規格と引用規格一覧