JIS B 8942:2012 立体自動倉庫システム―システム設計通則

JIS B 8942:2012 規格概要

この規格 B8942は、スタッカクレーン,入出庫ステーション及びラックで構成する立体自動倉庫システムの設計通則について規定。

JISB8942 規格全文情報

規格番号
JIS B8942 
規格名称
立体自動倉庫システム―システム設計通則
規格名称英語訳
Automated storage and retrieval system -- General rules on the design of system
制定年月日
1994年12月1日
最新改正日
2017年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

55.220
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
1994-12-01 制定日, 1999-11-20 確認日, 2004-02-25 改正日, 2009-10-01 確認日, 2012-04-20 改正日, 2017-10-25 確認
ページ
JIS B 8942:2012 PDF [30]
                                                                                   B 8942 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 基本条件・・・・[2]
  •  4.1 荷姿条件・・・・[2]
  •  4.2 荷重条件・・・・[4]
  •  4.3 使用環境条件・・・・[4]
  •  4.4 用途及び要求能力・・・・[4]
  •  4.5 設置面条件・・・・[4]
  •  5 システムの寸法・・・・[5]
  •  5.1 ラックの取合寸法・・・・[5]
  •  5.2 ビル式ラックの寸法・・・・[6]
  •  5.3 ユニット式ラックの寸法・・・・[8]
  •  6 処理能力・・・・[9]
  •  6.1 スタッカクレーンのサイクルタイム・・・・[9]
  •  6.2 スタッカクレーンの能力評価・・・・[11]
  •  6.3 スタッカクレーンの基準入出庫能力・・・・[11]
  •  6.4 立体自動倉庫システム処理能力・・・・[12]
  •  7 安全対策・・・・[12]
  •  7.1 機械安全リスクアセスメントの実施・・・・[12]
  •  7.2 レイアウト・・・・[12]
  •  7.3 操作・・・・[14]
  •  7.4 電気・制御・・・・[15]
  •  7.5 保護機能・・・・[16]
  •  7.6 保守点検作業・・・・[17]
  •  8 施工及び試運転検査・・・・[17]
  •  8.1 施工計画・・・・[17]
  •  8.2 施工要領書の作成・・・・[18]
  •  8.3 試運転検査要領書の作成・・・・[18]
  •  9 取扱説明書及び表示事項・・・・[18]
  •  9.1 取扱説明書の作成・・・・[18]
  •  9.2 表示事項・・・・[19]
  •  附属書A(参考)サイクルタイム計測時の動作例・・・・[20]
  •  附属書B(参考)危険源,危険状態及び対策に関連する事項・・・・[21]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8942 pdf 1] ―――――

B 8942 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業
機械工業会(JSIM)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS B 8942:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8942 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8942 : 2012

立体自動倉庫システム−システム設計通則

Automated storage and retrieval system- General rules on the design of system

序文

  この規格は,1994年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2004年に
行われたが,今回,その後の設計時における機械類の安全性確保のための基本概念に関するJIS B 9700-1
及びJIS B 9700-2の制定に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,スタッカクレーン,入出庫ステーション及びラックで構成する立体自動倉庫システムの設
計通則について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8941 立体自動倉庫システム−用語
JIS B 8943 立体自動倉庫システム−スタッカクレーン設計通則
JIS B 9700-1 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部 : 基本用語,方法論
JIS B 9700-2 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第2部 : 技術原則
JIS B 9702 機械類の安全性−リスクアセスメントの原則
JIS B 9703 機械類の安全性−非常停止−設計原則
JIS B 9705-1 機械類の安全性−制御システムの安全関連部−第1部 : 設計のための一般原則
JIS B 9707 機械類の安全性−危険区域に上肢が到達することを防止するための安全距離
JIS B 9708 機械類の安全性−危険区域に下肢が到達することを防止するための安全距離
JIS B 9710 機械類の安全性−ガードと共同するインタロック装置−設計及び選択のための原則
JIS B 9711 機械類の安全性−人体部位が押しつぶされることを回避するための最小すきま
JIS B 9713-1 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第1部 : 高低差のある2か所間の固定され
た昇降設備の選択
JIS B 9713-2 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第2部 : 作業用プラットフォーム及び通路
JIS B 9713-3 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第3部 : 階段,段ばしご及び防護さく(柵)
JIS B 9713-4 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第4部 : 固定はしご
JIS B 9714 機械類の安全性−予期しない起動の防止

――――― [JIS B 8942 pdf 3] ―――――

2
B 8942 : 2012
JIS B 9715 機械類の安全性−人体部位の接近速度に基づく保護設備の位置決め
JIS B 9960-1 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部 : 一般要求事項
JIS B 9960-32 機械類の安全性−機械の電気装置−第32部 : 巻上機械に対する要求事項
JIS B 9961 機械類の安全性−安全関連の電気・電子・プログラマブル電子制御システムの機能安全
JIS C 8201-5-1 低圧開閉装置及び制御装置−第5部 : 制御回路機器及び開閉素子−第1節 : 電気機械
式制御回路機器
JIS Z 8737-2 音響−作業位置及び他の指定位置における機械騒音の放射音圧レベルの測定方法−第
2部 : 現場における簡易測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 8941による。

4 基本条件

4.1 荷姿条件

4.1.1  最大荷姿寸法の決定
立体自動倉庫システムで取り扱う荷の最大荷姿寸法は,ラックへの格納時の余裕を含めて決定する。例
として,パレット上に積載した場合の荷の最大荷姿寸法(図1参照)決定時に考慮する基本事項は,次に
よる。
a) パレット上の積載物(ケース,バッグなど)寸法及び許容差
b) 積載物の積付けパターン,段数及び積付け高さ
c) 積載物の積付け方によるばらつき・積載物間の隙間
d) 積載物の中身の状態による変形
e) 積載物の膨らみ
f) 長時間保管における積載物の変形
g) 二次材(こん包テープ,伝票など)によるはみ出し
h) 立体自動倉庫システムまでの搬送中に生じた積載物の滑りによるずれ

――――― [JIS B 8942 pdf 4] ―――――

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B 8942 : 2012
図1−最大荷姿寸法
4.1.2 支持面の形状及び寸法・支持状態でのたわみ条件
荷の支持面は,ラックへの格納及び立体自動倉庫システム内での搬送に対し,必要な強度をもたなけれ
ばならない。パレット上に積載物を積載した荷の場合の考慮する基本条件は,次による。
a) 形状及び寸法 形状及び寸法は,次による。
1) パレットの形状,寸法及び許容差
2) 温度によるパレット寸法変化
3) ラック荷受材に接する部分のパレット形状
4) パレット支持幅の寸法取合い
b) 支持状態でのたわみ 支持状態でのたわみは,次による。
1) 入出庫ステーションでのパレットのたわみ
2) ラック格納時のパレットのたわみ(図2参照)
3) 移載装置上(フォーク移載式の場合はフォーク装置)でのパレットのたわみ(図2参照)

――――― [JIS B 8942 pdf 5] ―――――

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JIS B 8942:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8942:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB8941:2012
立体自動倉庫システム―用語
JISB8943:2012
立体自動倉庫システム―スタッカクレーン設計通則
JISB9700-1:2004
機械類の安全性―設計のための基本概念,一般原則―第1部:基本用語,方法論
JISB9700-2:2004
機械類の安全性―設計のための基本概念,一般原則―第2部:技術原則
JISB9702:2000
機械類の安全性―リスクアセスメントの原則
JISB9703:2019
機械類の安全性―非常停止機能―設計原則
JISB9705-1:2019
機械類の安全性―制御システムの安全関連部―第1部:設計のための一般原則
JISB9707:2002
機械類の安全性―危険区域に上肢が到達することを防止するための安全距離
JISB9708:2002
機械類の安全性―危険区域に下肢が到達することを防止するための安全距離
JISB9710:2019
機械類の安全性―ガードと共同するインターロック装置―設計及び選択のための原則
JISB9711:2002
機械類の安全性―人体部位が押しつぶされることを回避するための最小すきま
JISB9713-1:2004
機械類の安全性―機械類への常設接近手段―第1部:高低差のある2か所間の固定された昇降設備の選択
JISB9713-2:2004
機械類の安全性-機械類への常設接近手段-第2部:作業用プラットフォーム及び通路
JISB9713-3:2004
機械類の安全性―機械類への常設接近手段―第3部:階段,段ばしご及び防護さく(柵)
JISB9713-4:2004
機械類の安全性―機械類への常設接近手段―第4部:固定はしご
JISB9714:2006
機械類の安全性―予期しない起動の防止
JISB9715:2013
機械類の安全性―人体部位の接近速度に基づく安全防護物の位置決め
JISB9960-1:2019
機械類の安全性―機械の電気装置―第1部:一般要求事項
JISB9960-32:2011
機械類の安全性―機械の電気装置―第32部:巻上機械に対する要求事項
JISB9961:2008
機械類の安全性―安全関連の電気・電子・プログラマブル電子制御システムの機能安全
JISC8201-5-1:2007
低圧開閉装置及び制御装置―第5部:制御回路機器及び開閉素子―第1節:電気機械式制御回路機器
JISZ8737-2:2000
音響―作業位置及び他の指定位置における機械騒音の放射音圧レベルの測定方法―第2部:現場における簡易測定方法