JIS C 6065:2016 オーディオ,ビデオ及び類似の電子機器―安全性要求事項

JIS C 6065:2016 規格概要

この規格 C6065は、主電源,電源装置,電池又は遠隔電力供給から給電するように設計し,かつ,オーディオ,ビデオ及び関連の信号を受信,発生,記録又は再生することを意図して設計した電子機器について規定。

JISC6065 規格全文情報

規格番号
JIS C6065 
規格名称
オーディオ,ビデオ及び類似の電子機器―安全性要求事項
規格名称英語訳
Audio, video and similar electronic apparatus -- Safety requirements
制定年月日
1998年10月20日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60065:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

33.160.01, 97.030
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気安全 2019
改訂:履歴
1998-10-20 制定日, 2004-03-20 確認日, 2007-07-20 改正日, 2009-12-21 改正日, 2013-03-21 改正日, 2016-11-21 改正日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS C 6065:2016 PDF [159]
                                                                                   C 6065 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  0 安全性の原則・・・・[1]
  •  1 一般事項・・・・[3]
  •  2 用語及び定義・・・・[10]
  •  3 一般要求事項・・・・[20]
  •  4 試験に関する一般条件・・・・[21]
  •  5 表示及び説明書・・・・[27]
  •  6 危険な放射・・・・[32]
  •  7 通常動作状態の下での温度上昇・・・・[34]
  •  8 感電保護に関する構造要求・・・・[38]
  •  9 通常動作状態の下での感電の危険・・・・[45]
  •  10 絶縁要求・・・・[48]
  •  11 故障状態・・・・[51]
  •  12 機械的強度・・・・[54]
  •  13 空間距離及び沿面距離・・・・[59]
  •  14 部品・・・・[70]
  •  15 端子・・・・[85]
  •  16 外部可とうコード・・・・[91]
  •  17 電気的接続及び機械的固定・・・・[94]
  •  18 映像管の機械的強度及び爆縮に対する保護・・・・[96]
  •  19 安定性及び機械的危険・・・・[97]
  •  20 耐火性・・・・[99]
  •  附属書A(規定)防まつ(沫)機器に適用する追加要求事項・・・・[114]
  •  附属書B(規定)ネットワーク線に接続する機器・・・・[115]
  •  附属書C(規定)広帯域ノイズ測定用バンドパスフィルタ・・・・[118]
  •  附属書D(規定)タッチカレントの測定回路網・・・・[119]
  •  附属書E(規定)空間距離及び沿面距離の測定・・・・[120]
  •  附属書F(規定)電気化学的電位表・・・・[124]
  •  附属書G(規定)燃焼性試験法・・・・[125]
  •  附属書H(規定)介在絶縁物なしで用いる絶縁巻線・・・・[128]
  •  附属書I(規定なし)・・・・[130]
  •  附属書J(規定)最小空間距離を求めるための代替方法・・・・[131]
  •  附属書K(規定)インパルス試験発生器・・・・[136]
  •  附属書L(規定)写真用エレクトロニックフラッシュ装置に適用する追加要求事項・・・・[137]
  •  附属書M(参考)空間距離の軽減を許容するための品質管理プログラムに対する要求事項の例・・・・[140]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 6065 pdf 1] ―――――

C 6065 : 2016

pdf 目次

ページ

  •  附属書N(参考)ルーチン試験・・・・[141]
  •  附属書JA(規定)製造時における耐電圧試験・・・・[143]
  •  附属書JB(参考)過電圧・過電流に関する設置環境の現状及び対処法・・・・[144]
  •  参考文献・・・・[147]
  •  附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[149]

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――――― [JIS C 6065 pdf 2] ―――――

                                                                                   C 6065 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人ビジ
ネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案
を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が
改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS C 6065:2013は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 6065 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6065 : 2016

オーディオ,ビデオ及び類似の電子機器−安全性要求事項

Audio, video and similar electronic apparatus-Safety requirements

序文

  この規格は,2014年に第8版として発行されたIEC 60065を基とし,国内の電源事情などを考慮し,技
術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。また,附属書JA及び附属書JBは対応国際規格にはない事
項である。

0 安全性の原則

0.1   一般事項
この箇条は,この規格に規定する要求事項の基になる原則を正しく認識することを意図して設けたもの
である。この原則を理解することは,安全な機器を設計し,製造するために不可欠である。
この規格の要求事項は,人間及び機器周囲に対する保護を備えることを意図している。
標準化した要求事項は,満足できる安全レベルを達成するために最低限必要なものであるという原則に
留意する。
技能及び技術の更なる進歩によって,将来この規格の改正の必要性が生じる場合がある。
注記 上記の“機器周囲に対する保護”には,機器のライフサイクル,すなわち,製造,使用,保守,
廃棄及び機器の部品の寿命後のリサイクルを考慮して,機器の使用を意図した自然環境の保護
も含めることが望ましい。
0.2 危険性
この規格の適用は,次の危険要因による傷害又は損害を防止することを意図している。
− 感電
− 過度の温度
− 放射
− 爆縮
− 機械的な危険
− 火災
− 化学熱傷[例 : リチウムコイン(ボタン)電池を誤飲した結果として]
0.3 感電
感電は,人体に流れる電流によって起きる。ミリアンペアオーダの電流は,健康な人に反応を起こさせ,
無意識の反応が二次的な危険を生むことがある。電流が大きくなれば,更に損傷被害が増加する。ある限

――――― [JIS C 6065 pdf 4] ―――――

2
C 6065 : 2016
度値以下の電圧は,一般的に特定の条件下では危険でないものとみなす。接触又は操作する部分に高い電
圧の現れる可能性に対する保護を備えるために,そのような部分は接地するか又は適切に絶縁する。
触れることができる部分に対しては,単一故障によって生じる感電の危険を防止するために,通常2段
階の保護を設けている。このようにして単一故障及びこれによって派生する故障が危険を発生させること
がないようにする。追加の保護手段,例えば,付加絶縁又は保護接地の装備は,適切に設計した基礎絶縁
に代わるものではなく,軽減するものでもない。
原因 防止策
通常危険な電圧である部分に触れる。 固定又は鍵付のカバー,インタロックなどによって危険な電圧部に
触れることを防止する。
危険な電圧状態のコンデンサを放電する。
通常危険な電圧部と可触部との間に二重絶縁若しくは強化絶縁の
通常危険な電圧部と可触部との間の絶縁が
破壊する。 いずれかを用い,絶縁破壊が起きないようにするか,又は可触導電
部を保護接地に接続し,発生する電圧を安全な値に制限するように
する。絶縁には,十分な機械的及び電気的強度を施す。
危険な電圧回路と危険でない電圧回路との間を二重絶縁若しくは
通常危険な電圧部と通常危険な電圧でない
強化絶縁で分離して絶縁破壊が起きないようにするか,又は保護接
回路との間の絶縁が破壊し,可触部及び端子
を危険な電圧にする。 地遮蔽物によって若しくは通常危険でない電圧の回路を保護接地
に接続して,発生する電圧を安全な値に制限するようにする。
タッチカレントを安全な値に制限するか又は可触部に保護接地接
危険な電圧部から人体を通って流れるタッ
続を施す。
チカレント(タッチカレントには,主電源供
給回路と可触部又は端子との間に接続した
RFIフィルタ部品による電流を含む。)。
0.4 過度の温度
要求事項には,可触部の過度の温度による傷害を防止すること,過度の内部温度による絶縁の損傷を防
止すること,及び機器の内部に発生する過度の温度による機械的不安定を防止することを含む。
0.5 放射
要求事項には,例えば,放射を危険でない値に制限することによって,過度のエネルギーレベルの電離
放射及びレーザ放射による傷害を防止することを含む。
0.6 爆縮
要求事項には,映像管の爆縮による傷害を防止することを含む。
0.7 機械的な危険
要求事項には,機器及びその部品が十分な強度及び安定性をもつこと,シャープエッジがないようにす
ること,並びに危険な可動部を保護するか又はインタロックを設けることを含む。
0.8 火災
火災は,次の要因で発生する。
− 熱源
− アーク
これらは,次の原因によって起こる。
− 過負荷
− 部品故障
− 絶縁破壊

――――― [JIS C 6065 pdf 5] ―――――

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JIS C 6065:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60065:2014(MOD)

JIS C 6065:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6065:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0205-2:2001
一般用メートルねじ―第2部:全体系
JISB0205-3:2001
一般用メートルねじ―第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
JISC2107:1950
電気用ゴムテープ類試験方法
JISC2107:2011
電気絶縁用粘着テープ試験方法
JISC2134:2007
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2134:2021
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2336:2012
電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
JISC2338:2012
電気絶縁用ポリエステル粘着テープ
JISC2814-2-2:2009
家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
JISC3216-3:2011
巻線試験方法―第3部:機械的特性
JISC3216-5:2019
巻線試験方法―第5部:電気的特性
JISC3662-2:2009
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第2部:試験方法
JISC4003:2010
電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
JISC60068-2-75:2019
環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
JISC60068-2-78:2015
環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)
JISC60664-3:2019
低圧系統内機器の絶縁協調―第3部:汚損保護のためのコーティング,ポッティング及びモールディングの使用
JISC6575:1975
電子機器用筒形ヒューズ
JISC6950-1:2016
情報技術機器―安全性―第1部:一般要求事項
JISC6965:2007
ブラウン管の機械的安全性
JISC8283-1:2019
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項
JISC8283-2-2:2008
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-2部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ
JISC8283-2-3:2008
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
JISC8283-2-3:2021
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
JISC8283-3:2019
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第3部:スタンダードシート及びゲージ
JISC8285:2018
工業用プラグ,コンセント及びカプラ
JISC8286:2013
電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
JISC8286:2021
電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
JISC8303:2007
配線用差込接続器
JISC8513:2015
リチウム一次電池の安全性
JISC8513:2020
リチウム一次電池の安全性
JISC8712:2015
ポータブル機器用二次電池(密閉型小型二次電池)の安全性
JISC9335-1:2014
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
JISK7341:2006
プラスチック―小火炎に接触する可とう性フィルムの垂直燃焼性試験方法