JIS C 6830:1998 光ファイバコード

JIS C 6830:1998 規格概要

この規格 C6830は、光伝送機器の接続,内部配線などに使用する,単心又は2心の光ファイバ心線上に抗張力体を配し,塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンドなどのプラスチックをシースとした光ファイバコードについて規定。全プラスチックマルチモード光ファイバ素線を用いた光ファイバコード及びテープ形光ファイバ心線を用いた光ファイアコードには適用しない。

JISC6830 規格全文情報

規格番号
JIS C6830 
規格名称
光ファイバコード
規格名称英語訳
Optical fiber cords
制定年月日
1989年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

IEC 60794-2:1992(MOD)
国際規格分類

ICS

33.180.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1989-03-01 制定日, 1991-09-01 改正日, 1998-02-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 6830:1998 PDF [8]
C 6830 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS C 6830-1991は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録
出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS C 6830 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6830 : 1998

光ファイバコード

Optical fiber cords

序文 この規格は,1992年に発行されたIEC 60794-2,Optica fibre cables. Part 2 : Productspecificationsを元
に,外径2.2mmのOFC 2.2の製品を追加したほかは,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規
格である。
なお,IEC規格番号は,1997年1月1日から実施のIEC規格新番号体系によるものであり,これより前
に発行された規格についても,規格番号に60000を加えた番号に切り替えた。これは,番号だけの切替え
であり,内容は同一である。
1. 適用範囲 この規格は,光伝送機器の接続,内部配線などに使用する,単心又は2心の光ファイバ心
線上に抗張力体を配し,塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンド(以下,ビニルという。)などのプラス
チックをシースとした光ファイバコードについて規定する。
なお,全プラスチックマルチモード光ファイバ素線を用いた光ファイバコード及びテープ形光ファイバ
心線を用いた光ファイバコードには,適用しない。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ
れらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS C 0010 環境試験方法−電気・電子−通則
JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6821 光ファイバ機械特性試験方法
JIS C 6831 光ファイバ心線
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 6820の規定による。
4. 種類及び形名 光ファイバコードの種類及び形名は,JIS C 6820の4.(形名)の規定による。例を表
1に示す。

――――― [JIS C 6830 pdf 2] ―――――

2
C 6830 : 1998
表1 種類及び形名の例
種類 形名
(○心)石英系マルチモード光ファイバコード OFC 2.8-○□-SSI-85/125
OFC 2.8-○□-SQI-85/125
OFC 2.8-○□-SGI-50/125
(○心)石英系シングルモード光ファイバコード OFC 2.8-○□-SSMA-9.5/125
OFC 2.8-○□-SSMB-8/125
(○心)多成分系マルチモード光ファイバコード OFC 2.8-○□-CSI-85/125-L
OFC 2.8-○□-CSI-85/125-H
OFC 2.8-○□-CSI-200/250-L
OFC 2.8-○□-CSI-200/250-H
(○心)プラスチッククラッドマルチモード光ファイバコード OFC 2.8-○□-RSI-200/300
OFC 2.8-○□-RSI-200/230
備考1. 記号OFCは,光ファイバコードを表し,それ以降の記号は,シースの外径(単位mm)
及び光ファイバ心線を表す。
2. □は,2次被覆の材質(Y : ポリアミド樹脂,U : UV硬化樹脂,Z : その他のもの)
を表す。
3. 複数の心線から構成されている場合は,○は心線数を表す。単心の場合は,( )内
と○を表示しない。
5. 材料,形状及び寸法 光ファイバコードの材料,形状及び寸法は,次による。
a) 光ファイバ心線 光ファイバ心線は,JIS C 6831に規定するものとする。
b) 抗張力体 抗張力体は,光ファイバ心線上に芳香族ポリアミド系繊維などを密接して配置する。光フ
ァイバコードの構造例を図1に示す。

――――― [JIS C 6830 pdf 3] ―――――

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C 6830 : 1998
図1 光ファイバコードの構造例

――――― [JIS C 6830 pdf 4] ―――――

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C 6830 : 1998
c) シース シースは,抗張力体上にこれと密接にしてほぼ同心円状にビニルなどを被覆する。仕上がり
寸法は,表2及び表3による。シースの材料特性は,表4による。
表2 単心光ファイバコードの仕上がり外径
単位 mm
仕上がり外径
OFC 1.5 1.5±0.2
OFC 2.0 2.0±0.2
OFC 2.2 2.2±0.2
OFC 2.5 2.5±0.2
OFC 2.8 2.8±0.2
OFC 3.0 3.0±0.2
OFC 3.2 3.2±0.2
OFC 3.8 3.8±0.2
OFC 4.8 4.8±0.3
備考 OFC 3.8及びOFC 4.8の適用心線は,
ルースチューブ心線である。
表3 2心光ファイバコードの仕上がり外径
単位 mm
OFC 4.0 OFC 4.3 OFC 4.4 OFC 4.8 OFC 5.8
長径 4.0±0.4 4.3±0.2 4.4±0.4 4.8±0.2 5.8±0.6
短径 2.0±0.2 − 2.2±0.2 − 2.9±0.3
備考 丸形の場合は,長径だけで示す。
表4 光ファイバコードのシースの材料特性
項目 ビニル その他のプラスチック
引張強さ 10N/mm以上 受渡当事者間の協定による。
シースの伸び 200%以上
加熱性 引張強さ 加熱前の値の80%以上
伸び 加熱前の値の80%以上
加熱収縮性 10%以内
6. 機械特性 光ファイバコードの機械特性は,表5による。ただし,2心光ファイバコードには,ねじ
りの項目は適用しない。
表5 光ファイバコードの機械特性
項目 特性
引張り 光ファイバに断線がないこと。
圧壊 シースにひび及び光ファイバに断線がないこと。
衝撃 シースにひび及び光ファイバに断線がないこと。
曲げ 繰返し曲げ : 光ファイバに断線がないこと。
コード曲げ : シースにひび及び光ファイバに断線がないこと。
ねじり シースにひび及び光ファイバに断線がないこと。
7. 伝送特性 損失は,受渡当事者間の協定による。帯域(又は分散)は使用する光ファイバ心線による。

――――― [JIS C 6830 pdf 5] ―――――

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JIS C 6830:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60794-2:1992(MOD)

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