JIS E 5006:2017 鉄道車両―電子機器

JIS E 5006:2017 規格概要

この規格 E5006は、鉄道車両に搭載される制御,調整,保護,給電用など及び次の事項[a)鉄道車両用蓄電池;b)電車線への直接接続あり又はなしの低電圧電源(主変圧器,分圧抵抗器,補助電源)]に関係する全ての電子機器について適用。JIS E 5008及びJIS E 6402の適用範囲となるエレクトロニクス回路を除く。

JISE5006 規格全文情報

規格番号
JIS E5006 
規格名称
鉄道車両―電子機器
規格名称英語訳
Rolling stock -- Electronic equipment
制定年月日
1988年3月25日
最新改正日
2017年1月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60571:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

45.060
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
鉄道 2019
改訂:履歴
1988-03-25 制定日, 1993-04-26 確認日, 2000-09-21 改正日, 2005-07-11 改正日, 2011-05-25 確認日, 2017-01-20 改正
ページ
JIS E 5006:2017 PDF [47]
                                                                                   E 5006 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  1.1A 電力回路用機器と電子機器との区分・・・・[2]
  •  1.1B 電子機器の分類・・・・[2]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[4]
  •  4 使用時の環境条件・・・・[6]
  •  4.1 通常の使用条件・・・・[6]
  •  4.2 特殊な使用条件・・・・[8]
  •  5 電気的使用条件・・・・[8]
  •  5.1 電源・・・・[8]
  •  5.2 電源過電圧・・・・[10]
  •  5.3 取付け・・・・[10]
  •  5.4 サージ,静電放電及び過渡バースト感受性試験・・・・[10]
  •  5.5 電磁両立性・・・・[10]
  •  6 信頼性,保全性及び寿命・・・・[10]
  •  6.1 機器の信頼性・・・・[10]
  •  6.2 寿命・・・・[11]
  •  6.3 保全性・・・・[11]
  •  6.4 保守レベル・・・・[11]
  •  6.5 組込み形診断・・・・[12]
  •  6.6 自動試験装置・・・・[12]
  •  6.7 故障診断装置の代替手段・・・・[12]
  •  6.8 専用試験装置及び特殊工具・・・・[12]
  •  7 設計・・・・[12]
  •  7.1 一般・・・・[12]
  •  7.2 詳細な具体策-ハードウェア・・・・[12]
  •  7.3 詳細な具体策-ソフトウェア・・・・[15]
  •  7.4 機器の特徴・・・・[17]
  •  8 部品・・・・[18]
  •  8.1 発注・・・・[18]
  •  8.2 適用・・・・[18]
  •  9 構造・・・・[19]
  •  9.1 機器の構造・・・・[19]
  •  9.2 部品の装着・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS E 5006 pdf 1] ―――――

E 5006 : 2016

pdf 目次

ページ

  •  9.3 電気接続・・・・[20]
  •  9.4 (電気的及び光学的)フレキシブル内部接続・・・・[20]
  •  9.5 フレキシブル・プリント配線・・・・[21]
  •  9.6 プリント基板-フレキシブル及びリジッド・・・・[21]
  •  9.7 プリント基板組立品用保護コーティング・・・・[22]
  •  9.8 識別・・・・[22]
  •  9.9 取付け・・・・[22]
  •  9.10 冷却及び換気・・・・[22]
  •  9.11 材料及び仕上げ・・・・[23]
  •  10 安全性・・・・[23]
  •  10.1 留意事項・・・・[23]
  •  10.2 一般・・・・[23]
  •  10.3 機能上の安全性・・・・[23]
  •  10.4 人体の安全・・・・[23]
  •  11 文書化・・・・[23]
  •  11.1 一般・・・・[23]
  •  11.2 文書の提供及び保管・・・・[23]
  •  11.3 ハードウェア及びソフトウェアに関する文書化・・・・[23]
  •  11.4 文書化の要求・・・・[25]
  •  12 試験・・・・[26]
  •  12.1 試験の種類・・・・[26]
  •  12.2 試験項目・・・・[27]
  •  附属書A(参考)受渡当事者間(例えば,使用者及び製造業者)の協定についての記載項目・・・・[38]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[40]

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――――― [JIS E 5006 pdf 2] ―――――

                                                                                   E 5006 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄道車輌工業会(JARI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS E 5006:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS E 5006 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
E 5006 : 2016

鉄道車両−電子機器

Rolling stock-Electronic equipment

序文

  この規格は,2012年に第3版として発行されたIEC 60571を基とし,日本の実情に即して対応国際規格
にはない,“電力回路用機器と電子機器との区分”及び“電子機器の分類”についての説明の追加,サージ
電圧試験方法の追加など,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
この規格では,蓄電池による給電の電圧の変動範囲,静止形変換装置又は回転機から給電の電圧の変動
範囲,図記号,低温起動(耐寒性)試験,高温(耐熱性)試験,サージ試験,ノイズ試験,耐電圧試験に
ついて,種別1にIEC 60571の規定内容を,種別2に日本の実情に即した内容を規定し,いずれかを選択
できるようにした。

1 適用範囲

  この規格は,鉄道車両に搭載される制御,調整,保護,給電用など及び次の事項に関係する全ての電子
機器について適用する。
a) 鉄道車両用蓄電池
b) 電車線への直接接続あり又はなしの低電圧電源(主変圧器,分圧抵抗器,補助電源)
ただし,JIS E 5008又はJIS E 6402の適用範囲となるエレクトロニクス回路を除く。
この規格は,電子機器の運用,設計,製造及び試験条件を包含し,さらに,有用かつ信頼性の高い電子
機器のために必要と考えられる基本的なハードウェア及びソフトウェアの要求をも包含する。
正当な理由があれば,他の規格又は個々の仕様にある追加要求事項で,この規格を補足してもよい。
機能上の安全性に関して,規定レベルにあることを立証するために必要な方法に関する特定の要求は,
IEC 62278の4.6.3(リスクの評価及び受入れ)及び附属書A(RAMS仕様の概要−例)に規定されている。
ソフトウェアは,次のc) 及びd) の事項に限り,その安全インテグリティを1又はそれ以上と考える。
c) 安全性に関わるリスクが残っている場合。
d) ソフトウェアで動かすプログラマブル電子システムによって実行する場合。そうした場合(ソフトウ
ェアの安全インテグリティが1又はそれ以上のとき),IEC 62279を適用できる。
この規格の目的から,電子機器とは,主に半導体デバイス及び関連部品で構成される機器と定義する。
これらの部品は,主にプリント基板に実装されるものである。
電力デバイス用センサ(電流,電圧,速度などの検出用)及び駆動ユニット用プリント基板は,この規
格に包含されているが,電力デバイスの駆動ユニット全体としては,JIS E 5008又はJIS E 6402が適用さ
れる。

――――― [JIS E 5006 pdf 4] ―――――

2
E 5006 : 2016
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60571:2012,Railway applications−Electronic equipment used on rolling stock(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

1.1A 電力回路用機器と電子機器との区分

  電力回路用機器と制御用電子機器との境界線は,この間の電気的な絶縁を確実にする構成要素(例えば,
計測用トランス,パルストランス,フォトカプラなど)によって決まる。一般に,電力回路用機器の近傍
又はその内部に設けられる絶縁要素は,この電子機器に属するものとみなされる。

1.1B 電子機器の分類

  電子機器の分類の例を,次に示す。この分類においては,可能な限り回路の種類(主回路,補助回路,
空気回路)に従って,電子機器をグループ分けしている。
a) 主回路用機器(主遮断器,タップ切換器,起動又は制動接触器など)又は補助回路用機器(電空弁,
継電器など)を制御,照査又は表示する電子機器
b) 電力変換装置(コンバータ,インバータ,チョッパなど)の制御機器
c) 回転機(電動機,発電機)の励磁制御装置
d) 空気ブレーキ制御器
e) 戸閉め装置
f) 監視・安全装置(電流・電圧検知装置,車上信号保安装置,自動列車運転装置,運転台マンマシン,
運転状況記録装置など)
g) センサ(速度,電圧,電流,温度など)
h) 情報伝達装置(無線,電話連絡,車内放送,速度制御,モニタ,旅客情報,列車内制御情報伝送系な
ど)
i) 環境装置(暖房装置,空気調和装置,照明装置など)
j) その他の装置

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0617(規格群) 電気用図記号
注記 対応国際規格 : IEC 60617,Graphical symbols for diagrams(MOD)
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
注記 対応国際規格 : IEC 60529,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)(IDT)
JIS C 1082(規格群) 電気技術文書
注記 対応国際規格 : IEC 61082 (all parts),Preparation of documents used in electrotechnology(MOD)
JIS C 5014 多層プリント配線板
JIS C 5750-3-5 ディペンダビリティ管理−第3-5部 : 適用の指針−信頼性試験条件及び統計的方法に
基づく試験原則
注記 対応国際規格 : IEC 60300-3-5,Dependability management−Part 3-5: Application guide−
Reliability test conditions and statistical test principles(IDT)

――――― [JIS E 5006 pdf 5] ―――――

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JIS E 5006:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60571:2012(MOD)

JIS E 5006:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS E 5006:2017の関連規格と引用規格一覧