JIS G 3115:2022 圧力容器用鋼板

JIS G 3115:2022 規格概要

この規格 G3115は、圧力容器,高圧設備など(高温及び低温での使用を除く。)に用いる溶接性のよい熱間圧延鋼板について規定。

JISG3115 規格全文情報

規格番号
JIS G3115 
規格名称
圧力容器用鋼板
規格名称英語訳
Steel plates for pressure vessels for intermediate temperature service
制定年月日
1968年11月1日
最新改正日
2022年3月22日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 9328-1:2018(MOD), ISO 9328-3:2018(MOD), ISO 9328-5:2018(MOD), ISO 9328-6:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.30, 77.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1968-11-01 制定日, 1971-11-01 確認日, 1973-04-01 改正日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1983-11-01 改正日, 1988-07-01 改正日, 1990-06-01 改正日, 1995-11-01 確認日, 2000-06-20 改正日, 2005-07-20 改正日, 2010-02-22 改正日, 2016-02-22 改正日, 2020-10-20 確認日, 2022-03-22 改正
ページ
JIS G 3115:2022 PDF [16]
                                                                                   G 3115 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類の記号及び適用厚さ・・・・[2]
  •  5 製造方法及び熱処理・・・・[2]
  •  5.1 製造方法・・・・[2]
  •  5.2 鋼板の熱処理・・・・[2]
  •  5.3 熱処理の指示・・・・[3]
  •  5.4 試験片の熱処理・・・・[3]
  •  5.5 熱処理の記号・・・・[3]
  •  6 化学成分・・・・[4]
  •  7 溶接性・・・・[4]
  •  7.1 溶接性の一般事項・・・・[4]
  •  7.2 炭素当量・・・・[4]
  •  7.3 溶接割れ感受性組成・・・・[5]
  •  8 機械的性質・・・・[6]
  •  8.1 降伏点又は耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性・・・・[6]
  •  8.2 シャルピー吸収エネルギー・・・・[7]
  •  9 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[8]
  •  10 外観・・・・[9]
  •  11 試験・・・・[9]
  •  11.1 分析試験・・・・[9]
  •  11.2 機械試験・・・・[9]
  •  12 検査・・・・[11]
  •  13 再検査・・・・[11]
  •  14 表示・・・・[11]
  •  15 報告・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3115 pdf 1] ―――――

           G 3115 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3115:2016は改正
され,この規格に置き換えられた。
なお,令和5年3月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3115:2016を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3115 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
G 3115 : 2022

圧力容器用鋼板

Steel plates for pressure vessels for intermediate temperature service

序文

  この規格は,2018年に第4版として発行されたISO 9328-1,ISO 9328-3及びISO 9328-5並びに2018年
に第3版として発行されたISO 9328-6を基に,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,圧力容器,高圧設備など(高温及び低温での使用を除く。)に用いる溶接性のよい熱間圧延
鋼板(以下,鋼板という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9328-1:2018,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 1: General
requirements
ISO 9328-3:2018,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 3:
Weldable fine grain steels, normalized
ISO 9328-5:2018,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 5:
Weldable fine grain steels, thermomechanically rolled
ISO 9328-6:2018,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 6:
Weldable fine grain steels, quenched and tempered(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS G 0203 鉄鋼用語(製品及び品質)
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書

――――― [JIS G 3115 pdf 3] ―――――

           2
G 3115 : 2022
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0201,JIS G 0202及びJIS G 0203による。
3.1
焼入れ
鋼材を,水冷によって,迅速に冷却する操作
注釈1 焼入れには,直接焼入れを含む。
3.2
圧延のまま
熱加工制御又は熱処理(焼ならし,焼入焼戻しなど)を行わない状態

4 種類の記号及び適用厚さ

  鋼板は,6種類とし,その種類の記号及び適用厚さは,表1による。
表1−種類の記号及び適用厚さ
単位 mm
種類の記号 適用厚さ
SPV235 6以上 200以下
SPV315
SPV355
SPV410 6以上 150以下
SPV450
SPV490

5 製造方法及び熱処理

5.1 製造方法

  鋼板は,キルド鋼から製造する。

5.2 鋼板の熱処理

  鋼板の熱処理は,表2による。

――――― [JIS G 3115 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
G 3115 : 2022
表2−鋼板の熱処理
種類の記号 鋼板の熱処理a)
SPV235 圧延のまま。ただし,必要に応じて焼ならしを行ってもよい。
SPV315 圧延のまま。ただし,必要に応じて焼ならしを行ってもよい。また,受渡当事者間の協定によって,
SPV355 熱加工制御又は焼入焼戻しを行ってもよい。
熱加工制御。ただし,受渡当事者間の協定によって,熱加工制御に代えて焼ならし又は焼入焼戻し
SPV410
を行ってもよい。熱加工制御によって製造する場合,最大厚さは,100 mmとする。
SPV450
焼入焼戻し。ただし,受渡当事者間の協定によって,焼ならしを行ってもよい。
SPV490
注a) 受渡当事者間の協定によって,注文者が焼ならし又は焼入焼戻しの熱処理を行う場合,製造業者は,試
験片にだけ熱処理を行い,鋼板は,圧延のままで出荷してもよい。

5.3 熱処理の指示

  熱処理の指示は,次による。
a) 製造業者が行う鋼板の熱処理の種類,及び必要な場合には,試験片の熱処理条件及び回数を指示する。
b) 表2の注a) によって,注文者が鋼板の熱処理を行う場合には,その旨を製造業者に明示し,かつ,試
験片の熱処理条件を指示する。

5.4 試験片の熱処理

  試験片の熱処理は,鋼板から採取した供試材の状態で行い,その後,熱処理を行った供試材から試験片
を採取する。

5.5 熱処理の記号

  鋼板及び試験片の熱処理を示す記号は,次によって,表1の種類の記号の末尾に付記する。
a) 鋼板に熱加工制御を行う場合 TMC
b) 受渡当事者間の協定によって,鋼板に焼ならしを行う場合 N
c) 鋼板に焼入焼戻しを行う場合 Q
d) 試験片の熱処理として焼ならしを行う場合 TN
e) 試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当する熱処理を行う場合 SR
f) 試験片の熱処理として焼入焼戻しを行う場合 TQ
例 SPV410TMC : 鋼板に熱加工制御を行う場合
SPV450Q : 鋼板に焼入焼戻しを行う場合
SPV450NSR : 鋼板に焼ならしを行い,更に試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当する熱
処理を行う場合
SPV450TN : 鋼板を圧延のままとし,試験片の熱処理として焼ならしを行う場合
SPV490TNSR : 鋼板を圧延のままとし,試験片の熱処理として焼ならし及び溶接後熱処理に相
当する熱処理を行う場合
SPV490TN3SR : 鋼板を圧延のままとし,試験片の熱処理として焼ならし及び3回の溶接後熱処
理に相当する熱処理を行う場合
SPV490TQ2SR : 鋼板を圧延のままとし,試験片の熱処理として焼入焼戻し及び2回の溶接後熱
処理に相当する熱処理を行う場合

――――― [JIS G 3115 pdf 5] ―――――

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JIS G 3115:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9328-1:2018(MOD)
  • ISO 9328-3:2018(MOD)
  • ISO 9328-5:2018(MOD)
  • ISO 9328-6:2018(MOD)

JIS G 3115:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3115:2022の関連規格と引用規格一覧