この規格ページの目次
JIS G 4903:2017 規格概要
この規格 G4903は、耐食用及び高温用の配管に用いる継目無ニッケルクロム鉄合金管について規定。
JISG4903 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G4903
- 規格名称
- 配管用継目無ニッケルクロム鉄合金管
- 規格名称英語訳
- Seamless nickel-chromium-iron alloy pipes
- 制定年月日
- 1970年10月1日
- 最新改正日
- 2017年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.140.10, 77.140.75
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 II 2021, 配管 II(製品) 2021
- 改訂:履歴
- 1970-10-01 制定日, 1973-09-01 確認日, 1976-11-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-06-01 確認日, 1988-07-01 改正日, 1991-11-01 改正日, 1997-04-20 確認日, 2003-03-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-02-20 改正
- ページ
- JIS G 4903:2017 PDF [11]
G 4903 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類及び記号・・・・[1]
- 4 製造方法・・・・[2]
- 5 化学成分・・・・[2]
- 6 機械的性質・・・・[3]
- 6.1 引張強さ,耐力及び伸び・・・・[3]
- 6.2 へん平性・・・・[3]
- 7 オーステナイト結晶粒度・・・・[5]
- 8 水圧試験特性及び非破壊試験特性・・・・[5]
- 9 寸法及び寸法許容差・・・・[5]
- 9.1 寸法・・・・[5]
- 9.2 寸法許容差・・・・[5]
- 10 外観・・・・[6]
- 11 特別品質規定・・・・[6]
- 12 試験・・・・[6]
- 12.1 分析試験・・・・[6]
- 12.2 機械試験・・・・[6]
- 12.3 オーステナイト結晶粒度試験・・・・[7]
- 12.4 水圧試験及び非破壊試験・・・・[7]
- 13 検査及び再検査・・・・[7]
- 13.1 検査・・・・[7]
- 13.2 再検査・・・・[8]
- 14 表示・・・・[8]
- 15 報告・・・・[8]
- 附属書A(規定)特別品質規定・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS G 4903 pdf 1] ―――――
G 4903 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 4903:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年2月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 4903:2008によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS G 4903 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 4903 : 2017
配管用継目無ニッケルクロム鉄合金管
Seamless nickel-chromium-iron alloy pipes
1 適用範囲
この規格は,耐食用及び高温用の配管に用いる継目無ニッケルクロム鉄合金管(以下,管という。)につ
いて規定する。
なお,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定することができる特別品質規定の項目を,附
属書Aに規定している。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0551 鋼−結晶粒度の顕微鏡試験方法
JIS G 0567 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
JIS G 0582 鋼管の自動超音波探傷検査方法
JIS G 0583 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
JIS G 1281 ニッケルクロム鉄合金分析方法
JIS H 1270 ニッケル及びニッケル合金−分析用試料採取方法及び分析方法通則
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 種類及び記号
管の種類は,6種類とし,その種類の記号及び製造方法を表す記号は,表1による。
表1−種類の記号及び製造方法を表す記号
製造方法を表す記号
種類の記号
製管方法 仕上げ方法 表示
NCF600TP
NCF625TP 製造方法を表
NCF690TP 熱間仕上げ : H す記号の表示
継目無し : S
NCF800TP 冷間仕上げ : C は,箇条14 c)
NCF800HTP による。
NCF825TP
――――― [JIS G 4903 pdf 3] ―――――
2
G 4903 : 2017
4 製造方法
製造方法は,次による。
a) 管は,継目なく製造し,熱間仕上げ又は冷間仕上げを行う。
b) 管は,熱間仕上げ又は冷間仕上げを行った後,表2の焼なまし又は固溶化熱処理を行い,酸洗又はこ
れに準じる処理を行う。
c) 管端形状は,特に指定のない場合はプレンエンドとする。
表2−熱処理
熱処理条件
仕上げ方法
種類の記号 ℃
及び熱処理方法
固溶化熱処理 焼なまし
熱間仕上後焼なまし
NCF600TP − 900以上 急冷
冷間仕上後焼なまし
冷間仕上後焼なまし − 870以上 急冷
NCF625TP
冷間仕上後固溶化熱処理 1 090以上 急冷 −
熱間仕上後焼なまし
NCF690TP − 900以上 急冷
冷間仕上後焼なまし
熱間仕上後焼なまし
NCF800TP − 950以上 急冷
冷間仕上後焼なまし
熱間仕上後又は冷間仕上後
NCF800HTP 1 100以上 急冷 −
固溶化熱処理
熱間仕上後焼なまし
NCF825TP − 930以上 急冷
冷間仕上後焼なまし
5 化学成分
管は,12.1によって試験を行い,その溶湯分析値は,表3による。注文者の要求によって製品分析を行
う場合は,12.1によって試験を行い,その製品分析値は表3による。ただし,表3に対する製品分析の許
容変動値は,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS G 4903 pdf 4] ―――――
3
G 4903 : 2017
表3−化学成分
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S Ni a) Cr Fe Mo Cu Al Ti Nb+Ta
0.15 0.50 1.00 0.030 0.015 72.00 14.00 6.00 − 0.50 − − −
NCF600TP
以下 以下 以下 以下 以下 以上 17.00 10.00 以下
0.10 0.50 0.50 0.015 0.015 58.00 20.00 5.00 8.00 − 0.40 0.40 3.15
NCF625TP
以下 以下 以下 以下 以下 以上 23.00 以下 10.00 以下 以下 4.15
0.05 0.50 0.50 0.030 0.015 58.00 27.00 7.00 − 0.50 − − −
NCF690TP
以下 以下 以下 以下 以下 以上 31.00 11.00 以下
0.10 1.00 1.50 0.030 0.015 30.00 19.00 残部 − 0.75 0.15 0.15 −
NCF800TP
以下 以下 以下 以下 以下 35.00 23.00 以下 0.60 0.60
NCF800HTP 0.05 1.00 1.50 0.030 0.015 30.00 19.00 残部 − 0.75 0.15 0.15 −
0.10 以下 以下 以下 以下 35.00 23.00 以下 0.60 0.60
0.05 0.50 1.00 0.030 0.015 38.00 19.50 残部 2.50 1.50 0.20 0.60 −
NCF825TP
以下 以下 以下 以下 以下 46.00 23.50 3.50 3.00 以下 1.20
必用に応じて,この表以外の合金元素を添加してもよい。
注a) i分析値には,Coを含んでもよい。
6 機械的性質
6.1 引張強さ,耐力及び伸び
管は,12.2.3によって試験を行い,その引張強さ,耐力及び伸びは,表4による。ただし,厚さ8 mm
未満の管で,12号試験片を用いて引張試験を行う場合の伸びの最小値は,厚さ8 mmから1 mm減じるご
とに表4の伸びの値から1.5減じたものを,JIS Z 8401の規則Aによって整数値に丸めた値とし,表5に
よる。
6.2 へん平性
管は,12.2.4によって試験を行い,平板間の距離(H)が式(1)による値になるまで試験片に割れを生じ
てはならない。
1( e)
H (1)
t
e
D
ここに, H : 平板間の距離(mm)
t : 管の厚さ(mm)
D : 管の外径(mm)
e : 0.09(定数)
注記 へん平性の試験の実施については,12.2.4を参照。
――――― [JIS G 4903 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS G 4903:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 4903:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0551:2013
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0551:2020
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0567:2012
- 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
- JISG0567:2020
- 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
- JISG0582:2012
- 鋼管の自動超音波探傷検査方法
- JISG0583:2012
- 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
- JISG0583:2021
- 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
- JISG1281:1977
- ニッケルクロム鉄合金分析方法
- JISH1270:2015
- ニッケル及びニッケル合金―分析用試料採取方法及び分析方法通則
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方