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JIS H 2109:2006 規格概要
この規格 H2109は、銅及び銅合金リサイクル原料の分類基準について規定。
JISH2109 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H2109
- 規格名称
- 銅及び銅合金リサイクル原料分類基準
- 規格名称英語訳
- Classification standard of copper and copper alloy recycle materials
- 制定年月日
- 1954年7月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.120.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021
- 改訂:履歴
- 1954-07-20 制定日, 1957-06-28 確認日, 1960-11-01 改正日, 1964-12-01 確認日, 1968-01-01 確認日, 1971-02-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-02-01 確認日, 1984-06-01 確認日, 1986-03-25 改正日, 1991-08-01 確認日, 1996-06-01 確認日, 2000-09-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS H 2109:2006 PDF [7]
H 2109 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本伸銅協会(JCBA)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS H 2109:1986は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 2109 pdf 1] ―――――
H 2109 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 原料の分類番号,種類,品質及び形状・・・・[2]
- 5. 共通注意事項・・・・[5]
- 6. 受渡当事者間の協定事項・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 2109 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 2109 : 2006
銅及び銅合金リサイクル原料分類基準
Classification standard of copper and copper alloy recycle materials
1. 適用範囲
この規格は,銅及び銅合金リサイクル原料(以下,原料という。)の分類基準について規定
する。
備考 原料には,新原料と古原料とがある。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3101 電気用硬銅線
JIS C 3102 電気用軟銅線
JIS C 3103 電気機器巻線用軟銅線
JIS C 3104 平角銅線
JIS C 3105 硬銅より線
JIS C 3151 すずめっき硬銅線
JIS C 3152 すずめっき軟銅線
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS H 3110 りん青銅及び洋白の板並びに条
JIS H 3130 ばね用ベリリウム銅,チタン銅,りん青銅及び洋白の板並びに条
JIS H 3140 銅ブスバー
JIS H 3250 銅及び銅合金の棒
JIS H 3260 銅及び銅合金の線
JIS H 3270 ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒並びに線
JIS H 3300 銅及び銅合金の継目無管
JIS H 3320 銅及び銅合金の溶接管
JIS H 3510 電子管用無酸素銅の板,条,継目無管,棒及び線
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
JIS H 5121 銅合金連続鋳造鋳物
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 異材 銅又は銅合金であるが,この分類基準のそれぞれの種類の“品質及び形状”に規定されていな
いもの。
b) 異物 銅及び銅合金でないもの。
c) 純良 異材・異物を含まないもの。めっきしたもの,腐食したもの,排煙脱硫設備を備えた炉内にお
いて加熱処理をし過ぎたもの,加熱処理不足のものなどが付着・混入していないこと。
――――― [JIS H 2109 pdf 3] ―――――
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H 2109 : 2006
d) 新原料 板,条,棒,線,管などの切断残材,打ち抜き残材など,加工工程において発生しリサイク
ルされる銅及び銅合金。
e) 古原料 本来の用途を終えてリサイクルされる銅及び銅合金。
4. 原料の分類番号,種類,品質及び形状
原料の種類は,32種類とし,その分類番号,種類,品質及び
形状は,表1による。
表 1 原料の分類番号,種類並びに品質及び形状
分類番号 種類 品質及び形状
1 1号銅線 径又は厚さが1.3 mm以上の銅線,及び素線の径が1.3 mm以上の銅より線の純
良なもので,はんだ,めっきなどを除去したものを混入しないもの。
備考 ここでいう銅線及び銅より線は,次のものをいう。
a) IS C 3101JIS C 3104に規定された銅線
b) IS C 3105に規定された硬銅より線
c) IS H 3260に規定された合金番号C 1100又はこれと銅成分が同等以上
の銅線
2 2号銅線 a) 径又は厚さが0.35 mm以上1.3 mm未満の銅線,及び素線の径が0.35 mm以
上1.3 mm未満の銅より線の純良なもの。
b) 径又は厚さが0.35 mm以上の銅線のビニル被覆などを除去した純良なも
の。
c) 径又は厚さが0.35 mm以上の銅線のはんだ,めっきなどを除去した純良な
もの。
備考 ここでいう銅線及び銅より線は,1号銅線の備考に規定したものと同一
する。
3 1号ナゲット銅 導体径又は厚さが1.3 mm以上の銅線及び素線の径が1.3 mm以上の銅より線を
(太) ナゲット加工した(短切線)純良なもので,銅成分が99.90 %以上のもの。
備考 ここでいう銅線及び銅より線は,1号銅線の備考に規定したものと同一
とする。
4 1号ナゲット銅 導体径又は厚さが0.35 mm以上1.3 mm未満の銅線及び素線の径が0.35 mm以
(細) 上1.3 mm未満の銅より線をナゲット加工した純良なもので,銅成分が99.90 %
以上のもの。
備考 ここでいう銅線及び銅より線は,1号銅線の備考に規定したものと同一
とする。
5 2号ナゲット銅 銅線,すずめっき銅線,銅より線又はすずめっき銅より線をナゲット加工した
もので,銅成分が99 %以上のものであり,更に不純物の成分量が次に適合し
ているもの。
すず 0.3 %以下
アルミニウム 0.01 %以下
ニッケル 0.05 %以下
鉄 0.03 %以下
アンチモン 0.01 %以下
その他の金属及び絶縁被覆物 0.2 %以下
備考1. ここでいう銅線及び銅より線は,1号銅線の備考に規定したものと同一
とする。
2. ここでいうすずめっき銅線は次のものをいう。
a) IS C 3151に規定されたすずめっき硬銅線
b) IS C 3152に規定されたすずめっき軟銅線
――――― [JIS H 2109 pdf 4] ―――――
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H 2109 : 2006
表 1 原料の分類番号,種類並びに品質及び形状(続き)
分類番号 種類 品質及び形状
6 3号ナゲット銅 銅線,すずめっき銅線,銅より線又はすずめっき銅より線をナゲット加工した
もので,銅成分が97 %以上のものであり,更に不純物の成分量が次に適合し
ているもの。
アルミニウム 0.50 %以下
その他の金属及び絶縁被覆物 1 %以下
備考 ここでいう銅線,すずめっき銅線,銅より線及びすずめっきより線は,2
号ナゲット銅の備考1.及び備考2.に規定したものと同一とする。
7 被覆銅線 ポリエチレン・ビニルなどの被覆付銅線。
備考1. 受渡しは,サンプル又は銅分歩留(1)に基づく受渡当事者間の協定によ
る。
2. 裸ばら形状又はこん包・結束形状については,受渡当事者間の協定に
よる。
注(1) 被覆付銅線に含有する銅分比率
8 上銅 厚さ0.3 mm以上のJIS H 3100,JIS H 3250,JIS H 3300の合金番号C 1020・C
1100・C 1201・C 1220,JIS H 3320の合金番号C 1220,JIS H 3140の合金番号
C 1020・C 1100及びJIS H 3510の合金番号C 1011の板,条,管及び棒並びに
化学成分がこれらと同等のものの原料で,純良なもの。ただし,小片を混入し
てはならない。
備考 銅合金などの異材を混入してはならない。
9 並銅 径又は厚さが0.35 mm以上のめっきを除去した銅原料,分類番号8に該当しな
いJIS H 3100,JIS H 3250,JIS H 3300 の合金番号C 1020・C 1100・C 1201・C
1220,JIS H 3320の合金番号C 1220,JIS H 3140の合金番号C 1020・C 1100,
JIS H 3510の合金番号C 1011,並びに,径又は厚さが0.35 mm以上のJIS H 3260
の合金番号C 1201・C 1220及びJIS H 3510の合金番号C 1011並びに化学成分
がこれらと同等の銅原料。
備考 銅合金などの異材を混入してはならない。
10 下銅 分類番号1,2,8及び9に該当しない銅線,銅板,銅条,銅棒,銅管及び銅鋳
物の原料で,高銅合金,黄銅,青銅などの異材の混入がなく,はんだ,タール,
湯あかなどの少ないもの。
11 雑銅 分類番号110に該当しない銅の原料で,銅成分が94 %以上あるもの。
12 1号薬きょう 爆管及び雷管を取り除いた加熱処理していないJIS H 3100 の合金番号 C 2600
の薬きょうで,異材を混入しないもの。ただし,腐食したものを除く。
13 2号薬きょう 未射撃及び不発のものを除いた加熱処理をしていないJIS H 3100の合金番号C
2600のけん銃,小銃及び機関砲の打ちがら薬きょう。ただし,腐食したものを
除く。
14 3号薬きょう 加熱処理をしてあるJIS H 3100 の合金番号C 2600の薬きょう。ただし,腐食
したものを除く。
15 1号新黄銅 厚さ0.2 mm以上のJIS H 3100 の 合金番号C 2600・C 2680・C 2720 及び化学
成分がこれらと同等のものを切断又は打ち抜いた純良な新原料。ただし,小片
を混入してはならない。
備考 JIS H 3100の合金番号C 3560・C 3561・C 3710・C 3713・C 4621・C 4640の原
料は異材として混入してはならない。
16 2号新黄銅 厚さ0.2 mm以上のJIS H 3100の合金番号C 2801 及び化学成分がこれと同等の
ものを切断又は打ち抜いた純良な新原料。ただし,小片を混入してはならない。
備考 JIS H 3100の合金番号C 3560・C 3561・C 3710・C 3713・C 4621・C 4640 の
原料は異材として混入してはならない。
――――― [JIS H 2109 pdf 5] ―――――
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JIS H 2109:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS H 2109:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3101:1994
- 電気用硬銅線
- JISC3102:1984
- 電気用軟銅線
- JISC3103:1984
- 電気機器巻線用軟銅線
- JISC3104:1994
- 平角銅線
- JISC3105:1994
- 硬銅より線
- JISC3151:1994
- すずめっき硬銅線
- JISC3152:1984
- すずめっき軟銅線
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH3110:2018
- りん青銅及び洋白の板及び条
- JISH3130:2018
- ばね用のベリリウム銅,チタン銅,りん青銅,ニッケル―すず銅及び洋白の板及び条
- JISH3140:2018
- 銅ブスバー
- JISH3250:2015
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3250:2021
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3260:2018
- 銅及び銅合金の線
- JISH3270:2018
- ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒及び線
- JISH3300:2018
- 銅及び銅合金の継目無管
- JISH3320:2006
- 銅及び銅合金の溶接管
- JISH3510:2012
- 電子管用無酸素銅の板,条,継目無管,棒及び線
- JISH5120:2016
- 銅及び銅合金鋳物
- JISH5121:2016
- 銅合金連続鋳造鋳物