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JIS K 2287:1998 規格概要
この規格 K2287は、自動車ガソリンの酸化安定度を誘導期間法によって測定する方法について規定。
JISK2287 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2287
- 規格名称
- ガソリン―酸化安定度試験方法―誘導期間法
- 規格名称英語訳
- Gasoline -- Determination of oxidation stability -- Induction period method
- 制定年月日
- 1986年7月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 75.160.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020
- 改訂:履歴
- 1986-07-01 制定日, 1993-02-01 確認日, 1998-01-20 改正日, 2002-08-20 確認日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 2287:1998 PDF [9]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2287 : 1998
ガソリン−酸化安定度試験方法−誘導期間法
Gasoline−Determination of oxidation stability −Induction period method
1. 適用範囲 この規格は,自動車ガソリンの酸化安定度を誘導期間法によって測定する方法について規
定する。
備考1. この規格は危険な試薬,操作及び装置を使うことがあるが,安全な使用方法をすべてにわた
って規定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安
全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2. 誘導期間は,自動車ガソリンの貯蔵中でのガム生成傾向の目安として用いることができる。
ただし,貯蔵中のガム生成量は,貯蔵条件によって大きな影響を受ける。
3. 航空ガソリンの酸化安定度は,JIS K 2276に規定する酸化安定度試験方法(潜在残さ物法)
によって測定する。
4. この規格の引用規格は,付表1に示す。
5. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2. 用語の定義 用語の定義は,次による。
(1) 圧力降下点 観測された圧力−時間曲線において,圧力降下が15分間以内正確に13.8kPa
{0.14kgf/cm2} となり,その後も圧力降下が15分間に13.8kPa [{0.14kgf/cm2}] 以上続く場合の降下し
始めた点。
参考 圧力−時間曲線における圧力降下点を参考図1に示す。
参考図1 圧力降下点
――――― [JIS K 2287 pdf 1] ―――――
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K 2287 : 1998
(2) 誘導期間 試料と酸素を圧入したボンベを100℃の浴中に浸したときから,圧力降下点に達するまで
の経過時間(分)。
3. 試験の原理 試料50mlをボンベに入れて酸素を689703kPa [{7.037.17kgf/cm2}] まで圧入し,98
102℃の恒温槽に浸す。ボンベの圧力変化を観測して,圧力降下点までの時間を求める。浴温の温度補正を
して,100℃における誘導期間を算出する。
参考 この試験法は,ISO/DIS 7536 : 1990を参照して作成している。
4. 試験器
4.1 酸化安定度試験器 (1)(6)からなり,その一例を図1に示す。
図1 酸化安定度試験器(一例)
(1) ボンベ 図2に示す構造のもので(a)(e)からなり,100℃で1 241kPa [{12.7kgf/cm2}] の圧力に耐えなけ
ればならない。
また,漏れはボンベに酸素を1525℃で689kPa [{7.03kgf/cm2}] まで圧入し,100±1.0℃に保った恒
温槽に24時間浸したとき,圧力低下が最高圧力から13.8kPa [{0.14kfg/cm}] 以内であること。
――――― [JIS K 2287 pdf 2] ―――――
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K 2287 : 1998
図2 ボンベ
(a) ボンベ本体及びボンベのふた ステンレス鋼 (SUS 304) 製で,図3及び図4に示す形状・寸法のも
の。
また,内面は,洗浄しやすいように,十分に磨いておく。
図3 ボンベ本体 図4 ボンベのふた及び導管
(b) 締付け金具 銅合金製で,図5に示す形状及び寸法のもの。
――――― [JIS K 2287 pdf 3] ―――――
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K 2287 : 1998
図5 締付け金具
(c) リング JIS B 2401に規定するもの。
(d) 導管 図4に示す形状・寸法のもので,ボンベ本体及びボンベのふたと同じ材料とし,内面は洗浄
しやすいように,十分に磨いたものでなければならない。導管には,金属円板,ニードル弁及び連
結管取付口を備える。
(e) 心棒 図6に示す形状・寸法のもので,ボンベ本体及びボンベのふたと同じ材料とする。
図6 心棒
(2) 試験容器及びカバー ガラス製で,図7及び図8に示す形状及び寸法のもの。
――――― [JIS K 2287 pdf 4] ―――――
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K 2287 : 1998
図7 試験容器 図8 カバー
(3) 圧力計 時間と圧力とを連続して記録できる記録式圧力計とし,その性能は次による。
(a) 最高圧力は,1 470kPa [{15kgf/cm2}] とし,誤差は最高圧力の1%以下。
(b) 目盛間隔の長さは,6891 379kPa [{7.0314.06kgf/cm2}] で7.4mm/100kPa [{1.02kgf/cm2}] 以上。
(c) 細分目盛は6891 379kPa [{7.0314.06kgf/cm2}] で24.5kPa [{0.25kgf/cm2}] 以下。
(d) 記録時間の誤差は,24時間で10分間以内。
参考 記録紙は,圧力細分目盛が13.8kPa [{0.14kgf/cm2}] で,時間細分目盛が15分間隔のものを
用いると圧力降下点を読み取るのに便利である。
(4) 連結管 銅管又は他の適切な材料のたわみ管で,導管と圧力計を連結するもので,その一例を図1に
示す。
連結管内の容量は,導管の部分も含めて,30ml以下でなければならない。
(5) 温度計 JIS B 7410に規定する温度計番号6 (GOS) のもの。JIS B 7410の附属書(補正試験方法)に
よって,あらかじめ温度計の誤差を求めておく。
(6) 恒温槽 浴温を100℃に保つ(1)ことのできるもので,その一例を図1に示す。容積はボンベ1個がけ
の場合18L以上とし,2個がけ以上のものではボンベ1個増すごとに,8L以上を増す大きさとし,そ
の深さは300mm以上とする。恒温槽のふたには,ボンベを入れたとき,導管の金属円板で密閉でき
るボンベ挿入口と温度計差し込み口とを備え,ボンベを恒温槽に入れたとき,ボンベのふたの位置が
液面下50mm以上に保持できる構造とする。別にボンベを入れないときに用いる補助ぶたを備える。
注(1) 温度調節器によって浴温を調節する恒温槽の場合は,浴温を99.5100.5℃に調節する。
――――― [JIS K 2287 pdf 5] ―――――
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JIS K 2287:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2287:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB2401:2005
- Oリング
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK1101:2017
- 酸素
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK2276:2003
- 石油製品―航空燃料油試験方法
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8517:2006
- 二クロム酸カリウム(試薬)
- JISK8518:1995
- 二クロム酸ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8402:1991
- 分析・試験の許容差通則