この規格ページの目次
JIS K 7392:2009 規格概要
この規格 K7392は、廃プラスチック(廃棄された各種のプラスチック製品及び部品並びにそれらの製造過程で発生したくず)中の全臭素分を定量する方法について規定。
JISK7392 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7392
- 規格名称
- 廃プラスチック―全臭素分析試験方法
- 規格名称英語訳
- Waste plastics -- Test method for total bromine contents
- 制定年月日
- 2009年12月21日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.030.10, 83.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2009-12-21 制定日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS K 7392:2009 PDF [9]
K 7392 : 2009
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 一般事項・・・・[2]
- 5.1 化学分析・・・・[2]
- 5.2 イオンクロマトグラフ法・・・・[2]
- 6 燃焼・・・・[2]
- 6.1 試料・・・・[2]
- 6.2 装置及び器具・・・・[2]
- 6.3 吸収液の調製・・・・[4]
- 6.4 試験の準備・・・・[4]
- 6.5 試験の手順・・・・[4]
- 7 イオンクロマトグラフ分析・・・・[5]
- 7.1 検量線用溶液の調製・・・・[5]
- 7.2 溶離液及び再生液の調製・・・・[5]
- 7.3 イオンクロマトグラフの構成・・・・[6]
- 7.4 定量操作・・・・[6]
- 7.5 検量線の作成・・・・[7]
- 8 計算・・・・[7]
- 8.1 測定値の算出・・・・[7]
- 8.2 結果の表し方・・・・[7]
- 9 試験報告・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7392 pdf 1] ―――――
K 7392 : 2009
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 7392 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7392 : 2009
廃プラスチック−全臭素分析試験方法
Waste plastics-Test method for total bromine contents
序文
この規格は,廃棄物中に含まれるプラスチックを素材資源又はエネルギー資源として再利用することに
よって,有機資源の循環利用及び適正な処理を促進するために,廃プラスチック中に含まれる全臭素含有
量の測定方法を規定し,再資源化の能率化,使用者の利便などを図るために制定した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こるすべての安全性の問題を取り扱おうとするものではない。この規
格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
1 適用範囲
この規格は,廃プラスチック(廃棄された各種のプラスチック製品及び部品並びにそれらの製造過程で
発生したくず)中の全臭素分を定量する方法について規定する。
なお,この規格は,臭素含有量が質量分率0.01 %20 %の廃プラスチックに適用する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0127 イオンクロマトグラフ分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 1101 酸素
JIS K 1105 アルゴン
JIS K 2541-3 原油及び石油製品−硫黄分試験方法 第3部 : 燃焼管式空気法
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 8032 アセトニトリル(試薬)
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8506 臭化カリウム(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
――――― [JIS K 7392 pdf 3] ―――――
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K 7392 : 2009
JIS K 8863 ほう酸(試薬)
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 9704 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(試薬)
JIS R 1306 化学分析用磁器燃焼ボート
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 7302-1 廃棄物固形化燃料−第1部 : 試験方法通則
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6900による。
4 原理
全臭素分は,廃プラスチックを燃焼酸化し,生成する臭化水素(HBr)を吸収液に捕集させた後,イオンク
ロマトグラフ分析によって定量する。特に,試料を燃焼させるとき,臭素化合物の一部が臭素分子(Br2)と
なるため,吸収液に還元剤を添加して臭化水素(HBr)に還元する必要がある。
5 一般事項
5.1 化学分析
化学分析の一般事項は,JIS K 0050による。
5.2 イオンクロマトグラフ法
イオンクロマトグラフ法の一般事項は,JIS K 0127による。
6 燃焼
6.1 試料
6.1.1 試料の採取方法
試料は,JIS Z 7302-1の6.1(サンプルの採取方法)に規定する方法によって必要量を採取する。
6.1.2 試料の粉砕方法
試料は,JIS Z 7302-1の6.2(サンプルの粉砕方法)に規定する方法によって全量を粉砕する。
6.1.3 試料の縮分方法
試料は,JIS Z 7302-1の6.3(試料の縮分方法)に規定する方法によって縮分し,測定用試料とする。
6.1.4 試料の状態調節
試料の状態調節は,JIS Z 7302-1の6.4(試料の状態調節)に規定する方法による。
6.2 装置及び器具
6.2.1 酸化燃焼試験装置
酸化燃焼試験装置1)は,次による。その構成の例を図1に示す。また,JIS K 2541-3に規定する燃焼管
空気法試験器を用いてもよい。
注1) 酸化燃焼試験装置は,燃焼方法として,酸素及び不活性ガスを用いるもの又は空気を用いるも
のがある。また,試料の挿入方法も装置によって異なるので,ガスの取扱い及びパラメータの
――――― [JIS K 7392 pdf 4] ―――――
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K 7392 : 2009
設定は,取扱説明書に記載した方法による。
a) 試料供給器 試料供給器は,試料ボートを燃焼管に挿入できるもので,ガス流量調整器及び燃焼管と
接続可能なものとする。また,燃焼炉内に挿入するとき,瞬時に試料が気化し,燃焼炉内で爆発的に
燃焼することがあるのでカバーなどで安全措置をしていることが望ましい。
なお,試料ボートを手動挿入する場合には,最初に試料ボートを燃焼炉入口の手前でいったん停止
させて,溶媒を揮発させた後,燃焼炉内に挿入できるものとする。
b) 燃焼炉 燃焼炉は,燃焼管の入口部と出口部とを個別に900 ℃1 100 ℃の範囲で加熱制御できるも
のとする。
c) ガス流量調整器 ガス流量調整器は,試料供給器にJIS K 1101に規定する酸素及びJIS K 1105に規定
するアルゴンなどの不活性ガス又は空気を,また,燃焼管にJIS K 1101に規定する酸素又は空気を供
給できるものとする。
なお,空気を用いる場合には,JIS K 2541-3の5.(試験器)のa)(試験器の構成)の6)(空気洗浄
装置)に規定する空気清浄装置又はこれと同等に空気清浄性能をもつ装置を設置する。
d) 燃焼管 燃焼管は,石英製で試料を混合ガス中で,燃焼させることができるものとする。
e) 試料ボート 試料ボートは,JIS R 1306に規定する磁器燃焼ボート1種又は石英製のものとする。
f) 吸収管 吸収管は,JIS R 3503に規定するほうけい酸ガラス−1製で,燃焼管で発生した臭化水素(HBr)
を,かくはん器などを用いてアルカリ溶液に吸収させることができるものとする。
g) アダプタ アダプタは,JIS R 3503に規定するほうけい酸ガラス−1製で,燃焼管と吸収管とを接続
可能なものとする。また,配管内を各分析ごとに洗浄できるものとする。
6.2.2 器具
器具は,次による。
a) はかり はかりは,最小感量が0.1 mg以下のものとする。
b) ガラス器具 全量フラスコ及びメスシリンダは,JIS R 3505に規定するものとする。
1 試料供給器 4 燃焼炉 7 ガス流量調整器 10 吸収管
2 試料導入口 5 ヒータ 8 燃焼管 11 かくはん器
3 安全カバー 6 制御部 9 試料ボート 12 アダプタ
図1−酸化燃焼試験装置の例
――――― [JIS K 7392 pdf 5] ―――――
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JIS K 7392:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.030 : 廃棄物 > 13.030.10 : 固体廃棄物
JIS K 7392:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0127:2013
- イオンクロマトグラフィー通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK1101:2017
- 酸素
- JISK1105:2017
- アルゴン
- JISK2541-3:2003
- 原油及び石油製品―硫黄分試験方法 第3部:燃焼管式空気法
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISK8032:2013
- アセトニトリル(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8295:2020
- グリセリン(試薬)
- JISK8506:2017
- 臭化カリウム(試薬)
- JISK8622:2007
- 炭酸水素ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8863:2007
- ほう酸(試薬)
- JISK8866:2008
- 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK9704:1994
- 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(試薬)
- JISR1306:1987
- 化学分析用磁器燃焼ボート
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISZ7302-1:1999
- 廃棄物固形化燃料―第1部:試験方法通則
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方