JIS L 1019:2006 綿繊維試験方法

JIS L 1019:2006 規格概要

この規格 L1019は、綿繊維の試験方法について規定。

JISL1019 規格全文情報

規格番号
JIS L1019 
規格名称
綿繊維試験方法
規格名称英語訳
Testing methods for cotton fibres
制定年月日
1953年12月15日
最新改正日
2016年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2403:1972(MOD), ISO 3060:1974(MOD), ISO 4913:1981(MOD)
国際規格分類

ICS

59.060.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1953-12-15 制定日, 1956-12-01 確認日, 1959-12-01 改正日, 1962-12-01 確認日, 1965-12-01 確認日, 1968-11-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-04-01 確認日, 1977-11-01 改正日, 1982-12-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 1999-10-20 改正日, 2006-10-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS L 1019:2006 PDF [28]
                                                                                   L 1019 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS L 1019:1999は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 2403:1972,Textiles−Cotton fibres
−Determination of micronaire value,ISO 3060:1974,Textiles−Cotton fibres−Determination of breaking tenacity
of flat bundles 及びISO 4913:1981,Textiles−Cotton fibres−Determination of length (span length) nd uniformity
indexを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS L 1019には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)繊維長のベアソータによる試験方法
附属書2(参考)繊維長の手動式ファイブログラフによる試験方法
附属書3(参考)引張強さのステロメータによる試験方法
附属書4(参考)成熟度の顕微鏡による試験方法
附属書5(参考)成熟度の偏光光線による試験方法
附属書6(参考)スライバ及び粗糸の試験方法
附属書7(参考)試験回数の求め方
附属書8(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1019 pdf 1] ―――――

L 1019 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 試験場所・・・・[2]
  •  5. 試料の採取及び準備・・・・[2]
  •  6. 試験の種類・・・・[2]
  •  7. 試験場所・・・・[2]
  •  7.1 水分率・・・・[2]
  •  7.2 繊維長・・・・[2]
  •  7.3 引張強さ・・・・[4]
  •  7.4 繊度・・・・[5]
  •  7.5 成熟度・・・・[5]
  •  7.6 色沢・・・・[6]
  •  7.7 不純物(ノンリント)・・・・[6]
  •  7.8 かす,ネップ及びモート・・・・[7]
  •  7.9 糖分(ハネデュ)・・・・[7]
  •  7.10 油脂分・・・・[7]
  •  8. 試験報告書・・・・[8]
  •  附属書1(参考)繊維長のベアソータによる試験方法・・・・[9]
  •  附属書2(参考)繊維長の手動式ファイブログラフによる試験方法・・・・[10]
  •  附属書3(参考)引張強さのステロメータによる試験方法・・・・[12]
  •  附属書4(参考)成熟度の顕微鏡による試験方法・・・・[13]
  •  附属書5(参考)成熟度の偏光光線による試験方法・・・・[14]
  •  附属書6(参考)スライバ及び粗糸の試験方法・・・・[15]
  •  附属書7(参考)試験回数の求め方・・・・[16]
  •  附属書8(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[19]

――――― [JIS L 1019 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1019 : 2006

綿繊維試験方法

Testing methods for cotton fibres

序文

 この規格は,1972年に第1版として発行されたISO 2403,Textiles−Cotton fibres−Determination of
micronaire value,1974年に第1版として発行されたISO 3060,Textiles−Cotton fibres−Determination of
breaking tenacity of flat bundles,及び1981年に第1版として発行されたISO 4913,Textiles−Cotton fibres−
Determination of length (span length) nd uniformity indexを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業
規格である。
なお,附属書1附属書7については,従来,日本工業規格(日本産業規格)で規定されていたものであり,紡績工場の
品質管理用として用いることができるため,今回の改正では附属書(参考)として記載する。また,この
規格の本体で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表をその説明を付けて,附属書8(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,綿繊維(1)の試験方法について規定する。
注(1) 綿繊維にはスライバ及び,粗糸又は糸・織物からほぐした綿繊維を含む。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 2403:1972,Textiles−Cotton fibres−Determination of micronaire value (MOD)
ISO 3060:1974,Textiles−Cotton fibres−Determination of breaking tenacity of flat bundles (MOD)
ISO 4913:1981,Textiles−Cotton fibres−Determination of length (span length) nd uniformity
index(MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8103 ジエチルエーテル(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8288 くえん酸三ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II) 五水和物(試薬)
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
備考 ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testingからの引用事項は, この
規格の該当事項と同等である。

――――― [JIS L 1019 pdf 3] ―――――

2
L 1019 : 2006
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS L 0209 紡績用語
JIS L 1069 天然繊維の引張試験方法
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8401 数値の丸め方

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS L 0105,JIS L 0208及びJIS L 0209による。

4. 試験場所

 JIS L 0105の5.1(試験場所)によって試験を行う。

5. 試料の採取及び準備

 JIS L 0105の6.1(繊維状の試料)又は6.2(糸状の試料)によって試料を採取
及び準備する。

6. 試験の種類

 試験の種類は,次による。
a) 水分率
b) 繊維長
c) 引張強さ
d) 繊度
e) 成熟度
f) 色沢
g) 不純物(ノンリント)
h) かす,ネップ及びモート
i) 糖分(ハネデュ)
j) 油脂分
7. 試験方法

7.1 水分率

 水分率は,次による。
a) 試料 100200 g
b) 操作 乾燥中に試料が飛散しないように目の小さい金網のかごに入れて試料の乾燥前の質量及び絶乾
質量を量り,次の式によって水分率(%)を求める。
試験結果は,JIS Z 8401によって小数点以下1けたに丸めて表す。
W W
100
水分率(%)= W
ここに, W : 乾燥前の質量 (g)
W' : 絶乾質量 (g)
W W'
参考 含水率(%) 100
W

7.2 繊維長

7.2.1  ソータによる方法 ソータによる方法は, 次による。
a) 試料 5575 mg。ただし,B法は75 mg。

――――― [JIS L 1019 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
L 1019 : 2006
b) 操作 操作には,次の方法がある。
1) 法(ダブルソータ法) 試料を両手の第1指と第2指とで引き抜き,重ね合わせることを数回繰
り返して, 繊維をほぼ平行にそろえる。次に,これを手とデプレッサとで左側のくしに直角に差し
込む。必要に応じコムフォーラでくしの歯を1枚1枚落としながら,クリップで手前のくしから順
次繊維を抜き取り,右側の一番手前のくしに一端をそろえて移し, 手とデプレッサとで差し込む。
この操作を繰り返して全繊維を右側のくしに移す(第1回の移替え)。次に,ソータを180°回転し
て, 右側のくしが左側へくるようにする。ここで,長い方の繊維から順次第1回の移替えと同様の
操作を注意深く繰り返す(第2回の移替え)。
再びソータを180°回転して,長い方の繊維から少量ずつ順次クリップで引き抜き,ビロード板
の下方に印した基線上に繊維の一端をそろえながら,長さ約16 cmになるように同じ厚さに並べて
ステープルダイヤグラムを作成する。このステープルダイヤグラムを用い,図1に示すように作図
して有効繊維長 (mm) 及び短繊維含有率 (%) を求める。
試験結果は,JIS Z 8401によって小数点以下1けたに丸めて表す。
図 1 ステープルダイヤグラム
ここで,OQ 1
OA
としQから基線OBに平行線を引き,曲線との交点をP'とする。P'からOBに垂
2
線P'Pを立て,OK 1
OP
としてKからOBに垂線を立ててK'を求める。SK KK
としSからOBに平
4
行線を引き,曲線との交点R'からOBに垂線R'Rを立てる。OL 1
OR
とし,Lから垂線を立てて曲線
4
上にL'を求め,LL'を有効繊維長とする。
なお,短繊維含有率は RB 100 として求める。
OB
2) 法(群別分類法) 上記のA法によってソータで繊維をそろえた後,クリップ一つかみずつの繊
維を長い方から順次約5 mm間隔でビロード板上に平行に並べる。全繊維を並べ終わったときのつ
かみ回数は65100とする。このつかみを長い方から3.175 mmの差のある繊維長群にまとめ,群
別にその質量を0.1 mgまで量る。質量の総和は75±2 mgとする。分類した各繊維長群の長さ及び
その質量から,次の式によって平均繊維長 (mm) 及び上半分の平均繊維長 (mm) を求める。
試験結果は,JIS Z 8401によって小数点以下1けたに丸めて表す。
il
wi
平均繊維長 (mm)
W

――――― [JIS L 1019 pdf 5] ―――――

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JIS L 1019:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 2403:1972(MOD)
  • ISO 3060:1974(MOD)
  • ISO 4913:1981(MOD)

JIS L 1019:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1019:2006の関連規格と引用規格一覧