この規格ページの目次
JIS K 8103:2013 規格概要
この規格 K8103は、試薬として用いるジエチルエーテルについて規定。
JISK8103 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8103
- 規格名称
- ジエチルエーテル(試薬)
- 規格名称英語訳
- Diethyl ether (Reagent)
- 制定年月日
- 1950年3月31日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-3:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1950-03-31 制定日, 1953-03-31 確認日, 1956-03-28 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-05-01 確認日, 1987-03-01 改正日, 1992-02-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8103:2013 PDF [16]
K 8103 : 2013
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 製品中の過酸化物の確認・・・・[3]
- 6.3 試験の操作上の注意事項・・・・[4]
- 6.4 純度(C2H5OC2H5)(GC),エタノール(C2H5OH)(GC)及びメタノール(CH3OH)(GC)・・・・[4]
- 6.5 外観・・・・[5]
- 6.6 密度(20 ℃)・・・・[6]
- 6.7 水分・・・・[6]
- 6.8 不揮発物・・・・[6]
- 6.9 酸(CH3COOHとして)・・・・[6]
- 6.10 カルボニル化合物(COとして)・・・・[8]
- 6.11 過酸化物(H2O2として)・・・・[9]
- 6.12 硫酸着色物質・・・・[10]
- 7 記録・・・・[11]
- 8 容器・・・・[11]
- 9 表示・・・・[11]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8103 pdf 1] ―――――
K 8103 : 2013
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8103:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成25年9月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8103:2007によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8103 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8103 : 2013
ジエチルエーテル(試薬)
Diethyl ether (Reagent)
C2H5OC2H5 FW : 74.12
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基とし,対応国際規格の規定の一部に市
場の実態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるジエチルエーテルについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series R 58 Diethyl
ether (Reagent)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシート : JIS Z
7250‐2012年廃止,猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健
康に対する適切な措置をとらなければならない。
なお,ジエチルエーテルは,引火性が強く有害なので,特に火気に注意し,蒸気の吸入,粘
膜・皮膚への付着を避ける。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0071-1 化学製品の色試験方法−第1部 : ハーゼン単位色数(白金−コバルトスケール)
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
――――― [JIS K 8103 pdf 3] ―――――
2
K 8103 : 2013
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8480 2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
ジエチルエーテルは,無色透明の揮発性の液体で,エタノール,ベンゼン及びクロロホルムに極めて溶
けやすく,水にはやや溶けやすい。沸点は約35 ℃である。空気に触れると過酸化物を生成しやすく,光
又は熱によって更に促進される。
なお,安定剤としてフェノール系,含硫黄有機化合物系などを質量分率3 ppmを超えない範囲で加える。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数2 977 cm-1,2 934 cm-1,2 863 cm-1,
1 444 cm-1,1 382 cm-1,1 350 cm-1,1 123 cm-1,1 077 cm-1,1 044 cm-1及び846 cm-1付近に主な吸収を認め
る。試料調製をJIS K 0117の5.4 a)(液膜法)によって行い,窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸
収スペクトルの一例を図1に示す。
――――― [JIS K 8103 pdf 4] ―――――
3
K 8103 : 2013
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のSDBSから引用したものである。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C2H5OC2H5) 質量分率 % 99.5以上 6.4
外観 ハーゼン単位 10以下 6.5
密度(20 ℃) g/ml 0.7120.714 6.6
水分 質量分率 % 0.1以下 6.7
不揮発物 質量分率 % 0.001以下 6.8
酸(CH3COOHとして) 質量分率 % 0.001以下 6.9
エタノール(C2H5OH) 質量分率 % 0.05以下 6.4
メタノール(CH3OH) 質量分率 % 0.02以下 6.4
カルボニル化合物(COとして) 質量分率 % 0.001以下 6.10
過酸化物(H2O2として) 質量分率 ppm 0.3以下 6.11
硫酸着色物質 試験適合 6.12
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 製品中の過酸化物の確認
この製品は,過酸化物が多く含まれている場合は,爆発を起こす可能性があるので,6.11の試験を最初
に行い,規格値に適合しない場合は,6.46.10及び6.12の試験を行ってはならない。
――――― [JIS K 8103 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8103:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-3:1987(MOD)
JIS K 8103:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8103:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0071-1:2017
- 化学製品の色試験方法―第1部:ハーゼン単位色数(白金-コバルトスケール)
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8129:2016
- 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
- JISK8142:2018
- 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8480:2020
- 2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(試薬)
- JISK8574:2006
- 水酸化カリウム(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8603:2011
- ソーダ石灰(試薬)
- JISK8777:2017
- ピリジン(試薬)
- JISK8842:2012
- ブロモチモールブルー(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計