JIS L 1060:2012 織物及び編物のプリーツ性試験方法

JIS L 1060:2012 規格概要

この規格 L1060は、織物及び編物の洗濯に対するプリーツ性試験方法について規定。

JISL1060 規格全文情報

規格番号
JIS L1060 
規格名称
織物及び編物のプリーツ性試験方法
規格名称英語訳
Testing methods for pleating of woven and knitted fabrics
制定年月日
1987年3月1日
最新改正日
2020年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7769:2009(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1987-03-01 制定日, 1992-10-01 確認日, 1998-05-20 確認日, 2003-12-20 確認日, 2006-10-20 改正日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
ページ
JIS L 1060:2012 PDF [22]
                                                                                   L 1060 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験場所・・・・[2]
  •  5 試料及び試験片の採取及び準備・・・・[2]
  •  6 装置及び材料・・・・[2]
  •  7 操作・・・・[2]
  •  7.1 洗濯操作・・・・[2]
  •  7.2 乾燥操作・・・・[3]
  •  8 試験の種類・・・・[3]
  •  9 試験方法・・・・[3]
  •  9.1 A法(開角度法)・・・・[3]
  •  9.2 B法(伸長法)・・・・[7]
  •  9.3 C法(外観判定法)・・・・[9]
  •  10 試験報告書・・・・[10]
  •  附属書A(参考)精度及び偏り・・・・[11]
  •  附属書B(参考)ISO折り目レプリカのデジタル化・・・・[13]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1060 pdf 1] ―――――

L 1060 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS L 1060:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1060 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1060 : 2012

織物及び編物のプリーツ性試験方法

Testing methods for pleating of woven and knitted fabrics

序文

  この規格は,2009年に第4版として発行されたISO 7769を基とし,我が国の使用実態に併せて,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,織物及び編物の洗濯に対するプリーツ性試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7769:2009,Textiles−Test method for assessing the appearance of creases in fabrics after cleansing
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 7617-2 直管蛍光ランプ−第2部 : 性能仕様
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 0805 汚染用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A03,Textiles−Tests for colour fastness−Part A03: Grey scale for
assessing staining(MOD)
JIS L 0860 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

――――― [JIS L 1060 pdf 3] ―――――

2
L 1060 : 2012

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208によるほか,次による。
3.1
プリーツ線
ひだ又は折り目線。
3.2
プリーツ幅
となり合うプリーツ線間の長さ。

4 試験場所

  JIS L 0105の5.1(試験場所)によって試験を行う。

5 試料及び試験片の採取及び準備

  JIS L 0105の6.3(布状の試料及びその試験片)又は6.4[製品(縫製品)状の試料の試験片]によって
試料及び試験片を採取及び準備する。ただし,試料は,プリーツの形が同一の部分から採取し,試験片は,
通常,試料の異なるプリーツ線から無作為に採取する。

6 装置及び材料

  装置及び材料は,次による。
a) 洗濯装置 JIS L 0217の付表1[記号別の試験方法−洗い方(水洗い)],JIS L 1096の8.24(洗濯後の
しわ)及びJIS L 1096の8.39.5 d)(ドライクリーニング処理方法)に規定する試験装置。
b) タンブル乾燥機 JIS L 1096の8.24及びJIS L 1096の8.39.6 c) 1)(装置)に規定する乾燥機。
c) 電気乾燥機 JIS L 0801の箇条5 c)(乾燥機)に規定する乾燥機。
d) 負荷布 JIS L 0803に規定する添付白布綿3号を用い,周辺を縁取りしたもので,通常,試料又は試
験片と同じ大きさとする。
e) パークロロエチレン(テトラクロルエチレン)1)
f) 陰イオン界面活性剤 JIS L 0860に規定するもの。
g) 非イオン界面活性剤 JIS L 0860に規定するもの。
注1) この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通しているとしても,安全及び健康に対す
る適切な処置を取らなければならない。パークロロエチレンは,吸引などによって人体に悪
影響を及ぼすおそれがあるので注意して扱う必要がある。

7 操作

  試料又は試験片の洗濯及び乾燥操作は,7.1及び7.2から試験目的にあった適切な操作を選んで行い,試
験報告書に記載する。

7.1 洗濯操作

  洗濯操作は,次による。
a) IS L 0217の付表1に規定する試験方法とする。ただし,洗濯ネットを用いた場合は,試験報告書に
記載する。
b) かくはん形洗濯機を用いる方法 JIS L 1096の8.24.1[A法(かくはん形洗濯機を用いる方法)]に規

――――― [JIS L 1060 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
L 1060 : 2012
定する試験方法とする。
c) シリンダ形洗濯機を用いる方法 JIS L 1096の8.24.2[B法(シリンダ形洗濯機を用いる方法)]に規
定する試験方法とする。
d) ドライクリーニング法 この操作は特に換気に注意する。ウォッシュシリンダに約30 ℃の試験液を
4 L入れ,その中へ試料又は試験片に負荷布を加え,質量が約0.45 kgとなるように調整したものを投
入し,10分間操作する。次に,試料又は試験片を取り出し,十分な量のパークロロエチレンで2回す
すいだ後,遠心脱水機によって脱液する。
試験液は,パークロロエチレン4 Lに対して,陰イオン界面活性剤2 g及び非イオン界面活性剤2 g
を溶かし,更に水8 mLを加えてよくかき混ぜて均一な溶液とする。

7.2 乾燥操作

  乾燥操作は,次による。
a) ドリップ乾燥 洗濯して最後のすすぎを行った後,排水することなく水中から試料又は試験片を直ち
に取り出し,不自然なしわを除き,室温で風通しのないところでプリーツ線を垂直にしてプリーツに
影響を与えないように数箇所挟んでつるして乾燥する。
なお,プリーツ幅が小さく,つるせないものは,スクリーンメッシュの上で乾燥する。
b) ライン乾燥 最後のすすぎの後,排水し,脱水槽を回転して脱水する。脱水が終わった後,試料又は
試験片を直ちに取り出し,不自然なしわを除き,室温で風通しのないところでプリーツ線を垂直にし
てプリーツに影響を与えないように数箇所挟んでつるして乾燥する。
なお,プリーツ幅が小さく,つるせないものは,スクリーンメッシュの上で乾燥する。
c) タンブル乾燥 洗濯後,試料又は試験片をJIS L 1096の8.24.1 c) 2.3)(タンブル乾燥)のタンブル乾
燥に規定する方法又はJIS L 1096の8.39.6 c) 2.1)(低温タンブル乾燥)に規定する方法で乾燥する。
ただし,アイロン仕上げは行わない。
d) 電気乾燥機乾燥 不自然なしわを除き,60 ℃±2 ℃の電気乾燥機中で,プリーツ線を垂直にしてプリ
ーツに影響を与えないように数箇所挟んでつるし,20分間乾燥する。

8 試験の種類

  試験は,次のいずれかによる。
a) 法(開角度法)
1) -1法(開角度法) この方法は,主にプリーツ線が明確であり,プリーツ幅20 mm以上のものに
適用する。
2) -2法(糸開角度法) この方法は,主にたて糸方向又はよこ糸方向と一致するようにプリーツ加
工を施した毛織物に適用する。
b) 法(伸長法) この方法は,主にプリーツ幅の小さいもの又はプリーツ線が曲線状のものに適用す
る。
c) 法(外観判定法) この方法は,主にズボンのプリーツに適用する。

9 試験方法

9.1 A法(開角度法)

9.1.1  A-1法(開角度法)
A-1法(開角度法)の試験方法は,次による。

――――― [JIS L 1060 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS L 1060:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7769:2009(MOD)

JIS L 1060:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1060:2012の関連規格と引用規格一覧