JIS R 6241:2018 といし―研削といしの最高使用周速度

JIS R 6241:2018 規格概要

この規格 R6241は、研削といしの普通使用周速度の限度,最高使用周速度の決め方及び最高使用周速度別の研削といしの種類による寸法制限について規定。

JISR6241 規格全文情報

規格番号
JIS R6241 
規格名称
といし―研削といしの最高使用周速度
規格名称英語訳
Bonded abrasive products -- Maximum operating speed of grinding wheels
制定年月日
1968年9月1日
最新改正日
2018年9月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

25.100.70
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1968-09-01 制定日, 1972-03-01 確認日, 1972-12-01 改正日, 1979-02-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1986-03-01 改正日, 1992-03-01 確認日, 1998-03-20 確認日, 1999-02-20 改正日, 2001-02-20 改正日, 2007-02-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2018-09-20 改正
ページ
JIS R 6241:2018 PDF [10]
                                                                                   R 6241 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 研削といしの普通使用周速度の限度・・・・[2]
  •  5 最高使用周速度の決め方・・・・[2]
  •  5.1 研削といし(セグメント研削といしを除く。)・・・・[2]
  •  5.2 セグメント研削といし・・・・[4]
  •  6 最高使用周速度別の研削といしの種類による寸法制限・・・・[5]
  •  附属書A(参考)最高使用周速度及び最高使用周速度区分色帯の表示例・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 6241 pdf 1] ―――――

R 6241 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,研削砥石工業会
(JGWA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によって,JIS R 6241:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 6241 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 6241 : 2018

といし−研削といしの最高使用周速度

Bonded abrasive products-Maximum operating speed of grinding wheels

序文

  この規格は,1968年に制定され,その後7回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2008年に
行われたが,その後の技術的進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,研削といしの普通使用周速度の限度,最高使用周速度の決め方及び最高使用周速度別の研
削といしの種類による寸法制限について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 6004 研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙−用語及び記号
JIS R 6240 といし−試験方法
JIS R 6242 といし−一般的要求事項

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 6004によるほか,次による。
3.1
普通速度
最高使用周速度が,表1に示す研削といしの普通使用周速度の限度以下にある速度。
3.2
高速度
最高使用周速度が,表1に示す研削といしの普通使用周速度の限度を超える速度。
3.3
破壊回転周速度
研削といしが破壊する周速度。
3.4
モデルといし
研削といしの最高使用周速度を決める試験のために用いる研削といし。

――――― [JIS R 6241 pdf 3] ―――――

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R 6241 : 2018

4 研削といしの普通使用周速度の限度

  研削といしの普通使用周速度の限度は,表1による。
表1−研削といしの普通使用周速度の限度
単位 m/s
研削といしの種類 研削といしの普通使用周速度の限度
結合剤が無機質の場合 結合剤が有
ビトリファイド マグネシア 機質の場合
b)
1号平形 補強しな 一般用 33 30 50
いもの 超重研削用 − − 63
ねじ研削用及びみぞ研削用 63 − 63
クランク軸及びカム軸研削用 45 − 50
補強した 外径が100 mm以下で,厚さが25 mm以下 − − 80
もの 外径が100 mmを超え205 mm以下で,厚さ − − 72
が13 mm以下
その他の寸法のもの − − 50
3号片テーパ形,4号両テーパ形,5号片へこみ形,7号両へこみ形, 33 30 50
セーフティ形,12号皿形及び13号のこ用皿形
38号及び39号ドビ 一般用 33 30 50
テール形 ねじ研削用及びみぞ研削用 63 − 63
2026号逃付き形 一般用 33 30 50
クランク軸及びカム軸研削用 45 − 50
2号リング形及び37号ナット付リング形並びにリング形に組み立て 30 27 35
て用いる31号セグメント
6号ストレートカップ形及び11号テーパカップ形 30 27 40
35号ディスク形及び36号ナット付ディスク形並びにディスク形に 33 33 45
組み立てて用いる31号セグメント
27号及び28号オフセット形(外径が230 mm 補強しないもの − − 57
以下で,厚さが10 mm以下) 補強したもの − − 72
41号平形切断及び42号オフセット形切断 補強しないもの − − 63
補強したもの − − 80
オフセット形弾性といしa)(外径が230 mm以下で,厚さが10 mm − − 72
以下)
1号平形湿式研削用マグネシア研削といし(外径455 mm以上) − 20 −
注記1 普通速度における研削といしの最高使用周速度の表示例を,附属書Aに示す。
注記2 高速度における研削といしの最高使用周速度及び最高使用周速度区分色帯の表示例を,附属書Aに示す。
注a) 研削といし自体に弾性又は可とう(撓)性をもち,主として仕上面の平滑を目的とするオフセット形研削と
いしをいう。
b) 結合剤は,結合剤記号B,BF,E,PL,R及びRFとする。記号は,JIS R 6242の表8(結合剤の種類)によ
る。

5 最高使用周速度の決め方

5.1 研削といし(セグメント研削といしを除く。)

5.1.1  モデルといしによる場合
研削といしのうち,平形といし,オフセット形といし(弾性といしを含む。)及び切断といしの最高使用
周速度は,その求めようとするといしの作成に必要な結合剤によって作成したモデルといしについて破壊

――――― [JIS R 6241 pdf 4] ―――――

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R 6241 : 2018
回転試験を行うことによって定める。モデルといしの研削材(と粒)はアルミナ質系とし,その寸法は表
2による。
表2−モデルといしの寸法
単位 mm
形状記号及び研削といしの種類 モデルといしの寸法
外径 厚さ 孔径
D T又はU H
1号平形 205305 1925 D/2
27号及び28号オフセット形 180 6 22
41号平形切断及び42号オフセッ 製造業者において,最も生産数の多い寸法
ト形切断
寸法記号は,JIS R 6242の表1(寸法記号及びその意味)による。
破壊回転試験は,3個以上のモデルといしについて行い,それぞれの破壊回転周速度の値のうち最小の
値を当該モデルといしの破壊回転周速度の値とする。
この値は,JIS R 6240の4.5(安全度試験)によって,次の式に適合しなければならない。
なお,安全係数は,表3による。
VB
Vmax≦
N
ここに, Vmax : 最高使用周速度(m/s)
VB : 破壊回転周速度(m/s)
N : 安全係数
表3−安全係数
研削といし及び切断といしの種類 安全係数
普通速度で機械研削(粗研削a)を除く。)に使用する研削といし及び切断といし。 1.8
普通速度で自由研削及び粗研削に使用する研削といし及び切断といし。 2.0
高速度で使用する研削といし及び切断といし。
注a) 粗研削とは,スラブ,ビレットなどのきず取りを行う超重研削をいう。
5.1.2 補正係数による場合
5.1.1に規定する研削といし以外の場合は,5.1.1に規定するVmaxに表4に示す補正係数を乗じた値を,
その形状記号及びその呼び方の最高使用周速度とする。
V'max ≦ kVmax
ここに, V'max : 1号平形研削といし,27号及び28号オフセット形研削とい
し並びに41号平形切断及び42号オフセット形切断といし以
外の研削といしの最高使用周速度(m/s)
k : 補正係数

――――― [JIS R 6241 pdf 5] ―――――

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