JIS S 6037:2006 マーキングペン

JIS S 6037:2006 規格概要

この規格 S6037は、プラスチック製,ガラス製又は金属製容器の中にインキを含ませた吸収体を入れ,これらに繊維製又はプラスチック製ペン先を取り付けたマーキングペンについて規定。

JISS6037 規格全文情報

規格番号
JIS S6037 
規格名称
マーキングペン
規格名称英語訳
Marking pens
制定年月日
1964年7月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

97.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
色彩 2019
改訂:履歴
1964-07-01 制定日, 1967-11-01 確認日, 1971-01-01 確認日, 1974-02-01 確認日, 1977-06-01 改正日, 1981-06-01 改正日, 1986-11-01 改正日, 1992-07-01 改正日, 1998-10-20 確認日, 2000-10-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS S 6037:2006 PDF [9]
                                                                                   S 6037 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本筆記具工業会
(JWIMA)/財団法人日本規格協会 (JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS S 6037:2000は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS S 6037 pdf 1] ―――――

S 6037 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  4. 品質・・・・[2]
  •  5. 材料及び構造・・・・[2]
  •  6. 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 試験条件・・・・[3]
  •  6.2 数値の丸め方・・・・[3]
  •  6.3 筆記性能・・・・[3]
  •  6.4 保持力・・・・[4]
  •  6.5 耐光性・・・・[4]
  •  6.6 乾燥性・・・・[4]
  •  6.7 耐水性・・・・[4]
  •  6.8 耐洗濯性・・・・[4]
  •  6.9 耐衝撃性・・・・[4]
  •  6.10 復元性・・・・[5]
  •  6.11 遊離ホルムアルデヒド・・・・[5]
  •  6.12 有害物質・・・・[5]
  •  6.13 キャップの安全要件・・・・[5]
  •  7. 検査方法・・・・[5]
  •  7.1 インキの形式検査・・・・[6]
  •  7.2 製品検査・・・・[6]
  •  8. 表示・・・・[6]
  •  9. 取扱い上の注意事項・・・・[6]
  •  10. 試験報告・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS S 6037 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
S 6037 : 2006

マーキングペン

Marking pens

1. 適用範囲

 この規格は,プラスチック製,ガラス製又は金属製容器の中にインキを含ませた吸収体を
入れ,これらに繊維製又はプラスチック製ペン先を取り付けたマーキングペン(以下,マーキングペンと
いう。)について規定する。ただし,水性マーキングペンのうち,筆ペンについては除く。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0843 キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 1041 樹脂加工織物及び編物の試験方法
JIS S 6060 14歳までの子供用の筆記・マーキング用具のキャップ−安全要件
JIS Z 8102 物体色の色名
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3. 種類

 マーキングペンの種類は,使用対象者及びインキの区分によって次のとおりとする。
a) 使用対象者による種類
1) 一般用
2) 子供用(14歳までの子供の使用のために設計された,又は明らかに意図されたマーキングペン。)
ただし,水性に限る。
b) インキの区分による種類
1) 油性[吸収体に油性インキを含ませたもので,はん(汎)用筆記に使用するもの。]

――――― [JIS S 6037 pdf 3] ―――――

2
S 6037 : 2006
2) 水性(吸収体に水性インキを含ませたもので,主に筆記用紙に使用するもの。)

4. 品質

 マーキングペンの品質は,6.によって試験し,表1の規定に適合しなければならない。
表 1 品質
品質項目 規定 適用箇
油性 水性 条
筆記性能 筆記距離が300m以上あり,著しいかすれ,筆記距離が300 m以上あり,著しいかすれ, 6.3
にじみがあってはならない。 にじみがあってはならない。
ただし,6.3に規定する方法によって,図1
の幅広面で筆記するものについては,筆記距
離は50 m以上あり,著しいかすれ,にじみ
があってはならない。
保持力 ペン先の保持力は,先端が軸内などに引っ込んではならない。 6.4
耐光性 露光面の筆記線が視認できなければならない。 6.5
乾燥性 ガラス板上に筆記した線が用紙に転写しては
用紙に筆記した線が別の用紙に転写してはな 6.6
ならない。 らない。
耐水性 筆記線に著しい変化があってはならない。筆記線に著しい変化があってはならない(1) 。
6.7
耐洗濯性 変退色が,2−3号以上とする(2)。 6.8
耐衝撃性 外観及び機能に異常があってはならない。ただし,キャップのずれ,外れは除く。 6.9
復元性 筆記線に著しいかすれがあってはならない。 6.10
遊離ホルム吸光度 (A1−A0) が0.05以下とする。 吸光度 (A1−A0) が0.05以下とする(1) 。 6.11
アルデヒド
有害物質 インキは, 6.12
アンチモンが60 mg/kg以下,ひ素が25 mg/kg以下,
バリウムが1 000 mg/kg以下,カドミウムが75 mg/kg以下,
クロムが60 mg/kg以下,鉛が90 mg/kg以下,
水銀が60 mg/kg以下,及びセレンが500 mg/kg以下とする。
キャップの − 6.13
キャップは,JIS S 6060に適合しなければならな
安全要件 い。

(pdf 一覧ページ番号 )

 注(1) 耐水性と表示してあるものに限る。
(2) 耐洗濯性と表示してあるものに限る。
(3) 子供用に限る。

5. 材料及び構造

 マーキングペンの材料及び構造は,次の各項目を満足しなければならない。
a) 容器及びキャップは,インキによって化学変化を起こすおそれがなく,使用上支障があってはならな
い。また,キャップは,容器とのはめあいがよく,使用時に着脱容易な構造とする。
b) インキの吸収体は,インキに対して安定した材料を用い,保存時においてインキの漏出を防ぎ,使用
時に適度にインキが流出できるようなものとする。
c) ペン先は,インキの吸い上げ及び硬さが使用目的に合致しているものとする。
d) インキには,次のものを使用してはならない。
有機溶剤中毒予防規則(昭和47年労働省令第36号)に規定する第1種有機溶剤等及びその他の有
機溶剤(4)。
注(4) その他の有機溶剤とは,クロロベンゼン,ニトロベンゼン,ホルムアミド,N,N-ジメチルホ
ルムアミド,トルエン,メタノール及び酢酸エチルをいう。
e) マーキングペンは,インキのぼた落ち,容器外へのインキの漏れがない構造とする。

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S 6037 : 2006
f) インキの補充及びペン先の交換が可能な製品については,容易に補充,交換ができ,再使用が可能で
あるように配慮する。
g) 使用する材料は,環境側面及び安全性について配慮する。

6. 試験方法

6.1 試験条件

 試験条件は,特に規定がない限り,JIS Z 8703に規定する常温20 ℃±15 ℃,常湿 (65
±20) %とする。また,化学分析に共通する一般的事項は,JIS K 0050による。

6.2 数値の丸め方

 試験結果は,規定の数値より1けた下の位まで求めてJIS Z 8401によって丸める。

6.3 筆記性能

 筆記性能の試験は,次のとおり行う。
a) 油性 表2の筆記条件1から4に基づき,筆記試験機を用い,筆記用紙(5)に連続筆記し,筆記線の状
態を調べる。ただし,300 mまでの筆記線の状態の一部に,かすれ及びにじみが認められた場合は,
その試料(マーキングペン)を用いて運筆(6)を行い,筆記線の状態を調べる。
b) 水性 表2の筆記条件5又は6に基づき,筆記試験機を用い,筆記用紙(5)に連続筆記し,筆記線の状
態を調べる。
注(5) 筆記用紙は,坪量50100 g/m2,白色度75 %以上のものを使用する。
(6) 運筆とは,筆記用紙(5)に連続手書きでら旋状に筆記することをいう。
表 2 筆記条件
項目 インキの種類
油性 水性
ペン先の太さmm 2.5を超えるもの 2.5以下のもの すべての丸しん 1.5以下の
(図1参照) 及び 角しん
1.5を超える角しん
筆記条件 1 2 3 4 5 6
筆記速度cm/s 20.0 15.0 15.0 7.0 7.0
±0.5 ±0.5 ±0.5 ±0.5 ±0.5
筆記力N 1 0.5 0.5 1
ペン先の 65±5 65±5 幅広面が紙面に密
保持角度° 着する角度
備考 1の条件で連続筆記 3の条件で連続筆記 幅広面で筆記す
できない場合は,2 できない場合は,4の る。
の条件で筆記する。条件で筆記する。

――――― [JIS S 6037 pdf 5] ―――――

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JIS S 6037:2006の関連規格と引用規格一覧