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JIS T 6526:2018 規格概要
この規格 T6526は、修復物及び補てつ(綴)物に用いる歯科用セラミック材料について規定。JIS T 6516に規定する歯科メタルセラミック修復用陶材は除く。
JIST6526 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T6526
- 規格名称
- 歯科用セラミック材料
- 規格名称英語訳
- Dental ceramic materials
- 制定年月日
- 2012年3月1日
- 最新改正日
- 2018年10月1日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6872:2015(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 11.060.10
- 主務大臣
- 厚生労働
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2012-03-01 制定日, 2016-10-25 確認日, 2018-10-01 改正
- ページ
- JIS T 6526:2018 PDF [28]
T 6526 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類・・・・[3]
- 4.1 タイプ・・・・[3]
- 4.2 クラス・・・・[3]
- 5 要求事項・・・・[4]
- 5.1 生体適合性・・・・[4]
- 5.2 均一性・・・・[4]
- 5.3 異物の混入・・・・[4]
- 5.4 放射能量・・・・[4]
- 5.5 有機染料・・・・[4]
- 5.6 曲げ強さ・・・・[4]
- 5.7 溶解量・・・・[4]
- 5.8 ガラス転移温度・・・・[4]
- 5.9 熱膨張係数・・・・[4]
- 5.10 加工係数,拡大係数又は拡大率・・・・[5]
- 6 サンプリング・・・・[5]
- 7 試験方法・・・・[5]
- 7.1 試料の作製・・・・[5]
- 7.2 放射能量・・・・[5]
- 7.3 曲げ強さ・・・・[6]
- 7.4 ガラス転移温度・・・・[10]
- 7.5 熱膨張係数・・・・[11]
- 7.6 溶解量・・・・[11]
- 8 包装・・・・[12]
- 9 表示及び添付文書・・・・[12]
- 9.1 表示・・・・[12]
- 9.2 添付文書・・・・[13]
- 附属書A(参考)破壊じん(靱)性・・・・[14]
- 附属書B(参考)ワイブル統計・・・・[21]
- 参考文献・・・・[23]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[24]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 6526 pdf 1] ―――――
T 6526 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業
協同組合(JDMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS T 6526:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 6526 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 6526 : 2018
歯科用セラミック材料
Dental ceramic materials
序文
この規格は,2015年に第4版として発行されたISO 6872を基とし,国内の実情を反映するため,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,修復物及び補てつ(綴)物に用いる歯科用セラミック材料(以下,セラミックスという。)
について規定する。ただし,JIS T 6516に規定する歯科メタルセラミック修復用陶材は除く。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6872:2015,Dentistry−Ceramic materials(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 1351 酢酸
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS T 0993-1 医療機器の生物学的評価−第1部 : リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験
JIS T 6001 歯科用医療機器の生体適合性の評価
JIS T 6120:2001 歯科メタルセラミック修復物の試験方法
JIS T 6516 歯科メタルセラミック修復用陶材
ISO 1942,Dentistry−Vocabulary
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 1942によるほか,次による。
3.1
蛍光セラミックス(fluorescent ceramic)
放射エネルギーを吸収し,異なる波長束の放射エネルギーとして発光する歯科用セラミックスで,発光
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T 6526 : 2018
する全て又は大半の波長は吸収したエネルギーの波長よりも長いもの(例 紫外光を吸収し,青色光を発
色するもの)。
3.2
モデリング液(modelling fluid)
焼成前にセラミックス粉末に賦形性をもたせるために用いる練和液。
3.3
モディファイドエナメルセラミックス(modifying enamel ceramic)
例えば,隣接面接触点の追加など,修復物の表面形態修整のために,エナメルセラミックス又はデンテ
ィンセラミックスより低温で焼成して用いることが一般的なエナメルセラミックス。
3.4
モノリシックセラミックス(monolithic ceramic)
実質的な単一材料からなる歯科用セラミックス。
注記 デンティン,エナメルなどの色調の異なる層をもつもの,及びグレーズ(ステイン法)などの
薄層を適用するものを含む。
3.5
オペークデンティンセラミックス(opaceous dentine ceramic)
天然歯の象牙質を表現するために,歯科修復物又は補てつ(綴)物の全体形状及びベース色を与えるた
めに用いるデンティンセラミックスより不透明度が高いセラミックス。
3.6
オパールエナメルセラミックス(opalescent enamel ceramic)
短波長の光(青色)を散乱させ,長波長の光(赤色)を透過するエナメルセラミックス。
3.7
歯科用CAD/CAM(dental CAD/CAM)
歯科用修復物又は補てつ(綴)物を作製するためのコンピュータ支援設計(CAD)及びコンピュータ支
援製造(CAM)の手順。通常,次の操作を含んでいる。
a) 3次元データセットを生成するための石こう模型,ワックスアップ又は口くう(腔)内で実施したデ
ジタルスキャンの操作。
b) 補てつ(綴)物を設計するためのソフトウェアを用いた3次元データセットの操作。
c) 製造工程を実行するコンピュータ制御加工ツールの操作。
3.8
セラミックスのコンデンス(condensation of dental ceramic)
セラミックスの粉のスラリ又はペーストを成形するに当たって,バイブレータなどで振動させ,表面に
にじみ出た水分を取り去り,セラミックスの粉を緊密化する処理。
3.9
加圧成形用セラミックス(injectable, castable, or pressable dental ceramic)
通常,ロストワックス法でインゴットを鋳型内に注入・鋳込み・圧入するための特殊な焼成炉内で使用
する目的で設計されたインゴット状の歯科用セラミックス。
3.10
破壊じん(靭)性(fracture toughness)
従来から用いられている亀裂伸展[伝ぱ(播)]に対する抵抗を示す破壊力学パラメータ(附属書A参
――――― [JIS T 6526 pdf 4] ―――――
3
T 6526 : 2018
照)。
3.11
ガラス転移温度(glass transition temperature)
ガラスが熱膨張係数の急激な変化の開始によって特徴付けられる弾性と粘弾性挙動との間で転移する温
度範囲のおおよその中間点。
4 種類
4.1 タイプ
セラミックスは,形態によって次のタイプに分類する。
a) タイプI 粉,ペースト又はエアロゾルで供給されるセラミックス
b) タイプII タイプI以外の形態のセラミックス
4.2 クラス
セラミックスは,用途によって表1のクラスに分類する。
表1−セラミックスの用途によるクラス分類及び特性
クラス 用途例 曲げ強さ 溶解量
MPa μg・cm−2
1 a) 接着用セメントで装着される前歯用ク50以上 100未満
ラウン,ベニア,インレー又はアンレ
ー用のモノリシックセラミックス
b) 下部構造セラミックスの被覆用セラミ
ックス
2 a) 接着用セメントで装着されるクラウン100以上 100未満
用のモノリシックセラミックス
b) 接着用セメントで装着されるクラウン100以上 2 000未満
用の下部構造セラミックス
3 a) 接着用又は合着用セメントで装着され300以上 100未満
るクラウン用及び大臼歯を含まない3
歯連結補てつ(綴)物用のモノリシッ
クセラミックス
b) 接着用又は合着用セメントで装着され300以上 2 000未満
るクラウン用及び大臼歯を含まない3
歯連結補てつ(綴)物用の下部構造セ
ラミックス
4 a) 大臼歯を含む3歯連結補てつ(綴)物 500以上 100未満
用のモノリシックセラミックス
b) 大臼歯を含む3歯連結補てつ(綴)物 500以上 2 000未満
用の下部構造セラミックス
5 4歯以上連結補てつ(綴)物用のモノリシ800以上 100未満
ックセラミックス又は下部構造セラミッ
クス
識別のためにセラミックスの粉を着色する場合は,表2に規定するカラーコーディングによることが望
ましい。
――――― [JIS T 6526 pdf 5] ―――――
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JIS T 6526:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6872:2015(MOD)
JIS T 6526:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 6526:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK1351:1993
- 酢酸
- JISK1351:2007
- 酢酸
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JIST0993-1:2020
- 医療機器の生物学的評価―第1部:リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験
- JIST6001:2012
- 歯科用医療機器の生体適合性の評価
- JIST6001:2021
- 歯科用医療機器の生体適合性の評価
- JIST6516:2005
- 歯科メタルセラミック修復用陶材