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JIS X 7155:2011 規格概要
この規格 X7155は、場所の識別子を作成,登録,管理,検索・取得(変換)及び利用するための概念的な構造を規定するとともに,この構造を具現化する要素技術の位置付けを規定。
JISX7155 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X7155
- 規格名称
- 地理情報―場所識別子(PI)アーキテクチャ
- 規格名称英語訳
- Geographic information -- Place Identifier (PI) Architecture
- 制定年月日
- 2011年2月25日
- 最新改正日
- 2015年10月26日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.70
- 主務大臣
- 経済産業,国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2011-02-25 制定日, 2015-10-26 確認
- ページ
- JIS X 7155:2011 PDF [102]
X 7155 : 2011
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 適合性・・・・[1]
- 3 引用規格・・・・[1]
- 4 用語,定義及び略語・・・・[1]
- 4.1 用語及び定義・・・・[1]
- 4.2 略語・・・・[3]
- 5 構成・・・・[3]
- 6 表記法・・・・[4]
- 7 PI参照モデル・・・・[6]
- 7.1 PI参照モデルの概要及び構成・・・・[6]
- 7.2 PIプラットフォーム・・・・[8]
- 7.3 PIインタフェース・・・・[11]
- 7.4 PI符号化・・・・[14]
- 附属書A(規定)適合性・・・・[16]
- 附属書B(参考)PI設計書・・・・[19]
- 附属書C(参考)PIの符号化・・・・[73]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 7155 pdf 1] ―――――
X 7155 : 2011
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣及び国土交通大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 7155 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 7155 : 2011
地理情報−場所識別子(PI)アーキテクチャ
Geographic information-Place Identifier (PI) rchitecture
序文
場所は,主体及び目的によって様々な名前を用いて識別される。結果として,同じ場所を示す異なる識
別子が存在する。この規格は,同じ場所を示す異なる場所の識別子を相互に変換する仕組を規定する。こ
の規格は,WWW(World Wide Web)空間上の複数の名前空間において,場所の識別子を介して様々な場
所情報を結び付けることができ,情報の流通性を向上させることができる。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,場所識別子の概念,及び構造を規定するアーキテクチャを定義する。この規格は,場所の
識別子を作成,登録,管理,検索・取得(変換)及び利用するための概念的な構造を規定するとともに,
この構造を具現化する要素技術の位置付けを規定する。この規格は,同じ場所を示す異なる識別子を相互
変換するための仕組を実現するのに必要となる参照モデルを規定する。この規格は,どのような特定の場
所の表現を作り出すものでもなく,ある一つの住所表記方式のような場所を表現する単一で標準的な記述
方式を定義するものでもない。
2 適合性
この規格に適合するためには,この規格に基づく実装は,附属書Aの要件を満たさなければならない。
3 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 4170:2009 オープン分散処理−統一モデル化言語(UML)1.4.2版
JIS X 7111 地理情報−座標による空間参照
JIS X 7112 地理情報−地理識別子による空間参照
JIS X 7115 地理情報−メタデータ
4 用語,定義及び略語
4.1 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
――――― [JIS X 7155 pdf 3] ―――――
2
X 7155 : 2011
4.1.1
PI(place identifier),場所識別子
場所を表現している広義の識別子。地理識別子,座標などがある。
4.1.2
PIプラットフォーム(PI platform)
PI変換に必要となるデータを登録及び管理するとともに,変換の操作を実行する情報システム(レジス
トリ)の群。各情報システムでは,目録(アイテムに割り当てられた識別子及び関連するアイテムについ
ての記述を含むファイルの集合)が維持される。
4.1.3
PIアプリケーション(PI application)
PIを使ってエンドユーザ又は他のアプリケーションに対してサービスを提供するアプリケーション。
注記 アプリケーションとは,利用者の要求を支援するデータ操作及びデータ処理をいう(ISO 19101
参照)。
4.1.4
PI変換(PI conversion)
ある場所識別方法に基づくPIを,同じ場所を示す,別の場所識別方法に基づくPIに変換すること。
例 数寄屋橋という地名を緯度経度座標に変換する。
戦前の淀橋区yy町という地名を,現在の地名(新宿区zzn丁目)に変換する。
東京タワーというランドマーク名を,住所に変換する。
4.1.5
座標(coordinate)
n次元空間内の点の位置を示すためのn個の数値の列(JIS X 7111参照)。
注記 座標演算は,元の系の座標に対して行い,目的とする系での座標値を得る。
4.1.6
座標参照系(coordinate reference system)
原子によって実世界に関連付けた座標系(JIS X 7111参照)。
注記 座標参照系は,数値に単位を付けなければならない。
4.1.7
座標演算(coordinate operation)
ある座標参照系から他の座標参照系への1対1の関係に基づく座標の変更(JIS X 7111参照)。
4.1.8
空間参照(spatial reference)
実世界における位置の記述(JIS X 7111参照)。
注記1 これは,ラベル,コード又は座標の形態をとってもよい。
注記2 位置の記述の形態は,PIの応用スキーマ及び符号化規則によって定義される。
4.1.9
空間参照系(spatial reference system)
実世界における位置を識別するための体系(JIS X 7112参照)。
4.1.10
地名辞典(gazetteer)
――――― [JIS X 7155 pdf 4] ―――――
3
X 7155 : 2011
位置に関する何らかの情報を含む地物のクラスのインスタンスの要覧(JIS X 7112参照)。
注記 位置の情報は,必ずしも座標である必要はなく,記述的なものでもよい。
4.1.11
地理識別子(geographic identifier)
場所の識別のための,ラベル又はコードの形式による空間参照(JIS X 7112参照)。
例 “日本”は,国名の例である。“102-0083”は,郵便番号の例である。
4.1.12
登録(registration)
ある項目に対して永続的で,固有かつ明白な識別子を割り当てること(ISO 19135参照)。
4.1.13
ユーザ(user)
システムに対し,サービスへの要求を起動する動作中のオブジェクト(ISO 19132参照)。
注記1 この規格におけるPIプラットフォームを利用するユーザ。PIのデータ作成者,空間参照系の
データ作成者,PIアプリケーションのことを指す。
注記2 動作中のオブジェクトとは,機械処理するときのプログラムなどのことをいう。
4.1.14
サービス(service)
インタフェース経由で実体によって提供される他と明確に区分される機能の一部(ISO 19119参照)。
注記 PIプラットフォームの外部のユーザに対して機能を提供するシステム。
4.1.15
サービスメタデータ(service metadata)
サーバで利用可能な操作及び地理情報を記述するメタデータ(ISO 19128参照)。
4.1.16
インタフェース(interface)
要素の振る舞いを特徴付ける,名付けられた操作の集合(ISO 19119参照)。
4.1.17
IRI(Internationalized Resource Identifiers)
国際化URI。IRIはURI全体の文字列の国際化方式を規定するもの(RFC 3987参照)。
4.2 略語
HTTP ハイパーテキスト転送プロトコル(Hyper Text Transfer Protocol)
PI 場所の識別子。地理識別子,座標,URI,ISBNなど,様々な識別子のうち,場所の識別に用
いることが可能な識別子。
UML 統一モデル化言語(Unified Modeling Language)
URI 統一資源識別子(Uniform Resource Identifier)
XML 拡張可能マークアップ言語(eXtensible Markup Language)
5 構成
この規格は,PIを相互変換するために必要となる仕組を次の細分箇条に規定する。
7.1 PI参照モデル
図1にPI参照モデルを示す。
――――― [JIS X 7155 pdf 5] ―――――
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JIS X 7155:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.70 : 自然科学へのITの応用
JIS X 7155:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX7111:2014
- 地理情報―座標による空間参照
- JISX7112:2006
- 地理情報―地理識別子による空間参照
- JISX7115:2005
- 地理情報-メタデータ