JIS A 1218:2020 土の透水試験方法

JIS A 1218:2020 規格概要

この規格 A1218は、飽和状態にある土の層流状態における透水係数を求める方法について規定。

JISA1218 規格全文情報

規格番号
JIS A1218 
規格名称
土の透水試験方法
規格名称英語訳
Test methods for permeability of saturated soils
制定年月日
1961年3月1日
最新改正日
2020年3月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.080.01, 93.010
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1961-03-01 制定日, 1964-04-03 確認日, 1968-10-07 確認日, 1973-03-01 確認日, 1977-07-15 改正日, 1983-03-05 確認日, 1989-04-01 確認日, 1990-06-12 改正日, 1993-03-01 改正日, 1998-07-21 改正日, 2009-09-03 改正日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認日, 2020-03-25 改正
ページ
JIS A 1218:2020 PDF [12]
                                                                                   A 1218 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験方法の種類及び選択・・・・[1]
  •  4.1 試験方法の種類・・・・[1]
  •  4.2 試験方法の選択・・・・[2]
  •  5 定水位透水試験・・・・[3]
  •  5.1 試験器具・・・・[3]
  •  5.2 試料及び供試体の作製・・・・[4]
  •  5.3 供試体の飽和度を高める方法・・・・[5]
  •  5.4 試験方法・・・・[5]
  •  5.5 計算・・・・[6]
  •  6 変水位透水試験・・・・[7]
  •  6.1 試験器具・・・・[7]
  •  6.2 試料及び供試体の作製・・・・[8]
  •  6.3 供試体の飽和度を高める方法・・・・[8]
  •  6.4 試験方法・・・・[8]
  •  6.5 計算・・・・[8]
  •  7 報告・・・・[9]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1218 pdf 1] ―――――

A 1218 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
地盤工学会(JGS)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標
準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A 1218:2009は
改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1218 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
A 1218 : 2020

土の透水試験方法

Test methods for permeability of saturated soils

序文

  この規格は,1961年に制定され,その後6回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2009年に
行われたが,その後のJIS A 0207に基づく表記,用語の変更などに対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を
附属書Aに記載する。

1 適用範囲

  この規格は,飽和状態にある土の層流状態における透水係数を求める方法について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0207 地盤工学用語
JIS A 1201 地盤材料試験のための乱した土の試料調製方法
JIS A 1202 土粒子の密度試験方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS A 1210 突固めによる土の締固め試験方法
JIS B 7507 ノギス

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0207による。

4 試験方法の種類及び選択

4.1 試験方法の種類

  試験方法は,次の2種類とする。
a) 定水位透水試験 定水位透水試験は,一定の断面及び長さをもつ供試体の中を,一定の水位差の下で
一定時間内に浸透する水量を測定する。定水位透水試験の例を,図1に示す。

――――― [JIS A 1218 pdf 3] ―――――

2
A 1218 : 2020
L : 供試体の長さ
h : 水位差
図1−定水位透水試験の例
b) 変水位透水試験 変水位透水試験は,一定の断面及び長さをもつ供試体の中を,ある水位差を初期状
態として浸透するときの水位の降下量,及びその経過時間を測定する。変水位透水試験の例を,図2
に示す。
バルブ
バルブ L : 供試体の長さ
h1 : 時刻t1における水位差
h2 : 時刻t2における水位差
t1 : 測定開始時刻
t2 : 測定終了時刻
図2−変水位透水試験の例

4.2 試験方法の選択

  一般に,定水位透水試験は透水係数の比較的大きい土に,変水位透水試験は透水係数の比較的小さい土
に適用する。両試験の選択の境界は,透水係数k=10−5 m/sを目安とし,供試体の透水係数の概略値は,
試料(土)の種類,粒度などから図3を基に推定する。

――――― [JIS A 1218 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 1218 : 2020
透水係数 k(m/s)
10−11 10−10 10−9 10−8 10−7 10−6 10−5 10−4 10−3 10−2 10−1 100
透水性 実質上不透水 非常に低い 低い 中位 高い
対応する土の種類 粘性土 細砂,シルト 砂及びれき(礫) 清浄なれき
(C) 砂−シルト−粘土混合土 (GW)(GP) (GW)(GP)
(SF)(S-P)(M) (SW)(SP)
(G-F)
透水係数を直接 特殊な変水位 変水位透水試験 定水位透水試験 特殊な変水位
測定する方法 透水試験 透水試験
透水係数を間接的 圧密試験結果から計算 なし 清浄な砂及びれきは,粒度と間隙比とか
に測定する方法 ら計算
図3−土の透水性と適用する試験方法との関係[1]

5 定水位透水試験

5.1 試験器具

5.1.1  透水試験器具
透水試験器具は,次による(図1参照)。
a) 透水円筒 透水円筒は,試料の最大粒径の10倍以上の内径と長さとをもつもの。ただし,粒径幅の広
い試料に対しては,試料の最大粒径の5倍以上であれば許容してもよい。透水円筒は,通常,内径(100
±0.3)mm,長さ(120±0.3)mmのものを用いる。
なお,粒径幅の広い試料とは,均等係数Ucが10以上のものをいう。
b) 給水側水槽 給水側水槽は,給水側の水位を一定に保持できる越流口をもつ円筒の形状とする。
c) 有孔板 有孔板は,透水円筒内の供試体及びフィルターを保持するための多数の小孔をもつ耐食性板
とする。
d) フィルター フィルターは,供試体の10倍以上の透水係数をもつ多孔板又は耐食性金網とする。土粒
子の流出を防ぐことができ,その厚さは,供試体長さの0.2倍以下とする。
e) 越流水槽 越流水槽は,排水側の水位を一定に保持できる越流口をもつ水槽とする。
f) 試験用水 試験用水は,試料の種類に応じて,水道水,蒸留水又は脱イオン水のいずれかを用いる。
なお,必要に応じて,脱気したものを用いる。
5.1.2 供試体作製器具
供試体作製器具は,次による。
a) ノギス ノギスは,JIS B 7507に規定するもので,最小読取値が0.05 mm以下とする。
b) はかり はかりは,測定質量に対して0.1 %の質量をはかることができるもの。
c) 締固め器具 締固め器具は,突固めによる締固めの場合には,JIS A 1210に規定するランマー,振動
締固めの場合には,タンパー及び直ナイフとする。
d) 含水比測定器具 含水比測定器具は,JIS A 1203に規定するもの。
5.1.3 供試体の飽和度を高める装置及び器具
供試体の飽和度を高める装置及び器具は,次による。
a) 真空ポンプ 真空ポンプは,真空度80 kPa以上を保持できるもの。
b) 水浸減圧容器 水浸減圧容器は,供試体を収めた透水円筒を水浸状態に保つ容器で,透明部のある気
密な蓋をもつ(図4参照)。

――――― [JIS A 1218 pdf 5] ―――――

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JIS A 1218:2020の関連規格と引用規格一覧