この規格ページの目次
JIS A 6918:2016 規格概要
この規格 A6918は、セメント,軽量骨材などを主原料とし,主として木造及び軽量鉄骨造建築物の外壁,柱,軒裏などのラス系下地に現場で水と混ぜてこてで塗り付けるラス系下地用既調合軽量セメントモルタルについて規定。
JISA6918 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A6918
- 規格名称
- ラス系下地用既調合軽量セメントモルタル
- 規格名称英語訳
- Premix lightweight cement mortar for metal laths substrate
- 制定年月日
- 2016年12月20日
- 最新改正日
- 2020年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 2016-12-20 制定日, 2020-02-20 改正
- ページ
- JIS A 6918:2016 PDF [10]
A 6918 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 品質・・・・[2]
- 5 原料及び製造・・・・[2]
- 5.1 原料・・・・[2]
- 5.2 製造・・・・[2]
- 6 試験・・・・[3]
- 6.1 試験の種類・・・・[3]
- 6.2 試験室及び養生室の状態・・・・[3]
- 6.3 試料の調製・・・・[3]
- 6.4 単位容積質量試験・・・・[3]
- 6.5 軟度変化試験・・・・[4]
- 6.6 凝結時間試験・・・・[4]
- 6.7 曲げ強さ試験・・・・[5]
- 6.8 吸水量試験・・・・[5]
- 6.9 透水量試験・・・・[6]
- 6.10 長さ変化試験・・・・[7]
- 7 検査・・・・[7]
- 8 表示・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 6918 pdf 1] ―――――
A 6918 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本建築仕上材工業会(NSK)及び一般財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 6918 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 6918 : 2016
ラス系下地用既調合軽量セメントモルタル
Premix lightweight cement mortar for metal laths substrate
1 適用範囲
この規格は,セメント,軽量骨材などを主原料とし,主として木造及び軽量鉄骨造建築物の外壁,柱,
軒裏などのラス系下地に現場で水と混ぜてこてで塗り付けるラス系下地用既調合軽量セメントモルタル
(以下,既調合軽量モルタルという。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 1129-1 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法−第1部 : コンパレータ方法
JIS A 1129-2 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法−第2部 : コンタクトゲージ方法
JIS A 1129-3 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法−第3部 : ダイヤルゲージ方法
JIS A 1171 ポリマーセメントモルタルの試験方法
JIS A 1404 建築用セメント防水剤の試験方法
JIS A 5504 ワイヤラス
JIS A 5505 メタルラス
JIS A 5524 ラスシート(角波亜鉛鉄板ラス)
JIS A 6904 せっこうプラスター
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 6252 研磨紙
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。
3.1
既調合軽量セメントモルタル
セメント,軽量骨材,無機質粉体,混和剤などを原料として,工場などであらかじめ調製・調合した粉
状のもの。
3.2
ラス系下地
JIS A 5504に規定するワイヤラス,JIS A 5505に規定するメタルラス,JIS A 5524に規定するラスシート
(角波亜鉛鉄板ラス)などを用いた下地の総称。
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A 6918 : 2016
4 品質
既調合軽量モルタルの品質は,箇条6によって試験したとき,表1の規定に適合しなければならない。
表1−品質
項目 品質
単位容積質量 kg/L 1.80以下
練り上がり率 % ±5以下
軟度変化 % 20以下
凝結時間 始発 分 120以上
終結 分 720以内
曲げ強さ N/mm2 2.0以上
吸水量 g 40以下
透水量 mL/h 1.0以下
長さ変化 % 0.15以下
5 原料及び製造
5.1 原料
5.1.1 セメント
セメントは,ポルトランドセメント,高炉セメント,フライアッシュセメント,超速硬セメント,アル
ミナセメント,エコセメント若しくは白色セメントのいずれか,又はこれらを混合したものとする。
5.1.2 軽量骨材及び骨材
軽量骨材及び骨材は,耐久性をもつものとする。また,セメントと混合して使用した場合,硬化不良な
どの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。
注記1 軽量骨材には,パーライト,シラス発泡粒などの無機質骨材,及びスチレン,エチレン酢酸
ビニル,塩化ビニルなどの樹脂発泡体を粒状にした有機質骨材がある。
注記2 骨材には,けい砂,石灰砂,ガラス粒,ガラス発泡粒などの無機質骨材がある。
5.1.3 無機質粉体
無機質粉体は,水溶物及びきょう雑物が少ないものとする。また,結合材と混合して使用した場合,硬
化不良などの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。
注記 無機質粉体には,炭酸カルシウム,フライアッシュなどがある。
5.1.4 混和剤
混和剤を用いる場合は,既調合軽量モルタルの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。
注記 混和剤には,膨張材などの無機質混和剤,及び増粘剤などの有機系混和剤がある。
5.1.5 繊維材料
繊維材料は,無機質又は有機質の材料とし,セメント,骨材などと混合して使用した場合,硬化不良な
どの品質に有害な影響を及ぼすものであってはならない。
5.2 製造
既調合軽量モルタルは,製造工場において原料の調製及び調合を行い,紙製などの容器に入れ,封かん
して出荷する。
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A 6918 : 2016
6 試験
6.1 試験の種類
試験の種類は,表2による。
表2−試験の種類
試験の種類 適用試験箇条
単位容積質量試験 6.4
軟度変化試験 6.5
凝結時間試験 6.6
曲げ強さ試験 6.7
吸水量試験 6.8
透水量試験 6.9
長さ変化試験 6.10
注記 練り上がり率は,単位容積質量試験によって算出する。
6.2 試験室及び養生室の状態
試験室の状態は,温度20±5 ℃,相対湿度(65±20)%とする。養生室は,一般養生室及び湿空養生室
とし,一般養生室の状態は,温度20±2 ℃,相対湿度(65±10)%とし,湿空養生室の状態は,温度20±
2 ℃,相対湿度80 %以上とする。
6.3 試料の調製
既調合軽量モルタルの試験に用いる試験体作製用の試料の調製は,次による。
a) 箇条8 f) の正味質量,箇条8 h) 3) の標準練り上がり量,及び箇条8 h) 2) の標準加水量から,1.01.2
Lの試料を練り上げるのに必要な既調合軽量モルタル及び加水する上水道水の質量を算出し,それぞ
れ別の容器に入れて,一般養生室に24時間静置する。また,練混ぜに用いる機械器具は,あらかじめ
試験室に準備しておく。
なお,標準加水量が範囲で示されている場合は,中央値を用いる。標準加水量が容積(L)で示さ
れている場合は,1 Lを1 kgとして質量(kg)に換算し,上水道水の質量を算出する。
b) 試料は,a) の処置を行った後,JIS R 5201の9.2.3(機械練り用練混ぜ機)に規定する練混ぜ機を使用
し,練り鉢に上水道水を入れ,低速(自転速度 : 毎分140±5回転,公転速度 : 毎分62±5回転)で
30秒間に既調合軽量モルタルを投入し,更に60秒間練り混ぜる。次に,30秒間休止し,この間に適
切なさじ又はへらで練り鉢及びパドルに付着した試料を練り鉢の中心部に集めるようにしてかき落と
す。休止が終わったら,低速で更に120秒間練り混ぜる。
6.4 単位容積質量試験
6.4.1 試験体
試験体は,6.3によって調製した試料とする。
6.4.2 試験の手順
試験の手順は,JIS A 1171の6.4(単位容積質量試験)による。
6.4.3 練り上がり率の算出
練り上がり率R(%)は,式(1)によって算出し,四捨五入によって整数に丸めて示す。
V Vs
R 100 (1)
Vs
――――― [JIS A 6918 pdf 5] ―――――
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JIS A 6918:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.10 : セメント.せっこう.石灰.モルタル
JIS A 6918:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1129-1:2010
- モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第1部:コンパレータ方法
- JISA1129-2:2010
- モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第2部:コンタクトゲージ方法
- JISA1129-3:2010
- モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第3部:ダイヤルゲージ方法
- JISA1171:2016
- ポリマーセメントモルタルの試験方法
- JISA1404:2015
- 建築用セメント防水剤の試験方法
- JISA5504:1994
- ワイヤラス
- JISA5505:2020
- メタルラス
- JISA5524:1994
- ラスシート(角波亜鉛鉄板ラス)
- JISA6904:1997
- せっこうプラスター
- JISR5201:2015
- セメントの物理試験方法
- JISR6252:2006
- 研磨紙