JIS K 1501:2005 メタノール

JIS K 1501:2005 規格概要

この規格 K1501は、工業用のメタノールについて規定。

JISK1501 規格全文情報

規格番号
JIS K1501 
規格名称
メタノール
規格名称英語訳
Methanol
制定年月日
1950年6月13日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.080.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1950-06-13 制定日, 1953-06-13 確認日, 1956-04-18 確認日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-03 確認日, 1963-03-01 改正日, 1967-03-01 確認日, 1969-07-01 改正日, 1974-11-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1983-03-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1993-07-01 改正日, 2002-06-20 確認日, 2005-04-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS K 1501:2005 PDF [14]
                                                                                   K 1501 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,メタノール・ホル
マリン協会(MFA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 1501:1993 は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
今回の改正では,対応していた国際規格ISO 1387が廃止されたため,JIS Z 8203などの規定に従って,
品質についての比重の規定を主として密度へ変更するなどの改正を行った。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 1501 pdf 1] ―――――

K 1501 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 品質・・・・[1]
  •  4. 試験方法・・・・[2]
  •  4.1 一般事項・・・・[2]
  •  4.2 試料の採取方法・・・・[2]
  •  4.3 密度及び比重の試験方法・・・・[4]
  •  4.4 メタノール純度試験方法・・・・[5]
  •  4.5 遊離酸の試験方法・・・・[7]
  •  4.6 蒸発残分の試験方法・・・・[7]
  •  4.7 ヨードホルム生成物質の試験方法・・・・[8]
  •  4.8 水溶状の試験方法・・・・[9]
  •  4.9 硫酸着色物質の試験方法・・・・[10]
  •  4.10 過マンガン酸カリウム還元性物質の試験方法・・・・[10]
  •  4.11 水分の試験方法・・・・[10]
  •  5. 試験の結果・・・・[12]
  •  6. 検査・・・・[12]
  •  7. 試験結果の記録・・・・[12]
  •  8. 表示・・・・[12]
  •  9. 安全衛生上の注意事項・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 1501 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 1501 : 2005

メタノール

Methanol

序文

 この規格は,対応していた国際規格ISO 1387,Methanol for industrial use−Methods of testが2002年
に廃止されたため,従来のJIS K 1501をJIS Z 8203[国際単位系 (SI) 及びその使い方]などの規定に従って,
品質についての比重の規定を主として密度へ変更するなど,改正した日本工業規格(日本産業規格)である。

1. 適用範囲

 この規格は,工業用のメタノールについて規定する。
備考 現在,通常の国内外の取引では,主に比重が使用されている。また,JIS K 0061の7.1(浮ひょ
う法)において,比重浮ひょうによる比重測定が密度測定と同様に規定されている。このため,
JIS Z 8203においては,密度への統一を規定しているが,この規格では比重を( )付きで表
記し,密度と同様に比重を使用した。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8514 臭化ナトリウム(試薬)
JIS K 8540 (+)-酒石酸ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8876 マグネシウム粉末(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS Z 8203 国際単位系(SI)及びその使い方
JIS Z 8401 数値の丸め方

3. 品質

 メタノールは無色透明の液体で,異臭のないものであり,その品質は,4.によって試験したと
き,表1のとおりとする。

――――― [JIS K 1501 pdf 3] ―――――

2
K 1501 : 2005
表 1 品質
項目 性能
密度 密度(15 ℃) g/cm3 0.7965以下
(又は比重)(1) [比重(15/4 ℃)] 0.7965以下
メタノール純度 質量分率 % 99.8以上
遊離酸(ぎ酸として) 質量分率 % 0.002以下
蒸発残分 質量分率 % 0.002以下
質量分率 %
ヨードホルム生成物質(アセトンとして) 0.01以下
水溶状 澄明又はほとんど澄明
比色標準液Dより着色度合が薄くな
硫酸着色物質
ければならない
過マンガン酸カリウム還元性物質試験 分 40以上
水分 質量分率 % 0.1以下
注(1) 比重を用いてもよい。
参考1. 密度(15 ℃)と比重(15/4 ℃)は,次の式によって換算される。
G
d
.0999 97
ここに, G : 密度(15 ℃)
d : 比重(15/4 ℃)(g/cm3)
0.999 97 : 水の4 ℃における密度(g/cm3)
2. 密度(又は比重)に関する表1の数値は,次に相当する。
密度(20 ℃) : 0.791 9 g/cm3以下
比重(20/20 ℃) : 0.793 3以下

4. 試験方法

4.1 一般事項

 化学分析の一般事項はJIS K 0050,ガスクロマトグラフ分析の一般事項はJIS K 0114及
び数値の丸め方はJIS Z 8401によるほか,次による。
a) 単に溶液と記載している場合は,水溶液を示す。
b) 品質及び試薬において,溶液の濃度を%で示したものは,特に規定のない限り,質量分率を示す。
c) 液面で目盛を読むときは,次の区分による。
浮ひょうの場合 上縁
メスシリンダー及びその他の場合 下縁
d) 浮ひょう及び温度計は,あらかじめ振動式密度計又は標準比重瓶及び標準温度計によって校正する。

4.2 試料の採取方法

4.2.1  一般 品質が同一とみなすことができる1ロットの製品から試料を採取する方法は,製品の容器の
種類に応じて,次のいずれかによる。ただし,試料採取の方法,時期及び場所について,これに代わる方
法がある場合は,受渡当事者間の協定によって取り決めてもよい。
a) 大形容器(タンク,タンク車,タンクローリー,タンカーなど)の場合 大形液体試料採取器(2)を用
いて内容物をほぼ3等分した各層の中心部からそれぞれ等量の試料を採取し,適切な容器に移してよ
く混合し,このうち500 ml以上を試験に用いる。
注(2) 大形液体試料採取器は,図1に示すふた付きの耐食金属又はガラス製で,適切な深さのところ
まで入れてふたを開き,試料を満たしてそのまま取り出すことができる器具とする。

――――― [JIS K 1501 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 1501 : 2005
単位 mm
容量 約260ml
図 1 大形液体試料採取器の例
a) 小形容器(18 L缶,鋼製ドラムなど)の場合 小形液体試料採取器(3)を用いて,それぞれの容器(4)
からそれぞれ等量の試料を採取し,適切な容器に移してよく混合し,このうち500 ml以上を試験に用
いる。
注(3) 小形液体試料採取器は,図2に示す耐食金属又はガラス製で,口を開いたまま容器に入れ,試
料を満たした後,口を閉じて取り出すことができる器具とする。
(4) 2個以上の容器からなる1ロットから試料を採取する場合は,乱数サイ,乱数表など適切な方
法によってランダムに抜き取る。

――――― [JIS K 1501 pdf 5] ―――――

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JIS K 1501:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 1501:2005の関連規格と引用規格一覧