JIS K 8876:2018 マグネシウム粉末(試薬)

JIS K 8876:2018 規格概要

この規格 K8876は、試薬として用いるマグネシウム粉末について規定。

JISK8876 規格全文情報

規格番号
JIS K8876 
規格名称
マグネシウム粉末(試薬)
規格名称英語訳
Magnesium powder (Reagent)
制定年月日
1953年8月21日
最新改正日
2018年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-02-20 改正
ページ
JIS K 8876:2018 PDF [8]
                                                                                   K 8876 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[1]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 一般事項・・・・[2]
  •  6.2 純度(Mg)・・・・[2]
  •  6.3 銅(Cu)及び鉄(Fe)・・・・[3]
  •  6.4 アルミニウム(Al)・・・・[4]
  •  6.5 けい素(Si)・・・・[6]
  •  7 容器・・・・[6]
  •  8 表示・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8876 pdf 1] ―――――

K 8876 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8876:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8876:1994によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8876 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8876 : 2018

マグネシウム粉末(試薬)

Magnesium powder (Reagent)

                                    Mg    AW : 24.305

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるマグネシウム粉末について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8255 硫酸カリウムアルミニウム・12水(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8736 エリオクロムブラックT(試薬)
JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)
JIS K 8819 ふっ化水素酸(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)

3 種類

  種類は,特級とする。

――――― [JIS K 8876 pdf 3] ―――――

2
K 8876 : 2018

4 性質

4.1 性状

  マグネシウム粉末は,銀白色から灰色の粉末で,硝酸に溶ける。塩酸及び硫酸には水素ガスを発生して
溶ける。強熱すると強い光を放って燃焼する。

4.2 定性方法

  試料0.1 gを塩酸(1+3)10 mLに溶かし,塩化アンモニウム溶液(100 g/L)2 mL及びアンモニア水(2
+3)10 mLを加えた後,りん酸水素二ナトリウム溶液(50 g/L)1 mLを加えると白い沈殿が生じる。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(Mg) 質量分率 % 99.0以上 6.2
銅(Cu) 質量分率 % 0.01以下 6.3
アルミニウム(Al) 質量分率 % 0.02以下 6.4
けい素(Si) 質量分率 % 0.05以下 6.5
鉄(Fe) 質量分率 % 0.03以下 6.3

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(Mg)

  純度(Mg)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+1) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積1と
を混合したもの。
2) アンモニア性塩化アンモニウム溶液(pH 10) JIS K 8116に規定する塩化アンモニウム7 gをはか
りとり,JIS K 8085に規定するアンモニア水(質量分率28.0 %30.0 %)57 mL及び水を加えて溶
かし,水を加えて100 mLにしたもの。ポリエチレンなどの樹脂製瓶に密栓して保存する。
3) エリオクロムブラックT希釈粉末(必要な場合に用いる。) JIS K 8736に規定するエリオクロムブ
ラックT 0.10 gをはかりとり,JIS K 8150に規定する塩化ナトリウム10 gを加えて混合したもの。
褐色ガラス製瓶に保存する。
4) エリオクロムブラックT溶液(必要な場合に用いる。) JIS K 8736に規定するエリオクロムブラッ
クT 0.5 gをはかりとり,JIS K 8891に規定するメタノールを加えて溶かし,JIS K 8891に規定する
メタノールを加えて100 mLにしたもの。保存する場合,JIS K 8201に規定する塩化ヒドロキシル
アンモニウム0.5 gを加えて溶かし,JIS K 8891に規定するメタノールを加えて100 mLにする。褐
色ガラス製瓶に保存する。
5) 0.1 mol/Lエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.1 mol/L EDTA2Na溶液) JIS K 8107
に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物を用い,JIS K 8001のJA.6.4 c) 1)

――――― [JIS K 8876 pdf 4] ―――――

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(0.1 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算する。
b) 装置 主な装置は,次による。
− 自動滴定装置(必要な場合に用いる。) 光度滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.4 gをビーカー100 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,硝酸(1+1)10 mLを徐々に加え
て溶かす。冷却後,全量フラスコ200 mLに水で洗い入れ,水を標線まで加えて混合する。
2) 三角フラスコ200 mLなどに,この液25 mLを正確にとり,水50 mL,アンモニア性塩化アンモニ
ウム溶液(pH 10)10 mL及び指示薬としてエリオクロムブラックT希釈粉末0.03 g0.04 g又はエ
リオクロムブラックT溶液2,3滴を加え,0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。
3) 終点は,液の色が赤から赤紫を経て青に変わる点とする。
4) または,光度滴定によって,波長610 nm660 nmの適切な波長で0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定す
る。
5) 終点は,変曲点とする。
d) 計算 純度(Mg)は,次の式によって算出する。
.0002 430 5V f
A 100
25
m
200
ここに, A : 純度(Mg)(質量分率 %)
V : 滴定に要した0.1 mol/L EDTA2Na溶液の体積(mL)
f : 0.1 mol/L EDTA2Na溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.002 430 5 : 0.1 mol/L EDTA2Na溶液1 mLに相当するMgの質量を
示す換算係数(g/mL)

6.3 銅(Cu)及び鉄(Fe)

  銅(Cu)及び鉄(Fe)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+1) 6.2 a) 1)による。
2) 銅標準液(Cu : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
なお,銅標準液(Cu : 0.01 mg/mL)を調製する場合は,JIS K 8983に規定する硫酸銅(II)五水
和物3.93 gを全量フラスコ1 000 mLにはかりとり,硝酸(1+2)25 mL及び水を加えて溶かし,水
を標線まで加えて混合する。この液10 mLを全量フラスコ1 000 mLに正確にとり,硝酸(1+2)25
mLを加え,更に水を標線まで加えて混合する。
3) 鉄標準液(Fe : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
なお,鉄標準液(Fe : 0.01 mg/mL)を調製する場合は,JIS K 8982に規定する硫酸アンモニウム
鉄(III)・12水8.63 gを全量フラスコ1 000 mLにはかりとり,硝酸(1+2)25 mL及び水を加えて
溶かし,水を標線まで加えて混合する。この液10 mLを全量フラスコ1 000 mLに正確にとり,硝酸
(1+2)25 mLを加え,更に水を標線まで加えて混合する。褐色ガラス製瓶に保存する。
b) 装置 主な装置は,次による。
− フレーム原子吸光分析装置 装置の構成は,JIS K 0121に規定するもの。
c) 分析種の測定波長 分析種の測定波長の例を表2に示す。

――――― [JIS K 8876 pdf 5] ―――――

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JIS K 8876:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8876:2018の関連規格と引用規格一覧