この規格ページの目次
JIS K 2228:2017 規格概要
この規格 K2228は、自動車において鉱油系及びシリコーン系以外の非鉱油系ブレーキ液を作動圧伝達媒体とするブレーキ系の部品に塗布して用いる非鉱油系ラバー潤滑剤について規定。
JISK2228 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2228
- 規格名称
- 自動車ブレーキ用非鉱油系ラバー潤滑剤
- 規格名称英語訳
- Rubber lubricant of non-petroleum base for motor vehicle brake systems
- 制定年月日
- 1988年3月1日
- 最新改正日
- 2017年1月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 75.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020, 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 1988-03-01 制定日, 1996-12-20 改正日, 2002-02-20 確認日, 2007-05-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2017-01-20 改正
- ページ
- JIS K 2228:2017 PDF [15]
K 2228 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 一般事項・・・・[4]
- 7 試料採取方法・・・・[4]
- 8 試験場所の標準状態・・・・[4]
- 9 試験方法・・・・[4]
- 9.1 動粘度・・・・[4]
- 9.2 流動点・・・・[4]
- 9.3 pH値・・・・[4]
- 9.4 混和ちょう度・・・・[4]
- 9.5 滴点・・・・[4]
- 9.6 蒸発量・・・・[4]
- 9.7 酸化安定度・・・・[4]
- 9.8 きょう雑物・・・・[4]
- 9.9 湿潤・・・・[5]
- 9.10 ゴム膨潤性・・・・[5]
- 9.11 金属腐食性・・・・[7]
- 9.12 格納貯蔵・・・・[11]
- 9.13 ストローキング性能・・・・[12]
- 9.14 ブレーキ液混合性・・・・[12]
- 10 容器・・・・[12]
- 11 検査・・・・[13]
- 12 表示・・・・[13]
- 13 製品の呼び方・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 2228 pdf 1] ―――――
K 2228 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
オートケミカル工業会(JACA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS K 2228:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 2228 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2228 : 2017
自動車ブレーキ用非鉱油系ラバー潤滑剤
Rubber lubricant of non-petroleum base for motor vehicle brake systems
1 適用範囲
この規格は,自動車において鉱油系及びシリコーン系以外の非鉱油系ブレーキ液を作動圧伝達媒体とす
るブレーキ系の部品に塗布して用いる非鉱油系ラバー潤滑剤(以下,ラバー潤滑剤という。)について規定
する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3303 ぶりき及びぶりき原板
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 2220 グリース
JIS K 2233 自動車用非鉱油系ブレーキ液
JIS K 2246 さび止め油
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
JIS K 2269 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
JIS K 2283 原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
JIS K 2503 航空潤滑油試験方法
JIS K 6253-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第2部 : 国際ゴム硬さ(10 IRHD100
IRHD)
JIS K 6253-4 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第4部 : IRHDポケット硬さ
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8848 ヘキサン(試薬)
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS Z 8401 数値の丸め方
――――― [JIS K 2228 pdf 3] ―――――
2
K 2228 : 2017
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
非鉱油系ラバー潤滑剤
ブレーキシリンダ類の金属部品,ゴム部品などの保管及び組付けのとき,それらに塗布して,防せい(錆)
及び潤滑の用途に用いる非鉱油系の液体又はグリース。
3.2
グリース
原料基剤中に増ちょう剤を分散させて半固体又は固体状にしたもの。
4 種類
種類は,表1による。
表1−種類
種類 状態
1種 常温で液状
2種 常温でグリース状
5 品質
品質は,箇条9によって試験をしたとき,1種は表2,2種は表3に適合しなければならない。
表2−ラバー潤滑剤1種の品質
項目 品質 箇条番号
動粘度(50 ℃) mm2/s 500以下 9.1
流動点 ℃ −5以下 9.2
pH値 (23±5 ℃) 5.011.5 9.3
湿潤 (49±1 ℃,95 %RH以上,500±5 h) A級a) 9.9
ゴム膨潤性 標準SBRカップ ベース直径の増加量 mm 01.40 9.10
120±2 ℃ 硬さの変化量 IRHD −150
70±2 h 体積の増加率 % 016.0
外観 ねばつき,膨れ及び崩壊がない。
標準EPDM試験片 硬さの変化量 IRHD −150
120±2 ℃ 体積の増加率 % 016.0
70±2 h 外観 ねばつき,膨れ及び崩壊がない。
金属腐食性 金属試験片の状態 質量の ぶりき ±0.20 9.11
100±2 ℃ 変化量 鋼 ±0.20
120±2 h mg/cm2 アルミニウム ±0.10
鋳鉄 ±0.20
黄銅 ±0.40
銅 ±0.40
外観 試験片と試験片との接触部以外に,目視
によって認めることができる程度の表
面腐食がない。ただし,汚れ及び変色は
差し支えない。
――――― [JIS K 2228 pdf 4] ―――――
3
K 2228 : 2017
表2−ラバー潤滑剤1種の品質(続き)
項目 品質 箇条番号
試料の性状 外観 23±5 ℃でゼリー状にならない。
また,結晶性物質の生成がないb)。
沈殿量 体積分率 % 0.10以下
pH値 (23±5 ℃) 5.011.5
格納貯蔵 部品の状態 ホイールシリンダ ガム状及び結晶性の付着物を認めない。9.12
(60日間) ホイールシリンダピストまた,目視によって認めることができる
ン 程度の表面腐食がない。ただし,汚れ及
び変色は差し支えない。
標準SBRカップ 形状及び表面状態に著しい変化c)がな
い。
ストローキング性能 JIS K 2233の表JA.1又は表JA.3によ 9.13
る。
ブレーキ液 混合液の状態(−40±2 ℃,22±2 h) 透明かつ均一で,沈殿がない。d) 9.14
混合性 混合液の状態及び沈殿物 透明かつ均一で,沈殿物は遠心分離後
(60±2 ℃,22±2 h) 0.05 %以下。d)
注a) IS K 2246の表11(さび発生度の表示)による。
b) 結晶性物質が,ガラス瓶の壁又は金属試験片の表面に付着していないことを確認する。
c) 表面状態の著しい変化とは,ねばつき,膨れ及び崩壊をいう。
d) 例外として,ひまし油ベースのラバー潤滑剤は,混合液の状態を“分離を認めない”と規定する。
表3−ラバー潤滑剤2種の品質
項目 品質 箇条番号
混和ちょう度 265以上 9.4
滴点 ℃ 160以上 9.5
蒸発量 (99±0.5 ℃,22 h) 質量分率 % 1.0以下 9.6
酸化安定度 (99±0.5 ℃,100 h) MPa 0.098以下 9.7
きょう雑物 個/cm3 10 μm以上 5 000以下 9.8
25 μm以上 3 000以下
75 μm以上 500以下
125 μm以上 0
湿潤 (49±1 ℃,95 %RH以上,500±5 h) A級a) 9.9
ゴム膨潤性 標準SBRカップ ベース直径の増加量 mm 01.40 9.10
120±2 ℃ 硬さの変化量 IRHD −150
70±2 h 体積の増加率 % 016.0
外観 ねばつき,膨れ及び崩壊がない。
標準EPDM試験片 硬さの変化量 IRHD −150
120±2 ℃ 体積の増加率 % 016.0
70±2 h 外観 ねばつき,膨れ及び崩壊がない。
金属腐食性 金属試験片の状態 質量の ぶりき ±0.20 9.11
100±2 ℃ 変化量 鋼 ±0.20
120±2 h mg/cm2 アルミニウム ±0.10
鋳鉄 ±0.20
黄銅 ±0.40
銅 ±0.40
外観 試験片と試験片との接触部以外に,目視
によって認めることができる程度の表
面腐食がない。ただし,汚れ及び変色は
差し支えない。
ストローキング性能 JIS K 2233の表JA.1又は表JA.3によ 9.13
る。b)
――――― [JIS K 2228 pdf 5] ―――――
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JIS K 2228:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 75 : 石油及び関連技術 > 75.100 : 潤滑剤,工業用油及び関連製品
JIS K 2228:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3303:2017
- ぶりき及びぶりき原板
- JISG5501:1995
- ねずみ鋳鉄品
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK2220:2013
- グリース
- JISK2233:2017
- 自動車用非鉱油系ブレーキ液
- JISK2246:2018
- 防せい(錆)油
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK2269:1987
- 原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
- JISK2283:2000
- 原油及び石油製品―動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
- JISK2503:1996
- 航空潤滑油試験方法
- JISK6253-2:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第2部:国際ゴム硬さ(10 IRHD~100 IRHD)
- JISK6253-4:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第4部:IRHDポケット硬さ
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8848:2012
- ヘキサン(試薬)
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態